季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

水無月

2017-06-30 22:57:49 | 食べ物 Eat
水無月。
この時期に食べる京都のお菓子。
錦市場でも売ってました。

これがうちで簡単に作れます。前にも書いたかも。

       

牛乳パックに入れて電子レンジで8分。

       

こんな感じ。

       

私は甘納豆以外の材料を全部バーミックスで混ぜるので、漉す必要もないし簡単です。
小麦粉でちゃんとういろうみたいな味になるからすごいなと思う。
やってみてください。
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錬金術

2017-06-26 21:03:06 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

ダックスフントのポシェットが出来上がって、フェルトの切れ端が残った。
それでピアスを作る事にする。
いろいろなビーズとの組み合わせを試してみて、二つ出来ました。

       

右のが双子の小人みたい。

使い道なかったフェルトの切れ端が、素敵なピアスになるなんて。
少し手を加えて、ちゃんとラッピングして。そしたら売ってるのみたいになる。

「これを錬金術って言うねん」って言うとみんなが笑う。

面白いなあ、すごいなあとひたすらみんなで感心してる。

いろいろと作りたいものを考えて、コツコツと手順を省かないで丁寧に作る。
作りながらいろいろな変化を感じて。自分が欲しいと思っていたものが形になるのを喜んで。
話しながら、手を動かしながら。
そうやってみんなの時間が少しずつ温かく濃くなってくる。

手を動かして作って行くうちに、次に何が作りたいかって思いつく。
その人に合った技法でその人にしか作れないものを作る。
今までやったことなくても、そう言う「得意」が誰にも埋もれています。それを観て発見するのも私の仕事。
それも錬金術と言っても良いなと。
心地よく良いもの作るお手伝いして行きます。
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アジサイの楽園

2017-06-25 18:38:21 | 季節 Season
こちらも楽しみにしてた。毎年、時期になると行っている。神戸市立森林植物園。
アジサイが咲いたと聞いたら行かずにはいられない。

エントランスの前にアジサイを育てている畑があって、今の時期は特別に入って観る事が出来る。
日本原産、六甲山系で発見された幻のアジサイ「シチダンカ」も観れます。

       

アナベルの群生。まだちょっと早かった。もう少ししたらもっと白く大きな花になる。

       

エントランス前の池にはモリアオガエルの玉子がみえる。

       

そしてこの時期だけ、美味しい和菓子を売っています。今年は初めてずんだ饅頭を食べた。
上の麩饅頭も水まんじゅうも大好き。これは甥っ子たちに。

       

見事なヒメアジサイ。

       

いつも私が好きだと思う「三河千鳥」にはまだ早かった。少し色が付いたものがこれ。
ほんとにこんなブローチ欲しいなと思うくらい好き。

       

甥っ子たちとハートのアジサイを探して歩く。
そしたらグラデーションのきれいなのを見つけた。

       

ピンクのも。

       

とにかく例年より遅いみたいで、まだ白いところが残っている花が多い。これから良くなるだろうなあ。
これから一週間良く雨が降るみたいだし。

またエントランスに戻って来て、弓削牧場のレストランでソフトクリームを食べる。
私はちょっと贅沢して木イチゴのパフェ。
ソフトクリームが弓削牧場の幸せな牛の乳で出来たあっさり美味しいもの。その上にこれも牧場手作りの木イチゴのジャム。
上にはケーキクラムが乗っていて、下にはコーンフレークと思いきや炭酸せんべいのフレークが入っています。
それが嬉しかった。私はコーンフレークがあんまり好きじゃないので。さすが六甲!

       

まだしばらく見頃だと思います。
ちょっと雨降りくらいの方が花がきれい。
毎年来るたびに違う様子を見せてくれるアジサイたち。いつも楽しみにしています。

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人の醜さをまざまざとこまごまと

2017-06-24 18:06:00 | 季節 Season
前々から予定してて、甥っ子たちはずっと楽しみにしていたお出かけ。
兵庫県立美術館へ。ベルギー奇想の系譜展


       

美カエルがお出迎え。

甥っ子が好きなヒエロニムス・ボス。
彼が15世紀の画家だと言うのだけでも突拍子もないなあと前から思ってた。
宗教画には違いないんだけど、明らかにその頃またはその後の物とは趣が違う。
へんてこ。とか違和感とか言う言葉が合う。

それが今回この美術展に行ってみたら、このボスの作りだした流れがいろいろな人に渡って受け継がれてものすごい人気の元で広がっている事がわかった。へんてこな絵が好きな人ってずっと昔から居たんだなと。

なにこれ?変なの?って所でひとの心をぐっと掴むのだろう。

ボスの絵は肉筆で色彩豊かなんだけど、その後にたくさんの人の需要に答えようと作った版画はモノクロ。しかもものすごく細かい。
虫眼鏡持って行けば良かったなあと思ったくらい。

そのたくさんの絵にあるのはどれも人間の醜さ、罪深さ。
7つの大罪の絵がメインだったと思うけど、「あ~これもうほんとにやばいな~!」って人の姿がみっちりと描いてある。
いろいろな罪、煩悩、穢れについて考えずにおられない。
でもその絵がなんともユニークに描いてあるので、興味深く観れる。そこが良いところなのかも。

最後の部屋でマグリットの大家族がなんともすがすがしい。
どんなに不穏な嵐の前のような曇り空でも、鳩の形であらわしている大家族の中だけは青い空と白い雲の穏やかな気候。
そうありたいなあと思った。

       






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小麦を挽く

2017-06-23 17:50:32 | 暮らし Daily life
小麦をバーミックスで粉にしてみました。

       

結構頑張ったんだけど、ここまで。全部を粉にするのは無理そう。
連続運転が出来ないので。

でもちゃんと粉になってる。全粒粉。
もしかして干して水分が少なくなったらうまく行くのかな?

コーヒーのミルで出来るそうだからやってみよう。うちにも手動のだったらある。たぶん。
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小麦の脱穀

2017-06-22 21:09:36 | 工房working place
工房にて。
羊の仕事ではない。麦の仕事。

小麦。穂はこんなふう。

       

長いヒゲみたいなのをまず取る。
そしたら実が出てくる。

       

その実をフォークで擦るようにして取る。

       

結構たくさん。小麦色ってこの色らしい。

       

ここまでは専門の道具がなくてもなんとかできる。
作業し終わって、あちこちがチクチク痛い。きっと棘みたいなのが刺さってる。

さあ、ちょっとバーミックスで製粉してみよう。
もっといい方法あったら、また試そう。
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イケメンだけじゃなかった

2017-06-21 10:24:17 | 映画 movie
料理の映画を良く観るけど、主人公がイケメンすぎて録画しても期待してなかったから観てなかったやつ。
二つ星の料理人



観たら、ほんとうに良いストーリーだった。イケメンにだまされてはいけない。
ただの軽いできるかっこいいやつのラブストーリーじゃなかった。

とにかく飲む打つ買うの3拍子で、パリの名店で頂点に登り詰め二つ星まで得たのに性格と行動が破たんして姿を消していた彼が
3年後にロンドンに現れる。そして三つ星を目指す話。

イケメンや料理のすごさだけでも映画になると思うんだけど、私が感心したのはそれは添え物だと言う事。
この映画では人生が破たんした人の事を実際の姿を反映して描いている。

主人公の成育歴についてもちゃんと述べられている。ダメな人はその人そのものがダメなのではなくて、元があると言う事を明らかにする映画ってそんなにない。
そして始めは一人でつっぱって酒と女とドラッグをやめて、ひたすらまた独りよがりの暴走。
当然いろんな人たちとぶつかる傷つく、壊れる。そして昔の負債の未解決も追い打ちをかける。

そしてまさかの大事な局面での失敗。
その後の底付きの描写は本人たちには身につまされるだろう。

そこからの回心と仲間との繋がり。専門治療を受けるに至る流れ。
精神科医のアプローチも的を得てるなあと思う。

さらりと描いてあるけど、ずっと集団療法を拒否してたのに、グループミーティングに参加するところが、わかってる人から観たらほんとに奇跡。
感動するところ。
患者さん達もプログラムに行きたくない断酒会に行きたくないって人、結構居る。


依存症の人たち、生きにくさを抱えて生きる人たちは共感するだろうなあと思える。
その解放される前の閉塞感、無力感、自己否定観。完全を目指して失敗するその過程。

最後もやんわりと終わって、結果を見せてないのも良いなあと思う。
もう結果ありきじゃなくなってるってのが一番大事なんだろうから。

三ツ星よりも素晴らしいものをこの人は得た。新しい人生と仲間。

まあでもやっぱりこの人はイケメンすぎるわ~。女にも男にも好かれる設定がまた理解できすぎる。
完璧な男が不完全な男を演じるのが映画として面白いのかも。
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小麦を粉にしたい

2017-06-20 22:26:16 | 食べ物 Eat
徳島で農業をしているえなみくんが、小麦を持ってきました。
まだあるらしい。

       

うどんに出来ると言う事なので、地粉かな。
と言う事はチャパティーにもできるかも。
国産小麦を自分で製粉して、全粒粉でチャパティーを作って、それでカレーパーティーしたい。

でも、今まで小麦を処理したことがないです。
この前試しに手で実をほぐしてみたら。中の実は取りだせた。
頑張ったら実を取るくらいは出来るかも。
でも粉にするのは専門の道具が要りそう。
製粉機か石臼か。

どなたかこれを読んでおられる方で、小麦の処理や製粉についてご存知の方、
または道具を持っておられる方、教えていただけませんか?

うちにはバーミックスのミルサーはあるんだけど、それでも少しだったら出来るかな?

実はぎっちりしっかり入っています。さすがえなみくん。
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茹で卵入りスパイシー春巻きコロッケ(スリランカ)

2017-06-20 20:02:23 | 食べ物 Eat
野菜宴会で作ったスリランカのコロッケが辛すぎた。
青唐辛子がいつものより辛いのだった。入れ過ぎた。
具が余ってたのでジャガイモや唐辛子以外の具を足して作り直した。
今日のは中に茹で玉子を切った物を入れてあります。茹で玉子、良い仕事します。

       

炒り卵だとまたちょっと違う。茹で玉子が食感も良い。贅沢な気分に。

       

パン粉の衣をつけて揚げるのもあるし、トルティーヤを切ってそれで包む方法もあります。
今回は春巻きの皮で包んで揚げた。これがなかなか良い。サクッとしてて爆発もしないし。食べやすい。
材料に酒精とあるので、ムスリムの人たちは使わないけど、私たちは大丈夫。
酒精。何かと思って調べてみたら、殺菌のために使われる醸造アルコールの事だそうです。お酒だな。
調理するから飛ぶと思うけど。

晩御飯はこれと大根餅、釜揚げシラスの辛味大根添え。大根たくさんあるから使います。
2週間同じような料理で夫に申し訳ないけど。まあ美味しいから良いか。
出し尽くしたから、他にレパートリーがない。



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鳴門直送 エディブルフラワー&根菜の野菜宴会

2017-06-18 08:34:17 | 食べ物 Eat
野菜パーティー。

肝心のえなみくんが来ないので、前もって届けて貰ってた辛味大根で軽くうどんの昼食。
青首の小振りの辛味大根。まさにわさび級の辛さ!それがなんとも美味しい。

       

まずはサラダから。
「オーストリア料理です」って出したのがこれ。大根を薄く切って塩を振ったもの。
それにエディブルフラワーを乗せる。
この大根料理、これ以上ないと思えるくらい簡単だけど、お酒にも合うし美味しい。

       

うちのシェフ、妹が作ったサラダがうつくしい!中にはホタテ缶と大根のサラダが入っています。

       

エディブルフラワー、美しい。

       

この頃ハマってる、この前教えて貰ったニンジンの白和え。

       

簡単で材料もシンプルでとっても美味しい。塩鮭の雪煮

       


大根餅。出したらすぐになくなる。「これ、なんぼでも食べられるわ!」って。

       

今日の一番の呼び物。冷たいボルシチ。
だれもが驚くその色彩。そして納得の味。見た目、味、栄養のどれもがスーパーです。

       

少しゆっくりと落ち着いてからこんどはスリランカの料理を作る。
揚げ物2種類。ロールスと言うスリランカのコロッケの種を春巻きで巻いて揚げたもの(辛すぎた!)とウラドダールと言う豆で作ったスパイシードーナツ「ワダ」。ココナッツチャトニを添えて食べます。

       

ワダ。玉ねぎとグリーンチリが入っています。スナックだけどタンパク質豊富。南インド料理です。

       

カリーの副菜。エビのふりかけとポルサンボーラ。

       

カリーはレンズマメと大根。今日は肉料理はナシ。偶然だけど。
このカリー、スリランカでは普段毎日食べるものだけど、日本ではなじみがないからどうかな?と思ってたけど、好評でした。
野菜嫌いの方もパクパク食べて、食べ終わってから野菜を食べた事に気付いたくらい。

       

ひとしきり食べてお腹がいっぱい。またゆるゆる過ごす。そのうちに新しいお客さんが来たり。
今回は前もって材料を配達して貰ってたのと、試作を繰り返したこと、料理を前の日から準備していたこともあって、今までで一番スムーズに出せました。どの人にもちゃんと美味しくきれいにたっぷり。

しかも動物性油脂がないからか、結構食べたけどお腹がスッキリ。体もスッキリ。そして満足感が多い。

用意していた料理がまだあったので作って食べる。

大根のステーキ。
大根は前もって昆布とジャコのダシで薄味で炊いてあります。その両面に片栗粉と小麦粉を混ぜたものをつけてフライパンでカリッと焼き目が着くくらい焼きます。それに柚子コショウとポン酢を合わせたものをかける。
美味しかった、いろいろな具合が絶妙。

       

そして釜揚げシラスに辛味大根。今回。大きな普通の大根と青首のとっても辛い大根と、白くて小振りで丸い中くらいの辛味大根がありました。
その中くらいのがこれにぴったり。一本使い切ってしっかり美味しさを味わう。
いろいろ作ったけど、一番簡単なこれが実は一番美味しかったかも。「日本人で良かった!」って思える一品。
大事なのは新鮮な釜揚げシラスを使う事。これだけその日の朝に買いに行きました。

       

人数もちゃんとわかってなかったのに、結局用意したものは全部売り切れてみんなで美味しく良い感じに食べつくしました。
それも気持ち良い。
あと、今回不思議だったのは、いつもは料理が終わったらすっかりくたびれてるんだけど、今回は全然疲れないでしっかりスッキリ後片付けもずんずん出来たと言う事です。メニューがお腹にどっしりたまらないと言う事と、ビーツなど元気が出るものが多かったのなどあるかもしれないけど珍しい。
今週、毎日朝に冷たいボルシチ食べてたからかも。

えなみのうじょうの野菜。宅配してくれます。今は大根、ビーツ。これからトマトやニンジンが出来ます。
FBページに情報あります。ご注文よろしく。

次回の野菜パーティーはなにわ淀川花火大会の日です。
何作ろう?



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