安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ミルト・ジャクソン JUST THE WAY IT HAD TO BE

2009-03-15 22:31:37 | ヴァイブ、オルガン他

最近コンサートに行ってないので、ローランド・バティック(ピアノ、F・グルダの弟子)の演奏会に行こうと、チラシの日付を見たら4月20日(月)開催で、転勤している可能性があるのでチケットを買うのを見合わせました。4月の転勤がなければ行けると思いつつ、東京にもなかなか出かけられないしと、ため息をついています。

MILT JACKSON (ミルト・ジャクソン)
JUST THE WAY IT HAD TO BE (Impulse 1969年録音)

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コンサートに出かけられないときはライブ盤をというわけで、取り出したのはミルト・ジャクソンとレイ・ブラウンのクインテットのシェリーズ・マンホールにおける録音の続編作品です。上記右側は、ジャケ裏記載の写真で、雰囲気が伝わってきます。前作は、THAT'S THE WAY IT IS(Impulse AS-9189)で、CDでも発売されています。

こちらのアルバムは、CDでは出ていないようですが、とても楽しいものでビールなど飲みながら聴くには最適なものなのに、不思議です。メンバーは、M・ジャクソン(ヴァイブ)、R・ブラウン(ベース)、テディ・エドワーズ(テナー・サックス)、モンティ・アレキサンダー(ピアノ)、ディック・バーク(ドラムス)で前作と同じです。

曲目ですが、「Listen, Hear」、「SKJ」、「Who Can I Turn To」、「If I Were A Bell」、「The Very Thought of You」、「Bags' Groove」の6曲。最初の「Listen, Hear」は、いわゆるジャズ・ロックですが、こういうものも全く違和感がありません。

このグループの魅力の一つはテナー・サックス奏者にテディ・エドワーズをいれていることで、メロディアスかつブルージーなテナーが聴きものです。もちろんミルトとレイは和気あいあいとやっています。「SKJ」、「If I Were a Bell」、そしてMJQのムードとは全く異なる「Bag's Groove」が聴ける楽しい作品です。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
azminoさん、こんばんわ。 (67camper)
2009-03-16 19:23:32
azminoさん、こんばんわ。
自分も国内盤ですが所有しています。おっしゃる通りで、やはりテディ・エドワーズが最高かと・・・。最初に聴いたのは、ブラウンローチ盤だったと思います。早くから第一線で活躍した割には過小評価のテナーですが、何か琴線を刺激するサックスですよね。
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67camperさん コメントありがとうございます。 (azumino)
2009-03-16 22:15:13
67camperさん コメントありがとうございます。

テディ・エドワーズは確かに過小評価のきらいがありますね。コンテンポラリーに録音が多く西海岸のイメージがあるせいかもしれません。ミルトとレイの双頭クインテットにはぴったりだと思います。


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azminoさん、こんばんは。 (duke)
2009-03-18 00:10:00
azminoさん、こんばんは。

テディ・エドワーズとは忘れていた名前です。67camperさんと同じように私もブラウンローチ盤で最初に聴きましたが、浪花節に通じるコブシが回るような親近さを感じました。コンテンポラリーにフィニアス・ニューボーンが2曲参加している「Good Gravy !」という作品がありましたが、まさに肉汁滴る内容です。今宵の宴会でいただいた肉は汁も枯れておりました。(笑)
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dukeさん コメントありがとうございます。 (azumino)
2009-03-18 23:20:31
dukeさん コメントありがとうございます。

テディ・エドワーズのコンテンポラリー盤だと「Herat & Soul」なんてのも聴いていました。でもこのへんになるとちょっと迷路に入った感があるかもしれません(笑)。ミルト・ジャクソンから話題が離れ気味ですが、MJQから離れたM・ジャクソンは奔放で好きです。(あっ MJQを嫌いだといっているわけではありません)
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