季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ゆったりのんびり

2006-06-28 09:33:51 | 暮らし Daily life
しばらくばたばたとしていました。
体も意識も外に向かって働いていました。
ふと我に返ってみると、家の中は薄汚れ、体もどんよりとしています。

今日は久しぶりの「何もない日」。
朝から思いっきりゆったりのんびり。ゴロゴロしています。

まわりにやるべきことはたくさんあるけど、とにかく今はゆっくりと深い淵の中にたゆたい、沈んでいく。
ふうっと気付いた時には浮上していてまわりの物が見えてくる。
そうしたら少しずつ自然に片付いて行って、気持ちのよい空間に戻ってくる。

そんな風にして空っぽになった自分を満たして行く。それからがまた新しい生活の始まり。

こんな風に自分を調節できる暮らしで本当によかった。
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羊毛の収納

2006-06-27 08:30:59 | ウールクラフト WoolCraft
フェルト作りに使う様々な色の羊毛。
どうやって使い良く収納するか問題でした。
数年前に思いついたこの方法で無事解決。

       

2Lのペットボトルを途中で切るだけ。
上の部分を逆さにすると2種類の羊毛が入るケースになります。

これは自宅用。6つずつをテープでまとめてパレットのように使えます。
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アートクラス、木炭画

2006-06-24 20:43:30 | 暮らし Daily life
アートクラス2回目。
今日は線を動かす。
まずクレヨンでいろんな動きの線を体験し、木炭画に移ります。

参加者はみんな木炭を持つのは初めて。
薄く描いたり濃く描いたりして練習してから画用紙に向かいます。

テーマは「自分の中の白と黒(光と影)」

       

暗い部分を描くときはぐいぐいと塗っていって気持ちがいい。
勢い良くモヤモヤやドロドロを描く。
影を薄く伸ばしながら光の部分を残して形作る。
光の部分は直線的になっていく。

私の中では本当に白い所や黒い所は少なく、灰色のグラデーションが殆ど。
光と影の部分は孤立しているのではなくお互いに尊重して繋がり共存している。

そんな感じです。

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はかる。記録する。

2006-06-23 20:44:48 | ウールクラフト WoolCraft
手紡ぎのお稽古。
少しずつ確実に紡ぐ事。
グラム数を量って番手を測る。
丁寧に、はかって記録することで資料を残す。

苦手だけれど取り組んで大切にしていきたい。

菊の花でスカーフも染めました。
鉄媒染と銅媒染。菊のいい香りがします。



京都のバス。
アイドリングゼロ。
信号待ちのときちゃんとエンジンを止めているのに感心しました。
環境にやさしいバスでした。

京都っているだけで伝統の空気をひたひたと感じる。
それにしてもお寺の名前はいいとして、「大将軍」って、バス停名。
なんだか他ではありえない。



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受け継いだ物

2006-06-22 09:24:22 | 暮らし Daily life
祖母がずいぶん高齢になり、生活用品をいくつかもらいました。
まずはぬか床。

       

母の所に来たのを少し分けてもらいました。
祖母のぬか漬けはみんなの大好物。
何十年もなじんだぬか床は宝物です。
私はこれまで何回かチャレンジしてきましたが、
いつもぬか床が膨れ上がってすっぱくなったりして失敗ばかり。
だからちょっと緊張しています。

それから裁縫道具。

       

このチープな入れ物に入っている所が(蓋もなし)私と似てる。
私のも百均で買ったもの。
元気だった祖母が認知症が進んでいると聞き、訪ねたときにベッドの足元にこの箱を見て、なんだかグッと来ました。

その中にこんな物が入っていました。

       

木の糸巻きです。
今では珍しい物。昔は全部木だったけど、今はプラスチック。
子どもの頃、糸巻き車を輪ゴムや割り箸を使って作りました。
今では糸巻きの糸が無くなる事なんてあなりないのではないでしょうか。

曾祖母、祖母、母と受け継いできた宝は「手」。
曾祖母は蚕を飼って糸を取り、機織をし、着物に縫い上げ、産婆さんの代わりからお嫁さんの仕度までなんでもこなしたそうです。
祖母もいつも手を動かしていました。
子どもの時は毎年セーターを編んでもらっていました。
お料理もとても上手で、私がお嫁に来てすぐは何度も彼女に電話をして
作り方を聞いていました。

「子どもは自分の実現したい能力を持っている器を探して生まれてくる。」
と聞いた事がありますが、私の手仕事好きのことを思うと納得が行きます。
彼女達以外の先達のいろんな人たちからもたくさんの特徴を受け継いでいるこの私という器を私は心地よいと思うし、誇りにも思います。

その器を活かしてさらに磨いていきたい。
毎日かき混ぜてぬかや塩を足しながら熟成していくぬか床のように。

ぬか漬けおいしいです。
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フェルトメーキング、小銭入れ、カメラケース

2006-06-20 08:45:17 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

       

カードを入れるポケットの付いた小銭入れを作るのが流行っています。
アルコール依存症治療は基本的に毎日なので、通院に便利なように。

       

先週作ったカメラケースにイニシャルや模様をニードルフェルトで付けました。
ふたと本体に模様が繋がるように工夫しました。
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ねじ花

2006-06-19 08:37:38 | 季節 Season
       

ねじ花、見つけました。
太陽が一年のうちで一番高くなるこの頃見かける花。
花がぐるりとらせん状に下から順に咲いていく。
お天道様に昇る階段。
花の一つ一つがガラス細工のようです。
私の大好きな花。
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今日も柿渋を塗る。

2006-06-18 22:16:04 | 手仕事 Handicraft
子どもが赤ん坊の時に作った椅子。
子どものお食事の椅子になり、初めての机になり、お料理の時の踏み台になり。
10年以上、いつも暮らしの傍らにあります。
(今はこの椅子に座ってベランダの植木を眺めるのが私の癒しタイム。
                  いろんな手仕事もこれに座ってします。)

何度も蜜ろうワックスなどをかけてきましたが、今日は柿渋を塗ります。

まず軽くサンドペーパーをかける。(下は紡ぎ車のボビン立て。)

       

何回か重ねて塗ります。
この刷毛を持った手が…。床や椅子など塗れそうな物に次々と塗っていく。
乾くのを待っている間が手持ち無沙汰なので…。
息子が「俺、寝てる間に柿渋塗られるんちゃうか。」と言っていました。

つやつやと出来ました。
 
       

大事にこれからも永く使って行きたいです。
       
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自分で洗った羊毛。

2006-06-18 09:45:58 | ウールクラフト WoolCraft
自分で洗った羊毛を、まずほぐしてカードにかける。そしてローラグを作ります。
 
       

 上が洗った物、左がほぐした物、右が梳いてローラグにしたものです。
羊の毛がお行儀良く整列していく様が面白い。
黙々と作業をする。無心の時間。
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柿渋、翌朝

2006-06-17 08:23:49 | 手仕事 Handicraft
朝起きたら良いお天気。
ちょっとのつもりで塗り始めた柿渋、
横にあった紡ぎ車まで塗りました。
まだらにすすけていた紡ぎ車がつややかに。癖になりそうです。
何か塗れる物はないかときょろきょろしてしまいます。
重ねていくと色みも輝きも増します。
風や日光に当てると一層深い色になるらしい。

おもしろい!

       
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