季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

進むべき道

2022-08-25 21:41:00 | 公認心理師
久しぶりの投稿です。

去年の2月に公認心理師になって、その後、どんな勉強をするか色々試してみて
今年の2月にマインドフルネスってなんだろう?ちょっと見てみようと思って参加してから半年。
MBSRマインドフルネスストレス低減法8週間コースを終えて、その後MBCLマインドフルネスに基づくコンパッションのトレーニングを8週間。そして今はMBCTマインドフルネスに基づく認知療法8週間を履修中です。
この3つのどれもが私にとって、そしてこれからの社会にとってとても有益で大切なものだと実感しています。
そして私の来た道とこのマインドフルネスの道がたくさんの偶然でつながっていた事に気づいて
真っ直ぐにその道を進もうと思って、MBSR講師養成コースの面談を繰り返して申し込みをし、ドイツでの審査が通って10月から参加できることになりました。

なんかすごいことになってる。

明日死ぬと思って生きよ
永遠に生きると思って勉強せよ

と言う言葉を胸に勉強しようと思います
レポートも面接も英語らしい
でもきっと面白い、ワクワクします。
やってみよう。行くことになったならそれは進むべき道。






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今ここ

2022-04-20 21:30:00 | 公認心理師
マインドフルネスストレス低減法と言う講座を受けて、修了証書が来ました。
8週間の講座でした。

公認心理師の勉強で出てきて、クリニックでも公認心理師のスタッフがマインドフルネスのプログラムを始めて、
興味があったので勉強しようとその人に聞いてみて、自分に良いタイミングで始めました。

講座を受ける前はいろんなところで何回も聞いて、読んで来たけど
結局マインドフルネスって何なのかよくわからなかったので、それが知りたいと言うのと
手仕事にマインドフルネスが応用できないかなと思って受けました。

受けてみて、大体どんなものかわかった。
思ってたのと違いました。
それと、ずっとやって来たことでもありました。

8週間で何をやったかと言うと、メインは瞑想です。
瞑想そのものも良く聞くけどわからなかった。
それをわかりやすいように、間違いのないように、少しずつ教えてもらって毎日やって行きます。
宿題は1日1時間くらいだけど、言ったら一日中マインドフルネスを行う機会に満ちているので
そのうちに食べる時、片付ける時、歩く時、何かと何かの間、お風呂に入っている時、寝る前、眠れなかったりしたら
などしょっちゅう瞑想をするようになる。
これって禅寺で修行してるお坊さんではないのか?
それでした。

瞑想って自分の生きている世界から離れて行くのでは?と思う人がいるかもしれないけど、
マインドフルネスの瞑想は「今ここに意識を向ける」ただそれだけなので、遠いところに意識が行ってしまって帰れないと言うことがありません。
至って地道で安全で安心です。

ヨガもします。ちょっときついところもあるけど、大体ゆるい動き。
自分の体に何が起こっているのかに気づいて、無理はしない
それでも毎日のようにやっていると体には影響があると思う

瞑想とヨガの組み合わせは危うい教団のことを思い起こすけど、
さっき言ったようにマインドフルネスは危うい領域に行かない安全なやり方でするので、そこが違うとわかりました。

1番面白かったのは、マインドフルネスではリラックスや特別な状態になること(痛みが治るとか)を目指さないのが特徴だって言うこと。イライラしたり退屈したりしてもただその事に気づく。肩が凝ってても足が痺れててもただそのことに気づく。
そんなことで何も起こらないんじゃないかと思うけど
毎日やってたらそれが自分に影響がありました。

その瞑想と合わせて、ストレスについての勉強を科学的に心理学的に学ぶ。
そうして8週間が終わると
同僚が言ってたように「マインドフルネスをするともうマインドレスには戻れませんよ」だった。

マインドフルネスは軽くさっと通り過ぎて手軽に効果がある、ゆるくて柔らかい何かではなかった。
ガチの修行で訓練でした。
でもその単純な訓練の繰り返しで、自分の内面や体がすっきりとしてくるのがわかると
その効果が偉大なのが感じられる
今のストレスが多い、閉塞したこの世の中にとっても大切なものだと言うことがわかる

そして私が長年やってきて注目してきたことがここで行われてることがわかってびっくりした。
いろんなことがここにつながってまとまっていた。
私が伝えたかったこと、やりたかったことがここにあった。
前にスリランカで星占いをしてもらった時に、殆どの星座の部屋が空で、「こんなのあんまりみたこと無い、こう言うのってお坊さんとかしかならない」って友達に言われて、坊さんと私がつながらなかったけど、なんだかここで繋がった笑!

それでとりあえず一年、マインドフルネスの学びを続けてみることにしました。
次はマインドフルネスでコンパッション、それから一年かけてトラウマセンシティブマインドフルネスと言うのを学びます。
私の修行は続く。

今日、習い事に行ったけど、そこの人に「今日はとっても晴れやかだった!」って言われて
そうかもって思った。私は今生きてるのが楽しいので。
本当に不思議。マインドフルネス。これからも楽しみ!










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英語の英語の正式名称 公認心理師

2021-08-20 12:39:00 | 公認心理師
ずっと正式英語名称がわからなかったけど、この方は厚生労働省に確認を取ったらしいからこれだ。




いろんな国の人に私が資格を取ったことを伝えるときに、どうやって書いたら良いのわからなかった。
略称はCPPらしい。

この略称が公に通じるようになるくらい、公認心理師が増えて、仕事も一般化すれば良いなと思う。
まだまだ形になって実際に稼働するのはこれから、公認心理師制度。
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初めての断酒会

2021-08-16 00:12:00 | 公認心理師
公認心理師には資質向上の責務と言うのがあって、常に勉強を続ける必要がある。
それで時間が許す範囲で興味のある講座に参加したり本を読んだりしています。
そのひとつがASKのアルコール通信講座。これは基礎編。
6冊のテキストを読んで、それぞれ確認テストがあるのでその用紙を送って添削してもらうと言うのを繰り返した。
全部終わって送られてきた回答にレポート課題が添付されていた。
そのレポートを書いて送ればその講座は修了したことになり、修了証が発行されます。

課題はいくつかあって、自分が是非やってみたいと思ったのは断酒会に出席してそこで感じたことを書くと言う課題だった。
20年以上アルコール依存症のクリニックに勤めていて、クリニックの合同例会には何回か出たことがあるけれど、
普通の断酒会と言うものには参加したことがなかった。
患者さんたちの話を聞いたり、あちこちの断酒会に行くのを観てきて、ずっと参加してみたいなあと思っていたのだった。
良い機会。
それで知り合いの患者さんにその人が所属する断酒会に参加させてもらえるかどうか聞いたら「良いよ!」と言う返事を貰ったので行くことにしました。
ドキドキ💕

断酒会にはお酒をやめようとしている人が参加しています。
輪になって順番に酒害体験やその日のテーマを話す。話は言いっぱなし聴きっぱなし。ここで聞いたことは外には持ち出さない決まりです。

私の受けた感想は「静か、温か、確か」そして無駄がなくシンプル。
このシンプルさは長年の活動の賜物だと思う。断酒会は自分が所属している支部だけではなくて他の支部の断酒会にも週に何回も参加する人が多い。人によっては1日に何箇所も行ったりする。
その時に、色々な無駄があればそれを続けることが難しくなるだろう。その上でのシンプルさ。
言いっぱなし聴きっぱなしなので誰も口を挟むこともない。終わってその話を蒸し返したり意見を言ったりもない。
だからと言ってそれがそっけないとか物足りないとか言うのとも違う。
いわば、職人の域にも達するほどの場の作り方なのだ。

話は自己紹介で終わる人も、昔の話や今の話など長めにする人もいる。
初めて聞いた体験談。
聴いて思ったのは、本当に力を貰えると言うことだった。

体験談を順に話すことでお酒がやめられる。
それはどんなに想像してみても考えてもわからないことだった。
そして患者さんたちがどうしてあんなにも足繁く断酒会に通うのかも。
でも聞いてみて少しわかったと思う。

もし私がお酒の問題がある人だったとすると
ここに来て話を聴いて思うことは
「自分は1人じゃないんだ。お酒をやめようとしている人たちややめている人たちがここにいる。自分もそうなれるかも、そうなりたい。」
って言うことじゃないかと。それがどれほどその人を温かくするだろう。勇気づけるだろう。
新しい人生を生きてみようと心から思えるだろう。

専門治療や断酒会などの自助グループにつながる前のアルコール依存症の人と言うのは
自分にとって確かなものはアルコールだけでその上に立っているつもりで実はアルコールに足元を掬われている。
暗い沼にほとんど沈んでる状態と言えるかも。
心許なく寂しく不安定で危険な状態だ。
それがここに来てアルコールがなくても乾いた地面の上に立ってる人がいることを知る。
それはまさに青天の霹靂なのではないかと、そう感じた。

皆さんの話を聴き終わった後は心が温かく元気になっていた。(私も少し話しました。話してみて聴いてくれることのありがたさも感じた。皆さん、話すのも聴くのも鍛錬されている。)
これは毎日のように、いろんな断酒会に行きたくなる、行かないとって思うよなあ。
私もまた行けたら良いな。

ASKのアルコール講座は支援者だけでなく、本人または家族も受けることができます。
テキストを読むだけでもすごく勉強になる。
やって良かった。レポートを頑張って書こうと思う。
そして次の応用篇も続けて受ける。

アルコール依存症者の推定人数は100万とも
500万人とも言われている。その中で回復につながっているのは5万人ほど。
断酒会も参加者が増えて欲しいと言うことだった。

暗闇の中でろうそくの火が灯っていたら見つける人がいると思う。
1日1日断酒して生きている人はその輝きになり得ると私は思います。
その輝きが必要な人に届きますように。
そしてその明るい温かい灯火が少しずつでも広がって行きますように。






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思ってたんと違う

2021-07-23 09:12:00 | 公認心理師

公認心理師になってみて、しばらく世の中を観てみたら「あれ?」って思うことが結構あることに気づいた。


受験勉強の中で当たり前のこと、当然あるべきこととして習って覚えて身につけてきた事が
意外と当たり前ではなく、知らない人が多く、行われていないこともあると言うこと。

例えば
大企業の第一線で働いている女性が、お姑さんや義兄さんのお世話を付きっきりで仕事を辞めてまでしないと行けないと言われていたり。
癌であることがわかって、治療は進んでいて改善しているものの、メンタル面のサポートがほとんど見られなかったり。
これはテレビドラマだけど、いじめや不登校ゼロを掲げる校長がそれらをないものにしたり。またはあるのにその対策を担当の教員だけに任せたり。
お父さんの介護と旦那さんのアルコール問題で仕事もあるのに立ち往生してる人がいたり。

もしそこに公認心理師がいれば、そんなことは起こるわけがない。本当は。
なのになぜ?
これらがもし国試の問題に出てきて、そのままでOKと答えたらそれは間違いだ。

公認心理師は専門の知識と他職種との連携とでこれらを支援することが出来るはず。
なのにされてないのはなぜ?

疑問が湧き起こる。

考えて得られたのは「まだまだこれからなんだ」と言うこと。
公認心理師が少ないと言うのもあるけれど、いろんな困っている人を守る法律や社会機構が既にあるのにそれを知らない人が結構いると言うこと。
困っている状態から抜け出せる術が周知されていないことが1番だと思う。

試験のために勉強してみてものすごく感動したのは
困った人を支えるために、いろんなたくさんの人たちが日々研鑽して
法律や社会の仕組みを構築して行っているという事。
法律や条例は頻繁に数年置きに作られたり改訂されたりしています。
その勢いがものすごい。少年犯罪だって障害者だってDVだって例えば30年前、20年前、10年前そして現在で全く認識も対処も違っている。
去年今年に作られる法律だってあります。
例えば、体や心の病で仕事が出来なくなった時にどんな風に治療につながって回復して復帰するかと言うだけでも
しっかりとした決め事があって、安心して休んで復帰できるようになっています。
国会の議員さんたちは罵声を浴びせるだけではなくって、政党の足の引っ張り合いをしているだけじゃなくって
社会で実際に使える通用する仕組みを着々と作っていました。
そんな事勉強するまで知らなかった!あの人たち、頑張ってるよ。
(まあ法律が国会に行くまでにもものすごくたくさんの人たちが働いていると思う)

そしてそれが働く仕組みも学校や職場や刑務所やあらゆる保健福祉施設に伝達されているはず。
動かす仕組みはあるんです。

ただそれを使えるってことを知らない、もっと言えば自分が助けを求めて良いかどうかもわからない人がたくさんいると言うことだと思います。

この前読んだ本。信田さよこ氏の「家族と国家は共謀する」



この副題が「サバイバルからレジスタンスへ」だけど、
この中で、「今まで虐待されてきた人たちは自分が酷い目に遭っていると言うことを表明することで初めて被害者になる」と言うのがあります。
酷い目にあっていても「自分も悪いから」とか「どうすることもできないに決まってる」と思ってじっとしていたら
それは加害とか被害とかにも分類される事すらできない。被害を表明されて初めて加害が確立すると言うのです。
家庭が治外法権になっていた昔は我慢することしか出来なかった。今は政治や法律が家庭内にも働くことが出来ます。加害者ははちゃんと罰せられる世の中です。

困っている人たちのことを専門用語で要支援者と言います。
支援が必要な人には支援ができる世の中なんです。
それは周りの普通の人たちの支えも大事だけど、専門職が専門の知識や法律や社会機構を使って助けることが出来ると言うことです。
耐えて生き残るサバイバルから、表明してより良く人生を送る道に転換させるレジスタンスへ
公認心理師はその案内ができる仕事です。

もっとこれからその仕事が理解され、行き渡って困っている人たちができるだけ短い期間で明るい自分の人生を生きることができるようになりますように。
そのためにも私もできることはして行きたい。

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のんびりの中で

2021-06-20 20:26:00 | 公認心理師
1回目のワクチンの副反応がきつすぎて、用心のつっかえが取れないけれど
どうやらもうひどい波は来ないらしい。

心してなるべくゆったりと過ごすようにした3日間。
仕事に関するもの、向上するための勉強、など避けて
なるべく面白く楽しいことをして過ごした。

その中で見た映画。


過激で暴力的な場面が結構あるので、両手をあげてお勧めと言えるかどうか。
多分このシリーズの一作目で、観終わってもまだ謎が多い。

この中に、育って来た過程で受けた恐ろしい経験がリアルになって甦る場面がある。
本当に怖いなと思いながら見る。

PTSDのフラッシュバックを良く表していると思う。

仕事をしていて思い知らされるのは、子どもの時に受けた辛い経験はその時に終わらないと言うこと。
全員がそうとは言えないかもしれないけれど大人になってもずっとその経験が自分の中に保存されていて、いつ何時自分に牙を剥くかわからない。
それが来たらもう動けない。子どもの頃と同じ状態になってしまう。

もう傷つけるその人は居ないしそれは起こらないのに。

それを側で見ていたら本当に辛そう。
どうしたらそれから解放されるのだろうとずっと考えている。

この映画の続きはその自分の中のトラウマとの戦いなのだろうか?
それなら見てみたい。マーベルがどんなふうにそれと対峙していくのか。
この世で1番怖いもの、破壊力のあるものは外から来るんじゃなくて内側にある。
すごいトピックスを取り上げたな。次はいつかな?

って感じで、やっぱり仕事のこと考えていました。
明日からぼちぼちまた普通に暮らします。
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ワクチン接種2回目

2021-06-18 18:02:00 | 公認心理師
昨日、ワクチンの2回目の接種でした。
問診の時に、1回目の副反応が強かったと伝えたら、対策を教えてもらえました。
それと、前回より念入りに体調の管理をしたこと、ポカリスウェットなどの飲み物や食べ物を十分に準備していたことなどが良かったのか、2回目接種後2日目の今日、接種箇所の痛みもそれほど強くなく、頭痛や吐き気もありません。
ゆったりと本を読んだりテレビを観たりして過ごせました。
微熱はありますが、調子は悪くないです。
良かった!

ワクチンを打ってみて、そして周りにも打ったと言う人が増えてきて思うのは
免疫が準備される実際の効果に加えて、心理的な効果があると言うことです。

1年以上続いたコロナ禍の暮らし、変異株の事もあり先のことが見えない日々が続いていました。
行きたいのに行けない。会いたいのに会えない。
やりたいのにできないことがずっと続いていた。
それがこの頃は「2回目接種が終わって免疫が付いたら会おうね」って言うのが挨拶みたいになっている。
マスクをしながら社会的距離も保ちながらなら、会うことに危険性が低くなるだろうと言う共通の認識。

今まででは安全とされる行動も怖くて出来なかった人も、余分な心配が無くなってくる。

私たちの観る世界が少し明るくなった気がします。

会いたかった友達に会える。
おばあちゃんが孫に会える。
それがどれだけ大切なことか。

その暮らしを変える豊かさを取り戻す一つの試みとしてのワクチン。
うまく働きますように。

祈る思いで接種後を過ごしています。
これからどんどん接種を受ける方が増えてくると思います。
手続きや処置や経過などスムーズに安全に行われますように。
人との繋がり、行動の可能性が取り戻せますように。
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スリーパー効果

2021-06-02 22:01:00 | 公認心理師
心理学に基づいた考察(公認心理師としてシェア出来るものを少しずつお話できればと思います。)

今日は「スリーパー効果」のご紹介。



どれくらいの信頼性があるところから出たかって言うのに関係なく、話の内容だけが残るって言う心理現象です。

この頃、このことが当てはまる経験をすることが重なっています。

コロナのことにしても、ワクチンのことにしても、もう情報がものすごく多い。
出どころも内容も様々。

テレビのニュースのもの。新聞の記事。
大学の教授が言っていること。専門家会議での総意。
それとその何万倍もの量の普通の人が思いつきてつぶやいた内容。

それらが、元の信頼性と関係なく、そのうちにどの情報も自分の中で同じくらいの重さになってくる。
それがスリーパー効果。

しかも今はそのどれもをスマホの画面で見ることが多いです。テレビも新聞も読まなくなって来てるので。
信頼性の高い低いに関係なく、情報が同じ画面で同じ価値のように表示されると言うのがスリーパー効果を高めていると思います。

そしてスマホは自分が好む情報をどんどん進めてくる。
自分でも情報が情報を繋げて同じ流れのものを追いかけて繰り返し見る。

そうするとスリーパー効果とスマホによる相乗効果によって、そのうちに何が本当かわからなくなってくる。
多分そう感じてる人はたくさんいると思います。

まあ新聞やテレビの信頼性が高いかどうかは別の話として。
一般的には検証された内容であることがほとんどだと思います。

だからといってSNSを見ないようにとか言ってるわけでもなく。
どうやったら真実を見極められるのかわかるわけでもない。

でも、こう言う心理学的な効果があるってわかって色々な情報に接することで
〇〇ってどこかで読んだよ!って話をするときにふと自分の記憶を確認したり、記事の出どころを確認したりすることが出来ると思う。
リツイートや拡散をする時に、一呼吸置けるのではと思う。

初めはそんなことあるわけないって思える内容でも、だんだん本当のことのように思えてくるならば、
そんな「あるわけない内容」を読みすぎることには一定のリスクがあると覚悟をして接する必要もあると思います。

コロナが始まる前から、この「真実とは何か?」ってことが私の中では1つの大きな課題だけど、
自分では結局は自分で決めるしかないと思っているけれど

ふとそう言う効果のことを思い出して、何かに動かされてないかなって確認する作業が大切だと思います。
自分の芯は自分の感覚と経験と第六感で。少しでもチクっとしたり嫌な気持ちになったら、本当の自分の意見を聴く時です。

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ワクチン副反応

2021-05-29 09:32:00 | 公認心理師
27日の午後にクリニックの人たちでワクチン接種を受けました。
手続きや確認などスムーズに行って、接種そのものもあっという間。
チクッ、ズーンと言った感じで打ち終わり。
その後は通常は15分、私はアナフィラキシーをやったことがあるので30分の様子見の後に帰宅。

副反応、思ったより出ています。
その日は打ったところが痛いなと言うくらい。良く寝れました。
次の朝に、その痛みは増して腕が上がりにくい。
そしてとても眠くなって来ました。
その後はだるさと頭痛、微熱、そして吐き気も出てきて、結局1日寝ていました。
あんなに寝たの久しぶり。
カロナールと言う解熱鎮痛剤を処方してもらっていたので、それを飲むとましになります。
なんだかつわりの時みたい、または産後の感じ。
ゆっくりと録り貯めた映画でも観ようかと思ってたら、画面を見ることがしんどくて出来ない。
スマホも本も見れない感じでした。

3日目の朝起きて、昨日よりはましです。
でもまだ熱っぽくだるくて眠いので、ゆっくりしています。

体の中で、ウィルスの外皮が合成されて、それを敵として免疫細胞が戦ってるんだなと思います。
でもそれ以上にウィルスの外皮が合成されることはないので、きっと近いうちにこの戦いは終わることでしょう。
そしてしっかりと敵の顔を覚えて、私の体はウィルスに強くなるはず。

しばらくの辛抱。ゆったり様子見ます。

「はたらく細胞」と言うアニメ、体の仕組みがわかりやすいです。
コロナウィルス感染のことと予防のことが公開されています。
ワクチンの仕組みも作って欲しいな。






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新型コロナワクチンについて

2021-05-27 10:02:00 | 公認心理師
ワクチンの接種が進んでいます。
テレビも新聞も毎日ワクチンの話題で持ちきりです。

今回のワクチンは今までにない新しい形のワクチンです。

今までのワクチンはウィルスそのものを弱毒化と言って弊害が低いものにしたり、不活化と言って体内で増殖しないようにした物です。安全であることを年月をかけて検証した上でウィルスそのものを体内に入れる仕組みです。

今回のワクチンはウィルスそのものではなくて、ウィルスの表面を構成するタンパク質の設計図を体に入れると言うタイプ。
その設計図が入ると、体内でウィルスの表面のタンパク質のみが合成されます。
それでそのタンパク質に対する抗体が形成されて記憶されるので、次に本物のコロナウィルスが体内に入って来た時に攻撃できるようにして置くという仕組みです。

わかりやすく言うと、これまでのワクチンは弱い敵とまず戦わせておいて、顔を覚えておき、次に同じ敵が来たらすぐに攻撃できるようにすると言うもの。
新しいワクチンは敵の顔だけを認識させて「こいつが来たら戦うんだよ!」と体に記憶させるという仕組みだと思って良いと思います。
ウィルスそのものは体に入ってこないし、ウィルスそのものが体の中で合成されたり増えたりましてや人に移ったりする可能性は無いと思います。
戦う仕組みは元々同じなので、敵であることを認識して登録すると言うことで効果を期待する物です。
ここで言う「顔」と言うのが新しいワクチンの設計図に入っているスパイクタンパク質、表面の突起の情報です。

そして大事なのは、あくまで次にコロナウィルス体内に入ってきたら戦うのは自分の免疫だと言うこと。
ウィルスが実際に体内に入って来たら、撃退できるまでは体の中でウィルスは増えるしその間は罹った状態になります。
だから、移らないのでは無い、移さないのでも無い。ワクチンを打っても今までと同じように予防の対策は続ける必要があると言うことを忘れないようすることが肝心です。
自分の免疫がしっかりと働くように、早寝早起き、食事をしっかりと摂るなど普段の生活を整えることがとても大事だと思います。
感染者数が低くなって、巷にウィルスがほとんど居なくなって初めて、予防策をゆるめる事が出来るのだと思います。

いたずらに怖がらず、また効果を期待しすぎず、
わかって納得して接種を受けることも大切だと思い、私の理解する範囲で説明しました。
ここにもわかりやすく説明されています。



私も医療従事者に入るので、ワクチン接種して来ます。
どうしてもしたくない人、できない人はしなくても良いと思います。人口の6割以上が接種すれば感染拡大が防げると見込まれているので、そう言う人たちを守るためにも私は接種します。
副作用あまりキツく出ませんように。


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