季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

麻婆豆腐

2010-05-30 20:59:15 | 食べ物 Eat
中国の四川から来た友人のWさんに習った麻婆豆腐。
今までの作り方と違うのは山椒を入れること。
中華料理用の粉山椒は売っていないので、実を乳鉢でつぶしました。

       

豆腐は最初にお湯で茹でて湯を切っておきます。そこも初めて聞いた作り方。
その方が豆腐がしまっておいしくなるそうです。

豆板醤は一緒に中華街に買いに行ったもの。今まで豆板醤ってどれも同じだと思っていました。何軒も回ってやっと探し当てた一品。

ニンニクは入れるけど、ショウガは入れません。それも違う。
甜面醤も入れない。

レシピがあるわけじゃなくてうろ覚えで作ったけど出来ました。

       

豆板醤を入れすぎたらしく、家族には少し辛かったよう。
それでも山椒の香りが清々しく、辛さもうまみを伴っていて
またこれが白い御飯に合うんです。

息子が御飯に混ぜて掻き込んでいました。

甘みのない、香り豊かですっきりした辛味の麻婆豆腐。
四川の味。我が家の味に仲間入りです。

妹が言う。
「お姉ちゃんの友達は、どうしてこうもその国の中では辛い地方の人なんだろうね!」
そう、南インドもインドでは最も辛いカレーを食べる地方らしいです。

それも縁。ほんとに、いくら遠くで育ってもすぐに意気投合できる人たち。
大事にしなくちゃ。
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野うさぎ

2010-05-30 11:13:17 | ウールクラフト WoolCraft
うっふっふ!できました。

       

これはめっちゃかわいいです。
手の平にちょこんと乗るサイズ。
これで、ピックランドの羊毛はフェルトだけでなく、紡ぎにも編みぐるみの中詰めにも使えることがわかりました。万能です。
紡いだ糸は柔らかく軽いので、もちろん帽子やベストやセーターを編むのにも適しています。

このうさぎは野うさぎ?それとも牧場うさぎ?あ、果樹園うさぎかも。
とにかくピックランドの羊の毛100%で出来ています。
スエゾウさんに送ろう。
Comments (2)
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元町に近江?

2010-05-29 23:29:42 | 暮らし Daily life
神戸元町をウロウロしていたら、見つけた。
うわさには聞いていたけど、こんな所に!

近江の館。滋賀県の物をたくさん置いています。
このごろ滋賀県に縁があるので、より楽しい。

       

探していた粉末のにがりが見つかりました。
またちょいちょい寄ります。
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光の編地

2010-05-29 23:24:03 | ウールクラフト WoolCraft
ピックランドの毛を紡いでみました。
紡ぎやすい!やっぱり弾力があって太さも丁度良くてキラキラです。

一つのグループでスピンドルの紡ぎをしていて、今度はフリースの洗いからやります。
そこで試しに。

スピンドルでは一度に紡げる量がそんなに多くありません。
それに初めだと太さもいろいろでいきなり作品を作るのは難しい。
それでちいさな小人や動物達の編みぐるみを作っています。

少し編んでみたらとても良い感じ。
やっぱりキラキラだ。

       

何が出来るかお楽しみ!
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世界が広がる

2010-05-28 22:13:20 | 暮らし Daily life
この頃は、パッと幕が開いたようにお仕事の要請があったり
友達が会おうと言ってくれたりと世界が広がりました。

そして初夏には一ヶ月ほどしっかりとホリデーの計画です。
(ハンドワーククラブは1回しか休まないので大丈夫)

7年ぶりにオーストリアに行く予定。
もう頭はオーストリアモードになっています。
夢にまで観る始末。
英語&ドイツ語脳の範囲が広がっています。たぶん日本語がちょっと変です。


しっかりと自分の中に楽しい事を貯金して、今まで身に付けたことを存分に紹介しようと計画中。ワクワクです。ユーロが安いのでうれしい。
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マイボトルケース

2010-05-28 22:02:05 | ウールクラフト WoolCraft
布フェルトでボトルケースが出来ないかと試作したもの。
熱いものを入れたとき、冷たさを保つために、本体を守るために。フェルトはとても良いです。
「素敵ね!」と言われる度に「まだ途中なんです」と言い続けて2年ほど
とうとう仕上げる事にした。

継ぎ目にホックを縫い付けて、取って置きの羊のボタンを縫い付ける。
スピンハウスポンタで購入した物。

       

水筒は10年は使っています。ドイツのMerkillと言うメーカーのもの。
水やお茶が臭くなりません。
このカチャンと開ける蓋が良くて飲みやすく漏れにくいんだけど
カバンの中で開いてしまわないように金具をしっかりホールドできるようにしたかった。
で、出来ました。

           

この水筒のゴムのパッキンがそろそろやばいかんじなんだけど
もう製造元でも作ってないらしい。
直す方法をネットで探したのでやってみようと思います。
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バースデイ

2010-05-25 09:08:29 | ハンドワーククラブ HandworkClub
今日はハンドワーククラブのメンバーの彼女のバースデイだそうだ。
5年の。

彼女達にとって誕生日とは依存していたアルコールや薬物にさよならをしてしらふの人生を歩み始めた日のこと。(依存するものには他にもギャンブルや人間関係などもある。)
それから5年。その重みと価値を感じる。

それまで一日とてそれなしではいられなかったもの。
家族や仕事や自分の健康までも後回しにしてもそのことしか考えられなかったもの。
それと別れを告げて生きると言う事は、真に新しい人生を生き始めると言うにふさわしいと思う。

一日一日を生きることだけに費やして繋ぐようにして生きてきたこの5年間が
真珠のネックレスのように彼女の胸で輝いているのが見えるような気がする。

まだまだこの「その日一日を生きることを考えて生きる」日々が続く。

カウンセラーの方から
「映画やドラマだったら、2時間とか3ヶ月とかで人や生き方が劇的に変わったりするけど
私達はそれを何年も10年以上もかけて毎日取り組んできている人たちを見ています。
それは本当に容易ではない、ただならぬ意志と力が要る行為です。」と聞いたことがある。

一日一日の事だけを考える事を卒業して、自分の人生やそのほかの事まで取り組める日が来るのはまだ先のことだ。
「私はその日が来るのを楽しみにしています。」と彼女に言った。
私は彼女のすばらしい所をすばらしい力を知っているから。
彼女はとってもうれしいと言っていました。

でもそれが出来なくても一日を生きる力。輝いて見えます。私には。
生きてください。これからも毎日。
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そばにいます。

2010-05-24 22:05:37 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

今朝は大雨。JRが止まるくらい。
さすがに人影が少ない。

それでもいつものメンバーが次々とやってくる。
みんなすごいな。遠くから来る人もいるのに。

クリニックはアルコール依存症の専門だけど、他の症状の方もいます。
重なっている方も。
時々症状の話になる。「うつ」とか。
聞いていたらほんとにやっかいな病気だと思う。
ひどい時はまったく家から出られなかったりどんな食べ物を見ても美味しそうに見えなかったりするらしい。そして何もかもやりたくないって。
私もちょっとはわかるなあと思うこともあるけど、聞いているとそれは大変だと思う領域もある。

そんな話を仲間と結構深く語り合う。
それを聞いていて驚いたり感心したり。
でも気付いた。この人たちこうやって語り合うって事は、うつの中でもかなり積極的なほうなんじゃないかって。すごい雄弁だよ。パワーあるよ。

しんどい時は来てちょっと座るだけ。ましになったらちょっと手を動かして話す。
そうやって参加することでかなり深い深い暗い井戸の底からは這い上がってるように見える。何にもしてなくてもいることで、話すことで効果ってあるんじゃないかな?

「もう死んでしまいたいって思ったりする。」と言う言葉にうなずく人たち。
「私は死んでしまってもいいような価値のない人だなんて思わないよ!」って言ったら
「そうでしょう、先生は」って。
「違う、あなたの事をそう思う。」って言ったら、ハッとしてた。

ほんとにそう思ってるんです。私。
「私は何の役に立たなくて死んでも誰にも何とも思われない。」って死ぬ人は思うんだろうけど。私の知り合いだったら私はその人が死んだら悲しいと思う。

存在している事、生きていることそのものに計り知れない価値があると私の中では確信がかなりしっかりと育ってきているんだけど、それはどうやったら伝わるのかわからない。
ただそう思ってその人たちのそばにいるだけ。
それも私の仕事の一つかもしれない。
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芦生の森

2010-05-21 09:28:01 | 季節 Season
もう何年も美山に通っているのだけれど、行ったことのなかった芦生の森。
昨年も「カエルツアー」で訪れたのだけれど、今回は森のトレッキングがメインで行ってきました。
前回と同じくスーパーネイチャーガイドI氏に連れて行ってもらった。
入るのは滋賀県側から、この頃ほんとに滋賀県付いてるなあ。

今年は寒かった事もあってモリアオガエルの卵塊は一つだけ。

            

天気予報は雨だったので、雨の中のトレッキングを想定して準備をしていた。
行程も尾根歩きなどのきつい物を想定していたんだけど、
結局雨は降らず。行程も足元がゆるいので変更してブナの原生林など美しい楽しいところばかり。ほんとにラッキーでした。

前の日まで雨だったこともあり、季節もゆっくり来ていることもあり
この時期で最高の新緑!
輝くばかりです。
胸の中の悪い空気が全部出て、命の力がいっぱい詰まった新鮮な芳しい空気で満たされる。
空気が甘い。美味しい。

       

芦生名物のトチ木。橡の木と書くそうだ。大きくて肌がざらっとしていて象のような木。

            

写真ではわからないけど、すごく大きい。一人では到底抱えきれないほど。
一本の木が一つの小宇宙。
木も精霊も様々な生物も共存共栄している。
たぶん一日見ても飽きないだろう。
じっとこの木のそばで瞑想と言うか対話したいなあと思った。

ブナの大木。神々しい。

       

かつてあった台風の影響で倒木がとてもたくさんあった。
そこにたくさんの苔や地衣類、菌類、シダ植物などが住んでいる。
それが圧巻。
たくさんの粘菌類にもお目にかかった。
敬愛する南方熊楠氏のことを想う。

       

大木の根っこ。その造形の美しさ。

       

歩いていて見つけたのがこれ。
「もののけ姫」の木霊ってこれからキャラクターを創作されたらしい。
ブナの木のコブ。 そのままだな。

       

もっと写真もあるし思ったこともあるんだけど、到底書ききれない。
手付かずの原生林のすばらしさ。生物の多様性。生命力の豊かさ。
圧倒され、そこに浸り、楽しんだ。

体中にその力が染みこんだのか、私の体も心もとてもイキイキとすっきりとしている。
今朝起きて一番に思ったことは「昨日の山歩き、楽しかった!!」だった。

こんな山歩き。またしたい。

このツアーをコーディネートして下さったMさん、連れて行ってくださったスーパーガイドのIさん。一緒に行った仲間たち。
そして清浄な地に入ることを許してくれた山の神に心から感謝しています。
ほんとうに素敵な体験だった。ずっと忘れない。
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魔法のスパイス

2010-05-18 22:32:42 | 食べ物 Eat
きっかけは中華街で食べた羊の肉の串焼き。
かかっていたスパイスがあまりにも美味しかったので、食べたくて自分で作ってみたら
それが家族に大うけで、それから結構使っています。

乳鉢に、クミンシード(たっぷり)、フェンネルシードを入れて摺る。
それでコリアンダーとチリパウダーとターメリックと塩を入れて混ぜる。
これだけです。

       

これが羊だけじゃなくて何の肉にも合います。焼いてかけるだけ。
そして魚にもなんと野菜にも。
ポテトとソーセージを炒めて絡めてもたまらん旨さです。

誰にも習ってないし適当だし、家の中だけで美味しいのかも知れないけど
これはほんま。すごいです。
命名は息子。何でも美味しくなるから魔法らしい。
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