季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

今ここから一歩ずつ

2023-10-06 16:14:16 | Weblog


マインドフルネス・ティーチャーズ・ネットワークJapanに入っています。
IMCJの講師養成コースを出た講師で作っている機関です。
今回私が行うMBSRのコースについて詳しく書いてあるのでシェア致します。
私のコースや講師紹介も詳しく載っています。

他にもいろんなコースがありますが、まずは一番の土台となるものはMBSRになります。
MBSRやMBCTまたはコンパッションなどのエビデンスが発表されている論文も掲載されています。
関心のある方は是非お読みください。

マインドフルネスと聞いて、もしかしたら怪しさを感じる方も居るかもしれません。
私も信頼する方からの紹介でなかったら、コースを受けてなかったと思います。
例えば、瞑想とヨガをやっていくと言うのは以前大きな問題を起こした某宗教団体を想起させるとも思えます。

私がMBSRコースを受けた時は、とにかくマインドフルネスって何なのか知りたいと言う一心でした。それまでいろんな本を読んだりしてもなんだかとりとめの無いかんじで良くわからなかったのです。
コースが始まってみて、今まで受けてきたどの講義や講習とも手触りと言うか雰囲気が違うなあと不思議に思いながら受けて、だんだん面白くなってきました。
私はちょっとでも怪しい兆しが見えたらすぐにでも手を引く事を惜しまない気持ちでずっと居ますが、実は今までそう言う兆しがありませんでした。
何かの教えや考えを押しつけられたり、自分が自分であることを弱められるようなことは全くなかったのです。
それは例えば禅宗のお寺で座禅体験するよりきっと自由だと思います。

その空気や雰囲気はコースや講師の先生方の隅々にまで行き渡っています。
そんな場や雰囲気を私も持てたらと思って、だんだんと講師養成コースに魅力を感じて、家族に相談したところ、「詐欺じゃなかったら良いよ!」と言われました。
そして「詐欺じゃないと思う」と言って参加することにしました。

毎朝、1時間くらい黙って座ったり寝て瞑想をしたり、講義がある日には朝から晩までzoomで授業を受けたり、5日間何もしゃべらないで瞑想するリトリートに参加したり。まあちょっと聞いただけだったら怪しいと思うような事がオンパレードですが、実際に受けてみて大丈夫でした。

そして家族に聞いてみましたが、特に狂信的になったりおかしくなったりと言う事は感じられないと言う事です(良かった)。

どこまでもいつでも自然体で無理のないそのまま居られる状態です。
瞑想はあくまでも今ここにある自分の身体や呼吸、近くに見える物、聴こえてくる音などに意識を向ける。ほんとうにそれをただやっていきます。
無理に難しく辛い座禅を組むことを強いられることもありません。椅子に座っても横になって受けても良い、いつも今の自分に何が一番助けになるのかを選ぶ自由があります。
今ここにない、イメージさえも難しい遠い境地に行くことや感じることを目的にすることはありません。
ヨガも辛い苦しい難しいポーズをすることもなく、出来ない事を恥じると言う事もありません。

言葉ではうまく表せないけれど、たぶんパッと聞いて想像する怪しさは無いと思います。安心してください。

そして私自身もそうありたいと思って実践と学びを続けています。
マインドフルネスは信仰ではなく、伝統的な瞑想法を元にして、医学・心理学・脳科学・社会学などをその中に注ぎ込んで確立されたメソッドです。

どんな言葉を使っても、やっぱり実際にやってみないとわからないなあと思います。世界の潮流とも言えるマインドフルネス。楽しくがっつり一緒にしてくださる方を募集しています。




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ご確認を

2020-08-24 07:54:06 | Weblog
数年前にプロバイダーを変えてから、セキュリティーソフトはプロバイダーのものになっている。
ところが去年、前に使っていたセキュリティーソフトの会社に自動更新の引き落としがされていた。それで連絡を取って、自動引き落としの停止をして貰った。その時はお金は返ってこなかった。

そして今朝、また引き落としの連絡がカード会社から来た。
なんで?
今回は引き落としますよ!と言う連絡も来ていない。詐欺なの?

早速セキュリティーソフトの会社に連絡をする。
今は24時間チャットで問い合わせが出来る。
そしたら別のソフトなんだそうだ。去年より高い。
使っていないことなど伝えて、こちらも自動引き落としの停止をして貰った。
そして返金もして貰うことにした。
他にも継続しているソフトはないかの確認もした。
安心してくださいと言われた。

でも二度もあっったので、これからも確認していかないと。

今まで不正にお金を取られたと思う事柄がセキュリティーソフト関係ばかり。
それも偽の会社ではなく本物の会社。
何を信じて良いのか?

同じように思わぬ金額が引き落とされている事があるかもしれません。
セキュリティーソフトを変えたときは、前のソフトの自動更新の停止を確認すること。
カードの詳細は毎月ご確認を。
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心の傷を癒やすということ

2020-01-31 10:13:30 | Weblog
1月18日から放映しているドラマ「心の傷を癒やすということ」の原作を読んでみたいと思ったけれど、本は高くて躊躇していた。
そしたらKindleで安く買えることがわかったので手に入れました。


 
私が長年働いている病院とも関わりがある先生らしい。
阪神淡路大震災の時の話。
これまで2回観たけれど、思ったことは
25年経っても何も体験が和らいでないということ。

朝ドラを観ながら、もう戦後何十年も経ってるのに戦争のこと取り上げて戦後はおわらないなんて不思議だと思ってたけど、実際に自分が体験した震災のことを思うと何十年経っても終わりなんて無いんだと思った。

神戸の人はドラマを観て、苦しくなる人もいるだろうと思われます。
まだまだなかなかデリケートな題材だなと。

それでもこのドラマのテーマは大事なことだと思うので、観るようにします。
本も読んでみる。

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幻の「石の花」

2019-08-24 18:57:59 | Weblog
 図書館で見つけた。
こんなところにあった。
当たり前のように、特別ではないかのように。
もう20年ほども昔に、その時にはまだあった万博の国際児童図書館で見つけて、あまりに私の好みとぴったりで夢中になって読んだ児童文学。
ロシアのウラル山脈の民話だと思う。
手仕事と鉱物と自然。人々の営みのこと。
もう一度読んでみてもやっぱりその魅力は輝いている。
その時も探したんだけど、この本はもう売ってなくて、
今でも売ってなさそう。
まあ図書館に行けばいつでも読めるから良かったけど。
見つけたら手に入れたい、大好きな本です。
このスズキコージさんの絵も良いのよ。
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永遠の仔

2019-08-24 18:29:06 | Weblog
ずっと前から気になっていたんだけど、怖くて読めなかった本。
でも長年精神科のクリニックで働くうちにいろんな疑問や考えが出来てきて、そのためにも参考になるかなと。思い切って読んでみようと思ったら、本がない。
図書館にも本屋にも。
それで古本で取り寄せて読みました。
 読み始めてわかった。思うより怖いと言う事はなかった、むしろ聴き馴染みのある、見覚えのある話と様子。
1巻で主人公たちの様子や親たちの様子が淡々と描写される。日常のように当たり前のように書かれているそれが、私が観たら生き方にわだかまりのある人の考え方や生き方や動作だとわかる。
妙に緊張した癖があったり、客観的に聞いたらおかしいのに妙に自分を正当化していたり。生きづらさを隠すためにそんな事になっている事に自分も気付いていない様子。
その健康な生き方や考え方とのずれがそのうちにきしみ始めて、ある時にがくっと通常の範囲を超えてしまう様子。
その後の暗黒な世界。
すごくわかりやすいなあと思った。
私がひかれたのがそのタイトル。
ずっと考えていた事がその中に集約されていると思ったから。
永遠の仔。
私が仕事で接している人たちは、子どもの頃に考えられないくらいのひどい事を親にされている人たちが結構います。
その親から離れてもう何十年も経ってる。もうその親が居なかったりする。
それでも子どもの頃に受けたダメージが相変わらずにその人を傷つけたり動けなくしたり、何かを行う時の障害になったりしているんです。
それが本当に不思議だし勿体ないとずっと思ってて、傷つけられた子どもが自分の中に永遠に居続けると言う事がなんとかならないかなって思ってて。
ある患者さんから聞いた「歯車のかけ違いでどんどん狂ってしまうって言うのがぴったり」と言う感覚や、「自分の生きている世界は健康な人のそれとは決して交わることがない」と言う感覚がこの本を読んでいると良くわかる。
当たり前に息を吸って吐いて、ご飯を食べて、夜寝て朝起きる。学校や仕事に行くと言うようなシンプルな行為そのものにもかなりの困難が生じるほどの傷を周りの大人は子どもに付けることが出来るその残酷さ。
3人の主人公たちは虐待の典型だと思う。体罰と放任と性的虐待。
これだけに集約されるわけではないけれど、子どもの頃から大人までの様子がとてもわかりやすい。
大人が自分のために子どもを犠牲にする。しかも良かれと思っていさえする、または面白くてやっていさえするその行為の影響の深刻さ。
新聞やニュースでは事件になった時のその点でしか捉えられない事象が長いスパンの線で認識できるのがすごいと思う。
読んで良かった。大事なことがたくさん書いてありました。
私は何も特別な事は出来ないし、彼らを治すことも出来ないけれど、その人たちと一緒に居る事だけは出来るので、そうやってこれからも寄り添いたいと思う。人としてその人たちの存在そのものを認めると言うこと、それだけは私にも出来る。
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図られた自然体

2019-07-29 21:13:05 | Weblog
庭のお世話を毎日のようにしています。
主に雑草抜き。
良く観て選んで残したり抜いたり。
そうやって生態系をコントロールする。

5月に庭師の方に剪定して貰った時は、ほとんど丸坊主のようになっていた庭だけど、サツキやツツジも新しい芽が萌え出て、百合みたいなのや萩みたいなのが生えてきたりして、毎日発見があります。
たくさんの雨が降ったのもあって、瑞々しく青々しくなってきて嬉しい。

       

すっきりと気持ち良く、何もないように見えるけど、これにはたくさんの手がかかっています。毎日の積み重ねで出来てる。小さな細かい所も調整して、大きくバサッと始末する所も始末しています。

これは家もそう。来る人は「前から住んでるみたい」って言うんだけど、それは私が限りない計測とリサーチと熟考とお金と手間を注ぎ込んで、この家を作った人の意図と私たち自身の暮らしとの兼ね合いを探って導き出したスタイルを確立しているから。その違和感のなさ、自然な雰囲気、引っ掛かりのなさは計算しつくした上のものです。

ここ半年くらい、羊の手仕事や服作りなどほとんど出来てない。
家作りに全力を注いでいます。
昨日、十三の工房の荷物を全部運び込みました。
これを片付けたらひと段落です。

引っ越しました、のハガキも印刷できました。
身体も元気になってきて、次のラウンドが始まります。
夏の楽しみの演出も考えています。
家作り。楽しい。
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愛しい気持ち

2019-07-19 17:15:28 | Weblog
ポイントが貯まってたから本屋さんに行って買ってみた本。
 短編集です。
ひとつめが直木賞を貰った表題作。
読むと身近な人への愛しさがじわっとあふれてくるような作品ばかりです。
もう一回じっくり読みたい。
言葉がきれい。美しい。

この人の他の作品も読んでみたい。
図書館にあったから借りて来ました。
楽しみ。
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日日是好日

2019-07-11 20:09:13 | Weblog
我が家の床の間にかけてある掛け軸にも書いてある。
日日是好日
映画になったのを観たいなと思っていて、文庫本を見つけたので読んでみた。
 
う~っって唸るほど共感した。読んで良かった。
私はカフェインに弱いからお抹茶を飲めないから茶道が出来ないなと思っているけれど、それでも少しでも体験してみたいなと思う。
せっかく日本人で日本に生まれたんだから。
勿体ないと思う事がまだまだ出てくる。

若い時から探していたもの。外国にあると思い込んでいたもの。
日本では学べないと思っていたもの。
ここにあるよね。昔からあったよね。って今は思う。
ここに居てここで学ぶこと。本当に深く。
その事を意識してこれからも生きて行こう。

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自宅ライブラリー完成

2019-07-08 12:45:40 | Weblog
難航している引っ越し作業。
あまりに大仕事だったので調子を崩して、養生しながら様子を観ながら。

やっと本の整理がひと段落しました。
壁一面の本棚。夫と私の本。

       

子どもの読む本を低い本棚に入れる。
絵本や読み聞かせの本は娘の帰って来た時の部屋にあります。

       

今までかかったのは、とにかく本棚の配達に日数がかかる事。
カタログ通販で買ったんだけど、大きなやつは2か月かかりました。
人気なのか?ずっと段ボールのままの本を観ながらの暮らしがあまり良い感じでなかった。

そしてコンパクトなパッケージで配達されてそれを自分で組み立てると言うのが今の家具の買い方らしい。昔と変わりました。
組み立てながら、「ほんとにみんなこれやってるの?出来てるの?ちょー大変!」って思いながら作った。
テレビ台も棚も本棚も全部自分で組み立てでした。
ベルメゾンもディノスもニトリもです。
IKEAは昔からそうだったけど、今はどこも。
家族に手伝ってもらいながら、なんとか頑張って出来ました。
苦手な人はお金払ってでもやって貰った方が良いかもしれません。

本が片付いたら、あとは手仕事の部屋だけ。
工房の引越しをします。
十三の工房で数年活動していましたが、自宅の一部で工房の活動をする事になります。
自宅なので、今までと少し違う形でこぢんまりとアットホームに(まんま)しようと思っています。サロンのような形を目指しています。
フェルトなどの手仕事、料理をしたり。

いろんな人たちにゆっくりと楽しく過ごして貰えるように作って行っています。

やっとここまで来た。
でも待ってる人たちもいるから、なるべく早く元気になって自宅の工房もしっかり作って行きたい。

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家内制手工業

2017-01-24 21:15:56 | Weblog
工房にて。

もともと行くつもりではあったんだけど、妹が来ると。そして母も。
この頃、母が少し暇が出来たらしく、片付けや手伝いと称して工房に来ることがあります。
なんだか結構がっつり片づけて貰った。さすがだなあ。

たくさん鶏を作る。
注文の分を除いてもまだあります。
ご注文伺いますよ。

       

今日も早めに終わって、商店街で買い物をそこここでして帰る。それも楽しみ。
煮干しがなくなったから買ってきた。下ごしらえしておく。
頭を取って、はらわたを取って、まとめてジップロックで冷凍。使うときに少しずつ使います。
作業している間ずっと思ってた。金属にしか見えないよなって。キラキラ。虹の光。
魚って不思議。

       

夜は長崎で買ってきた皿うどんの袋を使う。
良く観たら、近くのスーパーにもありました。これでいつでも長崎の味。
それでも長崎の本場の味にするのにはいくつかの大事なポイントがある。
まず魚介を入れる事。絶対だって。そして練り物(天ぷら)を切って入れる。
今日はエビとアサリを入れました。商店街のモンゴル肉餅と焼売を一緒に食べていっそう長崎らしく。

       

野菜もたっぷり食べられる。ちゃんぽんや皿うどんは素晴らしいメニューだなと。
あと、この前ケンミンショーの再放送を偶然観て知ったんだけど、どこにでもあるリンガーハットが長崎県民の味なんだと。
長崎出身の彼女に聞いたときにマユツバだと思ってたけど、本当だった。
リンガーハットに行きたくなった。長崎県民みたいにソースをかけて食べてみたい。

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