古文とマンガ

「源氏物語」を７日で制覇する この１冊で受験古文は完全クリア！
　高校時代に源氏物語の原文に挑戦し、挫折した経験を持つ人は多いと思う。
　かつては「須磨源氏」などといわれ、須磨の巻（第十二帖）あたりで読むのをやめる人が多かったらしいが、私は岩波文庫の１冊目の半分まで行かずにやめた記憶がある。
　上に挙げた「『源氏物語』を７日間で制覇する」は、巻ごとではなく登場人物ごとの構成にしてあるところがポイントで、これによって長～い物語の全体像がおおまかにつかめるようになっている。
　原文にトライする前に、こうした下準備をしていれば、私も挫折しなかったのかもしれない。