季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

味噌仕込み祭り

2022-02-25 12:21:00 | 暮らし Daily life
この季節に味噌を仕込み始めてからもう随分経ちます。
私の味噌に対する意気込みは並々ならぬものがあり、
仕込みは私にとっては祭りのようなもの。
資金も体力も時間もたくさんかかってる。
今年もまた量が増えて3家族分を仕込むことになり、材料を注文してたら
助っ人が作る日に来れなくなったので、1人で仕込むことになった。
どうしよう?いつもは1日で朝から晩までかかってしていた。2人がかりでやってもヘトヘトになる。

それで考えて、分けて作ることにしました。
丁度、この3日間は寒いので、納戸に置いておけば麹は健やかで居てくれるだろう。
それと圧力鍋をもう一つ買う。
味噌作りで1番時間がかかるのは大豆を茹でること。圧力鍋だと早いけど、量が多いので。例えば2キロの大豆を茹でるのなら4回分。鍋が二つあれば倍の速さで出来ます。
良さそうなが手頃であったので購入しました。

1日に大豆を2キロ分ずつ仕込みます。
前の日から水に浸けて




まずは茹でる。




熊本から来た麹が素晴らしい。手で丁寧にほぐす。




長崎から来た塩がキラキラでふわふわで雪のよう。本当に素晴らしい。




仕組みはシンプル。大豆を茹でて潰して、塩と麹と混ぜ合わせて甕に隙間なく詰め込んで、空気を遮断して包む。
それだけ。

潰すのはバーミックスで。煮汁を少し入れたら潰しやすいと教えてもらったので入れる。
初めに少し入れすぎた。量の調整がちょっと難しい。





味噌作りは全身を使う労働、そしてあらゆる注意力を使って作業を進めていくのですごいカロリーを使うと思う。

3日間、それぞれ4時間ずつくらいで甕一つずつ仕上げて全部出来ました。
やった!嬉しい!





これで、3家族が来年食べる分は仕込めました。

片付けながら考える。大豆を煮た鍋って白い硬い膜のようなものが着いて、普通に洗っても取れない。
毎年そのまま仕舞ってた。なんとかならないかな?
思いついたのはクエン酸で洗うこと。やってみたら、なんと一瞬で綺麗になりました。

初めはこんな風。




それがこれになります




カルシウムの膜だったかな?
溶けたな。私、グッジョブ!

圧力鍋の加熱は高圧下での加水分解
セルロースの炭素鎖が切れていくのを想像している。
麹に塩を入れるときも、お米の表面と中に入っている麹菌の前に塩の結晶が現れてびっくりしてるだろうなと思いながら観てる。
科学の目で世界を観て暮らすことの楽しさ。

さあ、あとは待つだけ。来年もきっと美味しいお味噌を食べて暮らせます。良かった😊


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私のルームシューズ

2022-02-07 10:17:00 | ウールクラフト WoolCraft
ララランロロロン♪
私のは片方だけしかなかったのを、もう一方編みました。
毛糸は同じのがないので、あるのを継いで編む。
減らし目も増やし目もないです。大人のだからたくさん編むのが大変だけど、それだけ。




それを繋いで行くと




本の通りだと足より随分大きくできてしまう。
それで石鹸水をかけて縮絨します。
結構時間がかかる。
初めに作った方ももう少し縮めました。




色を混ぜたほうが良い感じ!
それでもこのペアでも違和感ない。素敵なのできました。

光の当たるところで撮影
ドヤ顔?笑



底の滑り止めを縫い付けて履いてみよう
これだったら畳のところも歩けそう

この編み方を考えた人、本当にすごいと思う。
何回作っても感心します。
書いてある通りに縫い合わせてるけど、仕組みはまだ良くわかってないです。
アフガン編みは分厚くしっかりと編めるので、こう言うしっかりとした作品に合ってると思う。
そしてフェルトにするのにも適してる。
アフガン編み素晴らしい!


オーストリアの伝統衣装がこんな風に織ったり編んだものをフェルト化しています。
(多分ガータ編みだと思うけど)
強くて暖かいそして軽い。元祖アウトドア素材。




Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルームシューズの滑り止め

2022-02-04 10:35:00 | ウールクラフト WoolCraft
初めに作った孫のルームシューズの底に滑り止めとして貼り付けたもの
それは、百均で買った敷物の滑り止めシートです。




取り敢えず、滑らないから貼ってみたんだけど
これが2年経っても持ってる。滑らない。もっと早くにぼろぼろになるかと思っていました。
それで今回も縫い付けました。




これで履けるようになりました。
大人のも同じように滑り止めをつけて履いてみたけど、良い具合です。
どれくらい持つのか使ってみます。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足にぴったり沿う、アフガン編みのルームシューズ

2022-02-03 18:04:00 | ウールクラフト WoolCraft
アフガン編みのルームシューズを作ってみた。
初めは大人のを作って、大きくなりすぎたからフェルト化させたら足にピッタリな立体的なのができた。






それでちょうど今履いてるのが小さくなってきた孫のを作ろうと大きさを計算して作り始めた。
小さな靴だからすぐに編み上がる。
編み方はとてもシンプル。長方形が二つくっついた形
孫に、「あなたの靴を作ってるんだよ!」って言っても
これを見ただけじゃ何かわからない様子でした。そりゃそう。



これをうまく綴じ合わせたら、ちゃんと靴の形になります。
小人の靴と言う名の通りの形。
これがなんともうまく考えられていて、足に合うようにできている。




二つ揃いました。
今履いているのの隣に並べる
今のは、2年前に作ったのを、踵の位置を何度もずらして騙し騙し履いている。
でもとっても気に入っていつも履いてるからすり減って毛玉だらけ





同じように模様を入れてほしいと言うので、黄色の糸を紡いで刺繍した。
そして石鹸水をかけて縮絨させました。
孫の足に履かせて、足に沿うように立体に仕上げる。
乾いたら履けます。




裏の滑り止めを付けないとな。仕上がりまではもう少しかかります。

作り方はこの本から









Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする