季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

骨のあるがらんどう

2019-05-29 22:16:21 | 暮らし Daily life
家具は通販も利用します。
値段は安くないから、出来るだけコーナンやニトリで見つけるのだけど、通販にしかないものがあります。

この棚、薄い平たい包みで来た。
わー、全部組み立てるやつやった。
板の種類や金具の種類、使い方などキッチリ分類して把握して順序通りにしないと出来上がらないやつだ。

キッチリ揃えて整えて取り組む。
ここでいろんなことを端折ると水の泡になる。

道具もきちんと揃える。
このゴムのカナヅチと電動コードレスドリル&ドライバーが必需品。



作りながら「これ、誰でも難なく出来る」ってレベルのと違うなー。私でもちょっと頑張らないと無理やな。と思いながら作る。

出来ました。



羊毛置こうかな?と思っています。
うまく行きますように。
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アンチ 勿体ない!

2019-05-27 14:24:28 | 暮らし Daily life
なにせここ数か月明け暮れた荷物の整理。
とにかく減らそうと。
全部出して要るものを選んで、要らないものは捨てると言う事をやって、そして運んで収めた。
ずっとそれを集中してやって思った事は。

勿体ないって思っちゃいかんな。

と言う事。「いつか使おう」「いつか着よう」「いつか作ろう」今は勿体ないから。そう思って眠っていた品物がどれだけ多いのかわかった。
素敵なものを貯める性質は誰しもあると思うけれど、それでもそれ故に住まいが狭くなって暮らしが圧迫されたり、引越しの荷物が多くて疲れたりするのは弊害と言うもの。

それは裏返すと自己肯定感の低さと繋がってる気がする。
「今はこれを使うほど自分は素敵じゃない。今はこれを使うほど素敵な時じゃない。」
これも気付いたけど、時って結構10年とか20年とか30年とかあっという間に過ぎる。
置いておこうって思ってそれで何十年も経つって事の勿体なさ。こっちの方が勿体ないって気付いた。

素敵な便箋。綺麗なスカーフ。ゴージャスなコート。
和紙や英国羊毛。ため息が出るような舶来の布!(布たくさんある)
なんだって今の私が使うにふさわしいはず。
だってあと30年とか経って、結局使わなかったじゃさらに勿体ないの二乗。勿体ないが勿体ない。

そんなに素敵なものを見つけて、そして手に入れた時点で、もうあなたは今それを身に着けるくらい、使うくらい素敵だよ!
それが判明した真実。


だからこれからは、素敵な物を使う事を躊躇しないで暮らそうと深く心に決めた私です。
着物とかももっとバンバン着たい。合わない色のは染めなおして着れたら良いかも。
財布と相談して、少しずつもう一つの無駄のない暮らし。始めたい。

Comments (5)
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VIVA団地!

2019-05-27 13:53:40 | 暮らし Daily life
引っ越し作業が思いのほか重労働だったらしく。
先週から身体がストップかけてくる。
腕の付け根(肩甲骨の間くらい)がふとしたことでグキッとなって動けない。
私の仕事は手の仕事だから先週は休みました。
今まで骨折でもなんでも休んだことないのに。
何も持てなくて下向けなかったら、ほんとうにすることない。すごいとこ攻めて来るよな、身体ってば。

先週のは3日くらいで治まったのに、また昨日ふとしたことでビリッと入った。
今回は整形外科に行きましたよ。結局疲労が背骨に貯まってて、それが出てきたって結論に。
引越しって言ったら命がけだわ。
ちゃんと薬も貰って養生しています。仕事したい。

今回の引越しではいろいろ深い気付きがあったのだけど。
とにかく荷物が多かった。
団地のあのうちのどこにこんなに入っていたのかと思うくらいの量。
しかも本がものすごく多くて引越し屋さんが泣いていました。
本の話はさておき。

1つは前のうちの収納が素晴らしかったと言う事。
それはひとえに押入れ。押入れがとても充実してたうちなんです。
今のうちはそれほどでないので、収納する所を見つけて決めるのに随分苦労しています。
団地ってつくづく暮らしやすいように安心なように無駄がないように作られているな。
当たり前のように水が出て、排水がスッキリしてて、窓が閉まって。しかも防犯もそんなに神経質にならなくても良い。
楽で快適で安心ってので言うと、かなり優秀だと思います。
今はコツがわからないと開けたり閉めたり出来ない窓とか雨戸とかと格闘してるし、ちょっと出かけるって言っても戸締りの事で結構神経も時間も使っています。
VIVA団地!
ある意味、典型的な日本の住宅って、近代と言う意味では団地なんじゃないかな?

これからしばらくは、この夢だった土との暮らしを満喫して。
暮らしを収縮したいと思ったら、またあの便利な団地に住むのも良いなあと思う。
昭和の巨大遺産、団地。見直しました。





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プラ!

2019-05-26 12:39:37 | 暮らし Daily life
       

今住んでいる所のゴミの分別が前の所とちょっと違います。
前の所はプラスチックは普通のゴミで出してました。燃やすそうです。
ここではプラスチックは別に出します。

プラスチックの分別は燃やすと温度が上がるのでゴミ処理場の窯を痛めるからだと思っていました。
そして分別したプラスチックは埋め立てに使うのだと思っていました。
間違ってた。

HPを良く観てみると、なんでもかんでもプラスチックを分ければいいのではなかった。
プラのマークが付いているものだけです。
そうすればそれはリサイクルされるらしい。
リサイクル?!そうなの?
大変そうだけど。

それで今はプラのマークに敏感になっていて、なんでも確かめています。
すると、思わぬものにもたくさん付いている。
ラーメンの袋とか調味料が入ってる袋にも。アイスクリームの袋にも。
「こんな小さなものにも?」って感じです。
明らかにこれだったらリサイクルできるだろうって思えるものでもマークが付いてなかったら普通のゴミで出します。

ネギの袋とか洗って干しながらも「これ洗う水と手間とリサイクルの事考えたら、燃えるごみに出すのとどっちがエコなんだろう?」なんて日々考える。
でも温暖化とプラスチックの環境汚染の事を考えたら、リサイクルに出すのが一番なのかな?と思ったり。

ここしばらくプラスチックの事を良く考えて、減らしたいって思っているけれど、引越しの時に思ったのは
プラスチックなしで暮らすのはかなり厳しい!と言う事です。

特に収納の分野で。
今回、嫁入りの箪笥がどれだけ重くてかさばって邪魔になるのか実感した。
結局ホームセンターで買ったプラスチックの箪笥が重宝している。
引きだしの間仕切りにも百均のプラスチックのケースが必要だし、ゴミを分別するケースだって、結局プラスチックの引きだしの収納が一番適している。

NOプラスチック NOライフ!ってくらい必要でした。

医療にも暮らしにもなくてはならないプラスチック。
必要な分は使えるように、なるべく他で減らして暮らせないのかな?
安くて強くて軽くて形を作りやすい。
素晴らしい素材であるからこそ、大切に使いたいです。



これらのプラスチックだけでも分別したら燃えるごみがものすごく減った。
あと、紙ごみも新聞と広告や雑誌なども分けるし、もう一つどんなに小さなものでも袋に入れたら持って行ってリサイクルしてくれる雑紙と言う分野がある。これがすごいと思う。レシートでもなんでもぽいぽい袋に入れて行く。
これも燃えるごみが劇的に減った原因だと思う。これで生ごみをコンポストで肥料に出来たらもっと減らせるのに。

そんなこんなで分別ごみが8種類。みんな本当にわかって出来てるのかな?ちょっと不安になる。
私も最初引っ越してきた時まったくわからなかった。
それが専用のスマホアプリがあって、毎日どのゴミの日か朝に教えてくれる。
分別の仕方もすぐに調べられるし、どのゴミに分類されるかもすぐに調べられので、苦労なく楽しく分別生活出来ています。
知らない人はダウンロードして欲しい、ゴミ出しアプリ。素晴らしいです。(ゴミ出しアプリがない自治体もあると思います。チェックしてみてください)






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足腰

2019-05-24 13:18:17 | 心と体 Mind&Body
地面のある暮らし。

始めてみてわかった。
これは足腰を使う暮らしだなと。

元々引越し作業と言うのが足腰を使うものだった。
2月の中ごろからずっと引越しの準備をして今まで毎日そうだけど、
とにかくしゃがむ動作が多い。それと持ち上げる動作。
ずっとずっと毎日何十回もしゃがんで立ち上がって、言ったらスクワットをたくさんしてる暮らしなので、足腰が強くなってないかな?

冬の庭にはなかったけれど、温かくなって来たら雑草が生える。生えに生える。
それを抜くのも足腰使います。
助産院で働いてる妹が言ってた。雑草抜きは安産に良いらしい。
妊婦さん!雑草いくらでもあるよ!抜きに来て良いよ!って感じです。
たぶん中高年のみなさんも足腰の強化に雑草抜きは良いと思います。是非!

昨日は竹の根を掘り起こした。
きっと随分昔に「雰囲気好きだな」って思って住んでた人が竹を植えたのだろう。
細くて良い感じの竹だけど、とにかく根を縦横無尽に張ってすごい繁殖してる。
ブロックを割るくらいの勢い。
あんまり繁茂しているのも虫対策とか防犯の意味で良くないので、要らない所の竹は取ることにした。
それが一仕事の上の二仕事くらいの重労働。

庭仕事に慣れてる両親も随分掘り上げてくれたんだけど、自分でもひたすら新しい芽をハサミで切って根を掘る毎日。
大きなスコップでゴンゴン掘って行きます。

       

もう暑くなってきてるし、さすがにキツイ。

もう一つ、大変だったのはヤブガラシ。
春になって芽があっちこっちから出て来たから、毎日抜いてたんだけど追いつかず。
植木屋さんに聞いたら「あれは根っこから取らないと無くならないですよ。」だって。
それで掘って根を取ってるんだけど、これがまた竹の繁殖と同時進行していたらしく、竹の根に寄り添い、しつこいほどの繁殖ぶり。
敵のように掘って始末する。
それでもまだまだ出てくるから、除草剤も使おうかと考え中。葉っぱにかけたら根も腐るらしい。

引っ越してすぐの時にキッチンで随分アリと戦った。その時も思ったけど、生きるって戦いだ。
殺生なんて毎日何十回もした。前のところは虫が入ってくることも少なかったし、入ってきたら紙で取って外に逃がしてあげたりしてたんだった。
でも今はアリを観たらすぐにつぶす。容赦はない。
薬も使うしシーラーも隙間に塗る。
完全シャットアウト!
地面に近いって体も心も足腰強くなるな。
実感しています。



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新しい家

2019-05-23 21:12:17 | 暮らし Daily life
引越ししてしばらく経ちました。
夫婦とも疲れが出て、今週はゆっくりと休息を取っています。

それでも見つけて二人とも一回で惚れて住むことに決めたこの家はとても素敵です。
万博の頃に、その頃の技術と誇りと財産をつぎ込んで作ったに違いない昭和の遺産とも言えるこの家。
古くていろんなところに不具合がありますが、それでも日々その価値を深く感じています。



私たちは家を持つ事にほとんど興味がないので借りていますが、自分たちで住みよいように手入れをしてから入居しました。
キッチンが新しいです。初めて持つ理想のキッチン。
広いです。使いやすいです。本当に夢のよう。

管理会社からもベランダなどの修理が入っていました。

今回の引越しで、その改修の過程に立ち会えたのもとてもラッキー。
もともと職人さんの仕事を観るのがとても好きなので、思う存分観ることが出来ました。

       

それでわかったのが、職人さんの世界の分業制です。
水道ガス、電気、運搬、解体、設置、そして総監督。全部別の人がやっていました。そしてそれぞれの職人さん達の仕事の気持ち良い事!
ものすごい辛抱強さと正確さと美しさそして何より機転でこなす仕事。
本当にたくさんの人たちの働きによって私たちの快適な暮らしが作られて行くんだと言う事を目の当たりにして、感謝の気持ちでいっぱいになりました。


この家には庭があります。主要部分は日本庭園になっていて、大きな岩や灯篭があり枯山水が美しいです。
それでも手入れが十分でなかったので、先日植木屋さんに入って貰いました。
植木屋さん。どこに頼もうかと考えていたら、偶然にお世話になっている園芸店に修行に来ていた若い男性が庭師でした。
「松の手入れが好き」だそう。それでぴんと来た。「この人にまかせよう!」
この庭の要の木が松です。初めて来た時に近江商人屋敷みたいでとってもかっこいいと思ったもの。
それに若い職人さんに仕事を頼む事には社会的な意義も感じます。

仲間の庭師の方と二人で朝早くから夕方まで2日がかりで庭を整えてくれました。
鳥が運んできた種から生えた、家に影響の良くない木も切ったり抜いたり、生かす木の枝を払って葉っぱをすいて。
木の性質、生えている位置、日当たりなどを考慮しながら、数年先、もっと先まで見据えての手入れになります。
そして空気と光が通らず籠った雰囲気の庭がすっかりと明るい風通しの良い庭になりました。
今は寂しいくらいの景色なので、何をどこに植えて行こうか考えています。



引越しして2週間くらいはただひたすら段ボールを減らすことを目標にいろんな物たちの配置を決めて納めて行く作業が続き、もちろん暮らしはして行きながら、やっと最近見える段ボールが減って落ち着いてきました。

注文していた家具も少しずつ届いて来て、だんだんと新しい家の形が出来上がって来ています。

今日は応接間にテーブルが来ました。
ここは応接間としての役割だけでなく、私が手仕事の講習などする時に使えるように準備しています。



まだまだ手仕事の道具の整理にまで手が回ってないので、しばらくかかりますが、近いうちに整えます。
どんな形でここで仕事をしていくのか、またあらためてお知らせしますね。
楽しみにしていてください。







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折り染めのランタン

2019-05-02 05:40:05 | ハンドワーククラブ HandworkClub
平成最後のハンドワーク。
連休中のお楽しみイベント。
折り染めをみんなでします。

和紙を折って色水に浸けて広げる。
それだけがこんなにもワクワクする。
広げて乾かすのをお互いにみんなで観るのが、また楽しい。

スタッフの方たちによる「特設ドリンクバー」が豪華。いろんなコーヒーや紅茶、ココアなどのパックやスティックが並んでて、そこから選んで好きなのを飲める。

1枚だけでなく、何枚もそしてまたそれが加速してすごい勢いになって増えていく。
私が初めに基本の作り方を伝えてから1時間もしないうちに、オリジナルの折り方と染め方のものが犇く。



どれが私のだとか、あれが綺麗!好きだわーとか言いながら、談笑しつつゆったり過ごす。
華やかで和やかな。美味しくて温かい特別な時間が流れる。

折り染めの良いところは、折り方が難しいとかよく考えて染めるとかと関係なく、その時その時の出会いと偶然で素晴らしい模様が出来ること。
その予期せぬ美しさに心が躍る。

乾いたら選りすぐりの1枚をランタンにします。
LEDの小さなロウソクを中に入れて。
温かい光がゆらゆらと瞬く仕様が本物みたい。



万華鏡の灯りを携えて、みんな帰途につく。
うちで付けて、新しい時代を迎えよう。
温かい美しい和やかな時代になりますように。
一人一人のお酒のない新しい人生も。

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