送別会のシーズンですが、東北地方太平洋沖地震や原子力発電所の事故があり、僕の回りでは自粛ムードです。そんな中、お世話になった方が定年を迎えたり、早期退職をする人がいたりで、送別会を催しました。送られる方の思い出話や今回の災害のことが話題に上りましたが、最後は皆で頑張ろうということでお開きにしました。パワーをもらえそうなアルバムです。
COUNT BASIE (カウント・ベイシー)
JAZZ AT THE SANTA MONICA CIVIC '72 (PABLO 1972年録音)
ヴァーヴ・レーベルのプロデューサーだったノーマン・グランツが新たに立ち上げたパブロ・レーベルの第一弾です。ヴァーヴ時代のスターたちを集めて行ったコンサートの実況録音で、ベテランを中心とした楽しさ溢れる演奏、歌が収録されています。新譜として出された当時、NHKFMの番組「ジャズ・フラッシュ」でかかったのを耳にしてすぐ買いに走り、聴きまくりました。
メンバーは、カウント・ベイシー楽団、エラ・フィッツジェラルド(vo)、スタン・ゲッツ(ts)、オスカー・ピーターソン(p)、トミー・フラナガン(p)、ハリー・エディソン(tp)、アル・グレイ(tb)、エディ・ロックジョー・デイビス(ts)、ロイ・エルドリッジ(tp)、フレディ・グリーン(g)などスイング~モダンにかけての豪華メンバーです。
最初の曲が、「Basie Power」(ベイシー・パワー)で、ベイシーのイントロに、フレディ・グリーンのリズム・ギターが被さり、続いてこれでもかのアンサンブルで全員一丸となったパワフルな演奏が続きます。この醍醐味はベイシー楽団ならではで、ソロはジミー・フォレスト(ts)とエリック・ディクソン(fl)がとっています。50年代の全盛期に比肩するトラックで、これを聴くと元気が出るかのようです。
ベイシー楽団の演奏する「Meeting」や「Blues In Hoss's Flat」は楽しく、オール・スターズによるジャム・セッション「In A Mellow Tone」では、スタン・ゲッツの低音域から高音域まで自在に操るソロがすごい。同じくジャム・セッションで、エラがリードする「C Jam Blues」、そして、エラの歌う「Shiny Stockings」などなど、聴きどころ満載のアルバムです。
原発事故の解説に松本市長が、テレビに出ていました。ヨウ素の薬を早く配れと言っていました。
この所、いつのまにかレコードばかり聞いています。レコードも50枚ほど増えました。3割位が、モノオリジナル盤です。歌ものが、安いので、ほとんど歌ものです。上京して、レコードを買いたいが、原発事故が、治まりをみせてからにします。人の少なくなった繁華街も激写したいのですが、今年は、いつまでも寒いので出掛けられません。これも良いことなのかも知れません。
「地震酔い」に掛かってしまいました。少しでも揺れると、とても不安になります。微振動は、ずっと続いています。人間の習性とは、不思議なものです。揺れると思考停止になります。引きこもり状態から脱するためにも早く桜の季節にと願っているこのごろです。
それでは。
ベイシー楽団のものは、理屈抜きにスイングし、音の強弱がはっきりして豪快で明るく、聴いていると気持ちも高揚してきます。
地震酔いは大丈夫でしょうか。遠くへ行くのは、もう少し経ってからの方がよさそうですね。年度末でもあり、忙しくしていますが、今日、仕事帰りにバックドロップ(長野市内の洋食屋兼ジャズ喫茶)に、オーディオファンの知人を連れてよりました。ジャズを聴く仲間を増やそうと試みています(笑)。スピーカーは気にようです。
前のコメントの最後の行ですが、
「スピーカーはきにようです。」→
「スピーカーは、気に入ったようです。」
が正しいです。
震災この方、自分の周辺で不幸は無かったもののなかなかコメントする気分になれませんでしたが、ジャズは忘れておりません(当たり前ですが)。
いつまで内向きになっていても仕方ない、と思い始め、昨日はランニング仲間と花見でした。まだ、1分咲きって感じでしたが、温かくてよかったです。
被災者の方ののことを思うと・・・という部分もあったんですが、結果的にやってよかった。
カウントベーシーは、最近聴くようになりました。基本的に、ビッグバンドはあまり聴かなかったもので。
本レコードも全く知りませんが、また、見つけ次第聴いてみます。
いやあ、こういう世情だからこそ、改めて・・・・・・・・・・・ジャズっていいですね。ジャズを聴ける環境を幸せに思います。
東京はお花見で、春は早いですね。こちらでは、月遅れのお雛祭りです。長野でもいろいろと自粛ムードですが、だんだんと普段の活動が戻ってきています。残念ながら、準備の関係もあって、長野オリンピック記念マラソン大会は中止となりました。
私も、ジャズをなかなか聴く気にならず、ブログ記事もあまり書く気になりませんでした。ようやくぼつぼつです。このアルバムは、実況録音ですが、ベイシー、ゲッツ、エラのいいところが聴けるので手元においてあります。
PABLO レーベル第1弾なんですね・・・・ボクの知っている PABLO レーベルのジャケット・デザインとはかなり印象が違いました(笑).
ボクの職場では3月末の送別会が延期になりました.
4月に改めて、退職者を迎え行う予定です.
この大震災はいろいろな意味で、世界中の多くの人たちに、いろいろなダメージを与えましたよね.
とりあえず、みんなが元気出していくしかないでしょうか.
大震災の影響が、長野県内でも見られます。一番は、東京電力の原発による放射能の影響です。長野県産の農産物は全然安全安心なのですが、風評被害がでなければいいのですが。もう少し、内閣はじめ政府全体がしっかりしてもらいたいものです。僕らは、とりあえず元気を出しましょう。
CDだと2枚組...とありますがAmazonで購入したものは3枚組でした。曲数がLPより増えています。
僕の持っているのは、米国盤LP3枚組ですが、CDも3枚組ですね。僕の記述が誤っていました。ご指摘ありがとうございます。CDでは曲数が追加になっていて、ちょっと食指が動きます。
また覗きにきてみてください。投稿お待ちしています。