日弁連と法科大学院。(PINEさんのブログ)
なるほど。
「検察・裁判の実務修習が人員不足のため、円滑に遂行できないならば弁護修習を拡大してはどうかという私の提案は一切歯牙にも掛けられなかった。司法研修所は最高裁判所の管轄下で裁判官研修を既に行っており、法務省は自ら検察官教育のためには独自の施設とカリキュラムを用意し始めていた。冷静に見れば司法研修所と二回試験は若くて優秀な裁判官・検察官の素材を見いだし、囲い込むための鑑別システムにすぎないのかもしれなかった。」
という状況では、日弁連が慌てて文科省をひきこんで法科大学院構想を推進したというのも理解できる。
裁判所・検察は、四国全体に相当する人員を司法研修所に派遣しており、これ以上の法曹人口拡大は無理と主張したのである。だが、そういう裁判所・検察は、どっちも自分の利害しか考えていない、戦前・戦中の海軍と陸軍に似ている。
なんだか、日弁連と久保利さんがけなげに見えてきた。
なるほど。
「検察・裁判の実務修習が人員不足のため、円滑に遂行できないならば弁護修習を拡大してはどうかという私の提案は一切歯牙にも掛けられなかった。司法研修所は最高裁判所の管轄下で裁判官研修を既に行っており、法務省は自ら検察官教育のためには独自の施設とカリキュラムを用意し始めていた。冷静に見れば司法研修所と二回試験は若くて優秀な裁判官・検察官の素材を見いだし、囲い込むための鑑別システムにすぎないのかもしれなかった。」
という状況では、日弁連が慌てて文科省をひきこんで法科大学院構想を推進したというのも理解できる。
裁判所・検察は、四国全体に相当する人員を司法研修所に派遣しており、これ以上の法曹人口拡大は無理と主張したのである。だが、そういう裁判所・検察は、どっちも自分の利害しか考えていない、戦前・戦中の海軍と陸軍に似ている。
なんだか、日弁連と久保利さんがけなげに見えてきた。