先日、高倉町珈琲高崎店に入りました。注文は、ブレンド珈琲とフレッシュ桃のアイスケーキでしたが、桃とアイスがマッチしたケーキが美味しかった。初めて集まったメンバーがマッチした快演。
McCOY TYNER (マッコイ・タイナー)
LIVE AT NEWPORT (Impulse 1963年録音)
マッコイ・タイナー(p, 1938~2020年)は、1960年から65年にかけて、ジョン・コルトレーン・グループに在籍し、活動していましたが、その期間中に、インパルスレーベルに6つのアルバムを残しています。その中でも一番の愛聴盤が本作です。
メンバーは、マッコイ・タイナー(p)、ボブ・クランショー(b)、ミッキー・ロッカー(ds)、クラーク・テリー(tp)、チャーリー・マリアーノ(as)。1963年のニューポートジャズフェスにおけるライブ録音です。どうして、このメンバーでステージに上がったのが不思議ですが、結果オーライです。
曲目は、次のとおり。
1 Newport Romp (McCoy Tyner)
2 My Funny Valentine (Richard Rodgers)
3 All of You (Cole Porter)
4 Monk's Blues (McCoy Tyner)
5 Woody 'N You (Dizzy Gillespie)
マッコイ・タイナーの自作が2曲、スタンダード曲が2曲、ディジー・ガレスピー作のジャズオリジナルが1曲。タイナーの自作曲以外は、よく知られている曲です。
ハンク・モブレー(ts)のアルバム「Straight No Filter」(その記事へのリンク)で、マッコイ・タイナー(p)のプレイが目立ち、彼のリーダー作を聴きたくなり、「Live at Newport」を取り出しました。本作は、学生時代からの愛聴盤で、フレッシュで躍動するマッコイの演奏に心躍ります。急造のグループですが、最初の「Newport Romp」から、息があって、熱い演奏が繰り広げられ、特に、ピアノトリオによる「Monk's Blues」は、リズミカルで小気味がよく、迫力もある快演。ボブ・クランショー(b)のファンになったアルバムでもあります。
ジャケットの内側。
(参考)本作から、「Newport Romp」が聴けます。
【高倉町珈琲 高崎店】
住所:群馬県高崎市上小鳥町158-1
電話:027-386-4160
ホームページ:高倉町珈琲|TAKAKURA MACHI COFFEE (takakuramachi-coffee.co.jp)
看板と外観
入口
桃の下には、アイスケーキが隠れています。溶けるようなアイスではなくて、固めのものです。桃との相性が良かったです。
インパルスはブル・バラしか手持ちに
なかったので、これは新鮮でした。
「真夏の夜のジャズ」で有名な、
ニューポート・ジャズ・フェスですが、
だれがメンバーをブッキングしたので
しょうね。確かに結果オーライですね。
1曲目。テンション高く、
クラーク・テリーのtpがこのような
ハイテンションのプレイをしているのが
ある意味新鮮でした。
2曲目のスタンダードもマリアーノ
頑張ってますね。配信ではやはり
1曲目と4曲目の再生回数が10万回以上
あり人気を保っていました。
ジャズ喫茶のリクエストだったら、
B面1択かな(笑)。
コメントの返信遅くなりすいません。
マッコイ・タイナーのアルバムですが、マイルストーン・レーベル以降のものだと、聴く人は少ないと思います。ソロがワンパターン化して、しつこさが増す感じがあります。一度だけ、ライブで聴きましたが、同行した友人は、どうもといって、全く評価していませんでした。
でも、インパルスのもの、特にピアノトリオのものは愛好者がいて、行きつけのジャズ喫茶のマスターもそうでした。僕もそのあたりも大好きです。今回のライブ作品をmobuさんに気にいっていただけたようで、嬉しいです。コメントありがとうございます。