書店で法学関係の書籍を立ち読みしていると、研究者というものが、いかに息の長い活躍をしているかに驚く。例えば、村上淳一先生は、私が大学に入学する前の年に退官なさったはずだが、今でも一線で活躍されている(と思う)。
ところで、大学教員の定年は65歳だそうである。これはこれでいいことなのだろうが、他方では、若手のポストが空かないという問題もあるだろう(もっとも、先輩をしのぐほどの優秀な若手が出てきていないという可能性もある。)。
これに比べると、中央官庁の人事の新陳代謝は相変わらずのペースである。経産省などでは、昔から50歳になるまでに「天下り」という名の淘汰が行われていたが、現在も変わったという話は聞かない。これによって組織は「若さ」を保つのである。
ところで、大学教員の定年は65歳だそうである。これはこれでいいことなのだろうが、他方では、若手のポストが空かないという問題もあるだろう(もっとも、先輩をしのぐほどの優秀な若手が出てきていないという可能性もある。)。
これに比べると、中央官庁の人事の新陳代謝は相変わらずのペースである。経産省などでは、昔から50歳になるまでに「天下り」という名の淘汰が行われていたが、現在も変わったという話は聞かない。これによって組織は「若さ」を保つのである。