安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ボビー・ハッチャーソン「STICK UP!」、支留比亜珈琲店「松本島立店」でシナモントーストセット。

2023-09-10 19:30:00 | ヴァイブ、オルガン他

先日、松本インターから比較的近い、支留比亜珈琲店「松本島立店」に入りました。午後のお茶タイムに、シナモントーストなどを注文。シナモンが爽やかでした、爽やかな演奏を。

BOBBY HUTCHERSON (ボビー・ハッチャーソン)
STICK-UP! (BLUE NOTE 1966年録音)

   

ボビー・ハッチャーソン(vib, 1946~2016年)については、拙ブログで、過去に5作品(Components,
San Francisco, Oblique, Four Seasons, Good Bait)を取り上げましたが、今回、本作の米国盤レコードを入手したので、アップしました。多分、日本盤レコードは出ていなかったと思います。 

メンバーは、ボビー・ハッチャーソン(vib)、ジョー・ヘンダーソン(ts)、マッコイ・タイナー(p)、ハービー・ルイス(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)。タイナー(p)は、1965年にコルトレーングループを辞めて、ティナ・ターナーの伴奏などをやっていた頃に当たるせいか、あまり先鋭感は感じられません。

曲目は、次のとおり。

1  Una Muy Bonita (Ornette Coleman)
2  8/4 Beat (Bobby Hutcherson)
3  Summer Nights (Bobby Hutcherson)
4  Black Circle (Bobby Hutcherson)
5  Verse (Bobby Hutcherson)
6  Blues Mind Matter (Bobby Hutcherson)
ボビー・ハッチャーソンの自作が5曲に、オーネット・コールマンの「Una Muy Bonita」。曲名を見ると渋い選曲ですが、ハッチャーソンの曲は、メロディアスで聴きやすいものばかりで、曲そのものも楽しめます。

ブルーノートレーベルの新主流派メンバーが集まっていますが、内容的には、先鋭さはあまりなく、ハードバップ寄りで楽しめました。とはいっても、優れた演奏に間違いはありません。「Una Muy Bonita」は、全体にキャッチャーで、ハッチャーソン(vib)やヘンダーソン(ts)のソロがかっこよい。「8/4 Beat」や「Black Circle」では、ヘンダーソンに加え、タイナー(p)のモーダルなソロが聴きもの。バラード「Summer Night」における、ハッチャーソン、タイナーの演奏が実に美しい。

   

レコードのラベルは、United Artist社の音符ラベルです。オリジナル盤ではありませんが、ジャケットにはLibertyという印刷が入っていて、過渡期のものだと思われます。

(参考)本作から「Una Muy Bonita」が聴けます。

Una Muy Bonita - YouTube

安曇野市宅で聴いているところ。飾ってあるレコードは、全てボビー・ハッチャーソンのブルーノート盤で、右から「Dialogue」(United Artists)、本作、「Happenings」(Liberty)、「Oblique」(日本のking)。

【支留比亜珈琲店 松本島立店】

住所:長野県松本市島内4105-1
電話:0263-47-8839
ホームページ:本物の珈琲をお届けする支留比亜珈琲 フランチャイズ本部 支留比亜珈琲ホーム (ecgo.jp)

支留比亜珈琲店は、名古屋が本社で、愛知県内を中心に、41店舗のお店があります。長野県内には2店舗あります。

看板。建物の外観は撮り忘れました。

店内。コメダ珈琲のように仕切りはありませんが、比較的ゆったりとした席配置です。

シナモントーストと一緒にサラダセットを注文。

セットメニュー。「サラダプラス」というセットメニューで、コーンサラダとセットドリンクをつけることができます。

珈琲。少し濃い目です。

 
コーンサラダ。下にはキャベツがたくさんありました。
 
 
シナモントースト。
 

四つに切ってあって、その一つをいただいたところ。パンの断面をみると、バターがしっかりと染みていて、美味しそうです。トーストは全般に好きで、シナモンを自宅でかけることもあります。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2023-09-11 13:11:40
ビリー・ヒギンズのドラム・チューニング
というか、太鼓の鳴りが好きでした。
こういうのある程度の大きさのSPで
聴いたらいいだろうなと・・・。
モーダルな曲調のものも時期だけにあって
いいですね。「新主流派」。
ハッチャーソンは「ハプニングス」しか
聴いたことなかったので、参考になりました。
ありがとうございました。
返信する
Unknown (azumino)
2023-09-11 19:54:05
mobuさん こんばんは

ビリー・ヒギンズ(ds)ですが、僕も彼のドラミングが大好きで、サウンドが軽めなところも好きです。もう昔ですが、演奏会で聴いた、シダー・ウォルトン(p)、レイ・ブラウン(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)の3人でやった「Stella by Starlight」は絶品でした。

ボビー・ハッチャーソンにはアルバムがそれこそ多数ありますが、サイドメンも含めて、ブルーノートのものが、面白いと思っています。
コメントありがとうございます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。