Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

メンタルヘルス不調者

2017年02月17日 07時41分42秒 | Weblog
職場におけるメンタルヘルスケア
 「職場でみかける不調者には大きく2つのタイプがあるようです。第1は不調であることを積極的にアピールして、休みたいときは自ら主張するタイプ、第2は不調を認めたくない、まして休むなんてとんでもないと考えるタイプです。後者の場合、勤務は乱れ顔色も良くないなど、周りからみていて心配ですが、声かけをしても、「どうぞご心配なく」という返答がかえってきます。このようなタイプは不安定就労からやがては休業になっていくケースが多いようです。」

 たまたま受けた研修(受講者は使用者側代理人の弁護士が大半)で、「メンタルヘルス不調者」という耳慣れない言葉を聞いた。労働者側弁護士の間ではまず聞かない言葉である。
 この研修では、利益を生み出さないばかりか給料を払わなければならない「メンタルヘルス不調者」は早く辞めさせるのが望ましく、そのためには就業規則の休職期間に「通算●か月まで」という上限を設けるなどの措置が必要であることや、厄介なことにならないよう、復職には慎重に対応すべきであることなどが説かれていた。
 恐ろしいと思ったのは、普通に働いてきた社員が、「メンタルヘルス不調者」と認定されたとたん、会社から腫れものを触るような扱いを受け、しまいには放逐されてしまうということである。
 個人的には、こういう単語は使わないのがいいのではないかという気がする。
コメント
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