安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

オズ・ノイ「RIVERSIDE」、上田市のジャズ喫茶「A列車」で寛ぎタイム。

2022-05-19 19:30:00 | ギター

ジャズ喫茶「A列車」に久しぶりに寄りました。店内には、クリアなピアノの響きが流れていて、新しめのCDも備えています。オズ・ノイの新譜をかけてもらいましたが、ご機嫌なサウンドが聴けました。かけてもらったCDです。

OZ NOY (オズ・ノイ)
RIVERSIDE (Outside In Music 2020年録音)

   

オズ・ノイ(g, 1971年生)は、イスラエル生まれで、同国でトップミュージシャンとなり、1996年にはニューヨークへ移住。人気、実力ともにトップクラスのギタリストへ。2003年に初リーダー作を出して以来、コンスタントにアルバムを発表し、本作は12作目に当たるようです。

メンバーは、オズ・ノイ(g)、ウゴンナ・オケグウォ(b)、レイ・マルチカ(ds)。ギター・トリオによる録音。コロナ禍による都市封鎖の中、この3人はハドソン川を見下ろす公園でジャムセッションを重ねていて、そこで演奏した曲をスタジオで録音したものです。

曲目は次のとおり。

1  All The Things You Are (Jerome Kern)
2  Anthropology (Charlie Parker, Dizzy Gillespie)
3  Have You Met Miss Jones (Richard Rodgers)
4  Billie's Bounce (Charlie Parker)
5  Riverside Blues (Oz Noy)
6  6/8 Lunch Break (Ray Marchica)
7  Out of Nowhere (Johnny Green)
8  Donna Lee (Charlie Parker)
9  This Could Be The Start of Something Big (Steve Allen)
10  Sunny (Bobby Webb)
11  All The Things You Are【Alternate Take】 (Jerome Kern)
公園でジャムセッションを行っていた際の曲なので、スタンダード、有名ジャズオリジナルがほとんどです。「Riverside Blues」がオズ・ノイの自作、「6/8 Lunch Break 」はドラムソロ。11は日本盤のみ収録。

オズ・ノイ(g)については、今まで関心は無かったのですが、本作は、ギター・トリオの編成で有名曲をやっていて、目に留まりました。全曲興味深いですが、オズ・ノイの自作「Riverside Blues」は、シャッフルリズムで、ウェス・モンゴメリーを髣髴とさせるオクタ―ブ奏法でメロディーを弾き、アドリブは斬新なところのあるかっこいいもので、気に入りました。大好きな曲「This Could Be The Start of Something Big」やパット・マルティーノに名演のある「Sunny 」など聴き惚れました。

【オズ・ノイ・ホームページ】

Oz Noy

ライブスケジュール、ディスコグラフィー、バイオグラフィーなど、充実したホームページです。

(参考)【All The Things You Areが聴けます。】

All the Things You Are - Oz Noy, Ray Marchica, Ugonna Okegwo - YouTube

   

ホームページにあるオズ・ノイの写真。

【ジャズ喫茶 A列車】

住所:長野県上田市中央3丁目9-1
電話:080-2680-0011
ホームページ:ジャズ喫茶A列車 | 上田市 | TOP (a-train-jazz.com)

A列車が入っているビルの入口。

   

入口。「JBL」のロゴがよい感じです。

店内。右手前にはカウンター席があります。

スピーカー。

ブレンドコーヒーをいただきました。美味しい。器が凝っています。

栗林すみれ(p)さんのCDが流れていました。これはソロピアノ。



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