朝ご飯を食べてすぐ、8時から10時くらいまで。
それが私のゴールデンタイム。
それ以降になると出かける所が出てきたりしてややこしい。
さあ、羊毛を洗いますよ!
昨日のを脱水にかけて、バケツの温かい石鹸水の中で一握りずつ汚れや脂分を押し出して行く。
それをもっとぬるいお湯で洗って行く。
先にお湯を貯めてその中に羊毛を入れるのが大事。
シャーっと上からかけない。
これまで羊何匹分か洗ったと思う。
何年にも亘って少しずつまたは時にはたくさん。
いつも納得できなくてどうなのかわからなかったけど、なんだかようやくわかってきた。
フリースからの羊毛仕事を始める時に読んだ記事で
「どうやってフリースを洗うのですか?」と言う問いに
「普通に当たり前に洗うんです。」って答えたニュージーランドの先生がいたけど
今はそれがわかる気がする。
こう、って言うマニュアルはないけどその羊毛の状態や種類によって、ふさわしい当たり前のやり方で洗うんだと思う。
あんまりやっちゃいけないこととかしなくちゃならないこととか、ない。
こうやって一握りずつ丁寧に洗える事は幸せだ。
贅沢な時間だと思う。
大量のフリースを洗おうと思ったら、こんなことやってられない。
脱水したらキラキラ羊毛が出来た。
広げて乾かす。一握りずつ洗っているので、脱水した物はこの写真の手前のおにぎり状。
それをフワフワに広げて干す。
こうなると羊毛を触ることをやめられない。
やらなくちゃならないことを引き延ばしてまで没頭してしまう。
間に入り込んだ種など取りながらほぐす。
めずらしい、お米が出てきた。こんなの初めて。
この羊、お米食べてるのかな?それか小屋に敷いてある藁かな?
あと、メタセコイヤの枝も出て来る。
それといつものチカラシバ。
羊毛を見ていると羊の暮らしている様子がわかる。
考古学者か探偵にでもなった気分。
「ほったらかしですよ!」って言ってたけど、きれいなところで大事に美味しく食べて毎日暮らしているのがわかる。
このフリースは種もそんなにたくさん入ってないし、毛の質もとても良い。
それに使いやすいと思う。
今回は2種類洗った。各250gくらい。
一つは泥のお尻のところ。こんなにきれいになった。
色は少しクリームがかっている繊維が太くて長い。
もう一つは多分背中のところ。短くて結構フェルト化してたけど、すっかりほぐれた。
色は白く繊維は細くて短い。
一房ずつ比べたらこんな感じ。
同じ一匹の羊の毛でもこんなに違う。
ちょっと出かけて帰って来て、乾いた所から少し梳いてみた。
長さと言い細さと言い縮れ具合と言い、申し分ない。
うれしくなるくらいフェルトにぴったり。
で、早速フェルトにしてみました。
小さい鍋つかみ。
扱いやすく、みるみるフェルト化して行く。
出来上がりもほど良く「かさ」があって使いやすいと思う。
スエゾウさん、良いフリースをありがとうございます!
一頭分フリースがめずらしかった昔は、フェルトにするなんて勿体ないと思ったけど
量があったら全部糸にするのはそれこそ大変なので、フェルトにもどんどんしたらいいと思う。
機械や電気の力が入っていない羊毛で作ったフェルトは、また一味違います。
キラキラウネウネってしてる。
羊仕事の醍醐味って本当はこういう元の状態からの所にあると思う。
すごくダイナミックだしあんまり考えないで単純作業に没頭できる。
ほんとはここをハンドワーククラブでやりたい。
あの人きっとこの仕事好きだろうなって人、結構いる。
きっと楽しい。
それには環境もいるし、いつかきっと。
それが私のゴールデンタイム。
それ以降になると出かける所が出てきたりしてややこしい。
さあ、羊毛を洗いますよ!
昨日のを脱水にかけて、バケツの温かい石鹸水の中で一握りずつ汚れや脂分を押し出して行く。
それをもっとぬるいお湯で洗って行く。
先にお湯を貯めてその中に羊毛を入れるのが大事。
シャーっと上からかけない。
これまで羊何匹分か洗ったと思う。
何年にも亘って少しずつまたは時にはたくさん。
いつも納得できなくてどうなのかわからなかったけど、なんだかようやくわかってきた。
フリースからの羊毛仕事を始める時に読んだ記事で
「どうやってフリースを洗うのですか?」と言う問いに
「普通に当たり前に洗うんです。」って答えたニュージーランドの先生がいたけど
今はそれがわかる気がする。
こう、って言うマニュアルはないけどその羊毛の状態や種類によって、ふさわしい当たり前のやり方で洗うんだと思う。
あんまりやっちゃいけないこととかしなくちゃならないこととか、ない。
こうやって一握りずつ丁寧に洗える事は幸せだ。
贅沢な時間だと思う。
大量のフリースを洗おうと思ったら、こんなことやってられない。
脱水したらキラキラ羊毛が出来た。
広げて乾かす。一握りずつ洗っているので、脱水した物はこの写真の手前のおにぎり状。
それをフワフワに広げて干す。
こうなると羊毛を触ることをやめられない。
やらなくちゃならないことを引き延ばしてまで没頭してしまう。
間に入り込んだ種など取りながらほぐす。
めずらしい、お米が出てきた。こんなの初めて。
この羊、お米食べてるのかな?それか小屋に敷いてある藁かな?
あと、メタセコイヤの枝も出て来る。
それといつものチカラシバ。
羊毛を見ていると羊の暮らしている様子がわかる。
考古学者か探偵にでもなった気分。
「ほったらかしですよ!」って言ってたけど、きれいなところで大事に美味しく食べて毎日暮らしているのがわかる。
このフリースは種もそんなにたくさん入ってないし、毛の質もとても良い。
それに使いやすいと思う。
今回は2種類洗った。各250gくらい。
一つは泥のお尻のところ。こんなにきれいになった。
色は少しクリームがかっている繊維が太くて長い。
もう一つは多分背中のところ。短くて結構フェルト化してたけど、すっかりほぐれた。
色は白く繊維は細くて短い。
一房ずつ比べたらこんな感じ。
同じ一匹の羊の毛でもこんなに違う。
ちょっと出かけて帰って来て、乾いた所から少し梳いてみた。
長さと言い細さと言い縮れ具合と言い、申し分ない。
うれしくなるくらいフェルトにぴったり。
で、早速フェルトにしてみました。
小さい鍋つかみ。
扱いやすく、みるみるフェルト化して行く。
出来上がりもほど良く「かさ」があって使いやすいと思う。
スエゾウさん、良いフリースをありがとうございます!
一頭分フリースがめずらしかった昔は、フェルトにするなんて勿体ないと思ったけど
量があったら全部糸にするのはそれこそ大変なので、フェルトにもどんどんしたらいいと思う。
機械や電気の力が入っていない羊毛で作ったフェルトは、また一味違います。
キラキラウネウネってしてる。
羊仕事の醍醐味って本当はこういう元の状態からの所にあると思う。
すごくダイナミックだしあんまり考えないで単純作業に没頭できる。
ほんとはここをハンドワーククラブでやりたい。
あの人きっとこの仕事好きだろうなって人、結構いる。
きっと楽しい。
それには環境もいるし、いつかきっと。