またもやピアノの調子が悪いらしい。
出ない音がある。
修理しよう!
電子ピアノの中ではとても古いものです。
娘の為に買ったもの。夫が毎日弾いています。彼にとっては暮らしの必需品。
だから、新しいのを買っても良いんだけど、これに愛着があるらしく治して使うと。
去年音が出なくなった時にメーカーに問い合わせたら、もう修理する部品がないので出来ないと言われました。それでダメもとでやってみようと直したら出来たので弾いています。
同じような人が居るかもしれないので、修理方法を書きます。
本体下のこのネジを取ると本体が台から外れます。
そしてこの赤い印をしたところのネジを取るとカバーが外れます。
外す時にはそっと。カバーと鍵盤の機械を繋ぐ電線が切れたらもう直しようがないので、注意して開けます。
開けたらこんな風。
音が出ない鍵盤の向こうの二つに割れているところを指か大きめのマイナスドライバーで開くと鍵盤が外れます。折れないように注意して開いてください。
中にハンマーが入っているので取り出します。
すると、このハンマーがプラスチックで出来ていて、それが経年劣化で折れていることがわかります。
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こんなプラスチックのもの、メーカーが作ろうと思ったらすぐに大量に作れると思う。作ってくれたら良いのに。直るのに。
ローランドさんよろしくお願いします!
そして次作る時はもっと丈夫なのにして下さい。
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そこに強力な接着剤をつけて形を整えます。そして接着剤を外側にも薄く塗って、ポリエステルの縫い糸できつく縛っていきます。そして接着剤をヘラで薄く伸ばして糸ごと固めます。
洗濯バサミで足をつけると転びません。
鍵盤の中には埃が結構入っているので筆と掃除機で掃除をします。
半日か1日くらいして乾いたら元に戻しますが、この接着剤は粘りがなかなか取れないので、パウダーファンデーションを薄くはたいてサラッとさせました。
ハンマーと鍵盤を元どおりに入れて、カバーをかけて、ネジを閉めて出来上がりです。
接着剤はもっと硬く固まるのを選んだら良いと思います。そこは私はあまりわからないので。
これで夫がまたピアノを弾けるから良かった。私も聴けるから良かった。
夫のストレス解消と芸術活動が私の癒しになっている。一挙了得。