季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

洗う楽しみ

2010-04-30 17:14:44 | ウールクラフト WoolCraft
朝ご飯を食べてすぐ、8時から10時くらいまで。
それが私のゴールデンタイム。
それ以降になると出かける所が出てきたりしてややこしい。

さあ、羊毛を洗いますよ!
昨日のを脱水にかけて、バケツの温かい石鹸水の中で一握りずつ汚れや脂分を押し出して行く。
それをもっとぬるいお湯で洗って行く。
先にお湯を貯めてその中に羊毛を入れるのが大事。
シャーっと上からかけない。

       

これまで羊何匹分か洗ったと思う。
何年にも亘って少しずつまたは時にはたくさん。
いつも納得できなくてどうなのかわからなかったけど、なんだかようやくわかってきた。
フリースからの羊毛仕事を始める時に読んだ記事で
「どうやってフリースを洗うのですか?」と言う問いに
「普通に当たり前に洗うんです。」って答えたニュージーランドの先生がいたけど
今はそれがわかる気がする。

こう、って言うマニュアルはないけどその羊毛の状態や種類によって、ふさわしい当たり前のやり方で洗うんだと思う。
あんまりやっちゃいけないこととかしなくちゃならないこととか、ない。

こうやって一握りずつ丁寧に洗える事は幸せだ。
贅沢な時間だと思う。
大量のフリースを洗おうと思ったら、こんなことやってられない。

脱水したらキラキラ羊毛が出来た。

       

広げて乾かす。一握りずつ洗っているので、脱水した物はこの写真の手前のおにぎり状。
それをフワフワに広げて干す。

       

こうなると羊毛を触ることをやめられない。
やらなくちゃならないことを引き延ばしてまで没頭してしまう。
間に入り込んだ種など取りながらほぐす。

めずらしい、お米が出てきた。こんなの初めて。
この羊、お米食べてるのかな?それか小屋に敷いてある藁かな?
あと、メタセコイヤの枝も出て来る。
それといつものチカラシバ。
羊毛を見ていると羊の暮らしている様子がわかる。
考古学者か探偵にでもなった気分。
「ほったらかしですよ!」って言ってたけど、きれいなところで大事に美味しく食べて毎日暮らしているのがわかる。

       

このフリースは種もそんなにたくさん入ってないし、毛の質もとても良い。
それに使いやすいと思う。

今回は2種類洗った。各250gくらい。
一つは泥のお尻のところ。こんなにきれいになった。
色は少しクリームがかっている繊維が太くて長い。

       


もう一つは多分背中のところ。短くて結構フェルト化してたけど、すっかりほぐれた。
色は白く繊維は細くて短い。

       

一房ずつ比べたらこんな感じ。
同じ一匹の羊の毛でもこんなに違う。

       

ちょっと出かけて帰って来て、乾いた所から少し梳いてみた。
長さと言い細さと言い縮れ具合と言い、申し分ない。
うれしくなるくらいフェルトにぴったり。

       

で、早速フェルトにしてみました。
小さい鍋つかみ。
扱いやすく、みるみるフェルト化して行く。
出来上がりもほど良く「かさ」があって使いやすいと思う。
スエゾウさん、良いフリースをありがとうございます!

       

一頭分フリースがめずらしかった昔は、フェルトにするなんて勿体ないと思ったけど
量があったら全部糸にするのはそれこそ大変なので、フェルトにもどんどんしたらいいと思う。
機械や電気の力が入っていない羊毛で作ったフェルトは、また一味違います。
キラキラウネウネってしてる。

羊仕事の醍醐味って本当はこういう元の状態からの所にあると思う。
すごくダイナミックだしあんまり考えないで単純作業に没頭できる。
ほんとはここをハンドワーククラブでやりたい。
あの人きっとこの仕事好きだろうなって人、結構いる。
きっと楽しい。
それには環境もいるし、いつかきっと。
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ソーティング

2010-04-29 22:12:37 | ウールクラフト WoolCraft
この前マキノピックランドで毛刈りをした時に分けてもらった立派なフリース。
羊一頭分まるまる。

気になってたんだけど雨ばかりで取り掛かれなかった
今日は良い天気。広げてソーティングしましょう。
羊のことはこの本に詳しく載っています。
どの本屋でもあるわけではないらしく、Amazonで出ていませんでした。
もうすぐ新しいバージョンが出るそうです。

はじめての糸紡ぎ

刈り取ってすぐにとっても使えないところを分けたのがスカーティング。
これからするのはソーティングです。
ハリーポッターの話の中にもソーティングと言う言葉が出てきます。日本語では「組み分け」。新入生がどの寮に入るのがふさわしいか振り分ける作業の事です。
勇者ならグリフィンドール、狡猾なスリザリン、利発なラーベンクロー、優しいハッフルパフ。
さあ、まずブルーシートを敷いてフリースを広げます。
手前の方がお尻、向こう側が首です。
お尻の方は泥が結構付いている、毛質は太くちょっと固めそして長め。
こうやって広げて見るのが好き。マグロ一匹目の前にしてどうやって料理して食べようか考えてる感じ。

       

まずカチカチに泥の付いているお尻の所を選ぶ、3dと名づける。
それから汚れもなくて繊維もきれいで状態のいいところを選ぶ。胸やわき腹の良い所、これは1st。
ウットリとするほど美しい。

       

その間を2ndとしてその中でも少し選り分ける。
毛質は良いけど短くて紡ぎに使いにくそうなところはフェルトに使おう。

       

あの日いろんな羊を毛刈りしたけど、一頭一頭毛質が少し違ってほぼメリノな細くて長くねっとりとした毛のものやワサワサしているコリデールまんまなのやいろいろ。
これはコリデールらしい。手紡ぎには向いていると思う。
これで良かった。超メリノなのはちょっとこわい。

選り分けた。

       

そして、泥汚れのひどい所をまずぬるま湯に漬けて洗った。
もうこれが早くしたくてたまらなかったんだ。
泥が長い間付いていたら、毛が黄色くなったりして悪くなるんじゃないかと思って。
お尻の毛もゴワゴワしてこれはこれでいいので。

そして今度はモノゲンを入れた湯に漬けて置く。
本には(羊毛の重量の)3~10%とあったけど、汚れ具合や脂の量や使う目的によって変わると思う。

       


上にビニール袋をフワッとクシャッと乗せておく。
表面が乾かないようにと熱が持つように。おまじないみたいだけど。

       

続きは晩御飯の後にしてもよかったけど、まあ明日かな。一人でゆっくり楽しもう。
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尻尾

2010-04-27 09:40:46 | ウールクラフト WoolCraft
マキノピックランドでは毛刈りだけではなくいろいろな羊に関するより深い場面に遭遇した。
尻尾の事も。

羊には尻尾があるでしょうか?

       

あります。
生まれたときには結構長いのが付いてるんです。
大人になってもたまに付いてるのを見かけますが
大人の羊にはほとんどありません。

       

それはなぜかと言うと尻尾を取ってしまうので。

その理由は尻尾に排泄物がたくさん付いて固まってそこにハエが卵を産んだりして不衛生になり、病気を起してしまう可能性が高いから。

犬や猫も見た目の良さの為に切り落とす事がありますが、羊の場合は衛生面で。

鋏でチョンと言うやり方ではなくて、丈夫なきついゴムの輪っかをはめてしばらく置いておくとポロリと取れるそうです。

その輪っかと嵌めるための道具。

       

このペンチみたいなので輪っかを広げて、尻尾の根元まで通してはめます。
子羊たちはとても痛そうにします。
かわいそうだけど、健康のためだからね。


あと、毛を刈り取った羊の背中に青い薬を付けていました。
これも病気を防ぐ薬だそうです。
これだと注射しなくてもいいらしい。

       

羊は人間の為に改良の上に改良を重ねて来られた動物なので、それゆえの悲しさや運命もあります。
毛も元々は自然に落ちていたのが、汚れないように落ちない品種が開発されたので毎年の毛刈りが必要なのです。
毛刈りをしないと汚れや病気の為に羊に良くないので、毛を使う使わないに関わらず毛刈りは毎年必要です。

それでも毛を皮ごと取られて死んでしまうのではなくて、毎年毛だけを頂いてまた生きていけるなんて素敵な動物だと思います。
千年以上にも亘って人と羊の中で出来てきた繋がり。
特別で貴重な物だ。
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こんなところに!

2010-04-26 21:30:31 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。
後片付けで、使ったタオルを脱水しようと洗濯機の中を見たら見覚えのある布が。
随分前にハンドワーククラブで作ったものを患者さんがスタッフに上げた物だ。

       

少し糸が細くなってスカスカになっているけど、しっかりとしている。
良く考えたらこれって7年くらい前の物。

聞いたら院長先生が飲物を置くのに使っていて、毎日洗うのだそうだ。
熱いものを置いても大丈夫でこんなにたくさんの洗濯回数にも負けない。
すごいなあ。
大きく感動した。

アクリルの毛糸で編んだのが良かったようだ。
ウールだとどんどん縮んでしまうから。普通の洗濯には耐えられないだろう。

彼が来なくなって随分経つ。
ハンドワーククラブが始めのころの常連さん。
彼一人がメンバーだった時もあるくらい。

元々高齢だったので今はもうこの世にいないかもしれない。
それでも私は思い出す。彼が楽しく作品を作っていた事を。
毎週初めてのように参加して、同じ話をして帰っていった彼。
つらかった少年時代や海軍時代の思い出だけじゃなくて、楽しかったクリニックでの思い出もきっと今彼と共にある。
忘れていたとしても彼の存在に刻まれているはず。

先生が毎日これを使っていることを知ったらさぞ喜ぶだろうな。
知っているかも。
毎日響く汽笛と一緒にやってきて、見てるかも。
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なんと、私が…。

2010-04-25 21:58:40 | ウールクラフト WoolCraft
お昼を食べて少し休憩してから午後の部。
2回目、3回目の毛刈りに挑戦する人達。
マキノピックランドのスエゾウさんが刈ったこの羊の毛がとても美しかった。
長くてきれい。刈り方も丁寧だからだ。
美しい原毛を見るとうれしくなる。毛マニアここにあり。

       

一通り練習が出来てそろそろ終わりかけの頃、「ちょっとやってみる?」と言われた。
え?毛刈りやらせてもらえるんですか?
ほんとにびっくり。

私にしたら羊はほとんどアイドルと同じ位置にあるので、直接触ってましてや毛刈りをするなどとんでもない近さである。
会えて毛刈りを見ているだけでも至福なのに、毛刈りができるなんて。
夢のよう!

それで何かのお手伝いが出来た時のために持ってきておいた割烹着を着て柵の中に入った。
今まで「あっち」だったのがいきなり「こっち」だ。
すごい!

始めは少しだけ鋏でちょきっとやろうかと言っていたけど、どうせならバリカンで出来る所までやってみたいと欲が出た。それでやってみることになった。
すごい!
もうドキドキだ
ミュージシャンのファンクラブイベントで入場の時に貰ったくじが当たって、本人に直接会えたと同じくらいのドキドキかも。

さあ羊が連れてこられた。私が引っくり返して膝に乗せる。
さあ、羊さんよろしくね!と挨拶する。

       

胸の毛から刈って行きます。
バリカンは結構重い。そして音が大きいのでちょっと怖い。
初めては羊さんの皮を切ってしまわないように、それが気になる。

       

難しい所は師匠の手を借りて、詳しく説明を聞きながら進める。
これは首筋の毛を思い切ってまっすぐ刈っているところ。

       

開くと美しい皮膚が見える。

       

とにかく夢中で自分がどんな感じなのか、羊がどんな感じなのか
まったく客観的に見れず。
目の前の事だけ、それも至らず羊は居心地悪そうにしたり起き上がってしまったり。
その度に師匠やスタッフの方たちに助けてもらう。

それでもようやく刈り終えた。

刈った毛はこれです。

       

餅つきどころじゃなかった。プロレスマッチ?終えたくらいの疲れよう。
体がフラフラのくたくたです。
満足度120%

しばらくまた他の人が刈るのを見て、またもう一度チャレンジした。
回復したつもりでもすぐにヘロヘロに。
途中から師匠に変わってもらいました。
それでも間近で見れてうれしい。
なんでもちょっとやってみると先人がどんなにすごいかわかるけど、師匠の手さばき足捌き、羊さばきがどんなに無駄がなくて洗練された物であるのかよくわかる。

二日かけて刈る予定の羊が一日で全部刈り終わった。
スタッフの方が「奇跡です。」と言う。

片付けて皆でお礼を言う。
特別に羊を使わせて頂いたマキノピックランドの方にも。
本当に貴重な体験。夢のような一日。
いくらお礼を言っても言い切れないくらい。

帰りにはマキノ高原にある素敵な温泉に漬かり、おいしい近江名物の桶飯を食べた。
帰りの車中もゴキゲンな私。

一日経って腕と足が結構な筋肉痛。
筋肉痛って何十年ぶり?ってくらい。
たぶん慣れたらもっと力を抜いて刈れるんだろう。
それでももし次回チャンスがあったらもっと刈れるように
筋トレや体力づくりを怠らないでおこうと誓った今日です。

本当にラッキーで幸せで夢のような一日。
たいへんな日もあるけれど、こんな楽しい日もあるのだ!神さまありがとう!と思わずにはいられない。

羊大好き。羊毛Loveです。

マキノピックランドはこれからサクランボやブルーベリー、秋にはブドウや栗など収穫できるらしいのでまた楽しみに訪れたいです。
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毛刈り

2010-04-24 20:53:45 | ウールクラフト WoolCraft
2年と少し前にスピンハウスポンタ主宰のフェルトまつりで加藤ますみさんにルームシューズを習った時に一緒になった方が滋賀県で羊に関わってらっしゃるらしい。
作業が終わってお茶を飲みながら話をしていた時に彼が「羊の毛刈りをしています。」と言ったので「もしよろしければ、是非見せていただきたいです。」と言ったら「いいですよ!また連絡ください。」との事。

その後、怪我や受験が重なって連絡できないままに春がすぎ一年が経った。
それでも今年こそ!と思って連絡を取ったら快く参加を承知して下さいました。

この頃の不穏な天気。しとしと雨、冷たい風。羊たちも寒いだろうしどうなるかな?って思ってたら「やりましょう!」との連絡。
さあ、待ちに待った毛刈りデイ!
朝からウキウキで出かける。
場所は前に一度行った事のある  マキノピックランド 琵琶湖や新緑の景色を楽しむうちに到着。
時間に間に合って良かった。

メタセコイヤの並木道が相変わらず美しい。空が広い。素敵な場所だ。

              

今日は毛刈りを習いに来る人もいるらしい。
京都の動物園から飼育係の方々。

毛刈りを待つ羊。羊舎から一頭ずつ出されて杭にくくられる。

       

羊の体に付いている羊毛を触るって感動!この房の間に指を入れるとほんわりと温かい。
脂分と湿り気、羊の甘い匂い。

       


羊のまつ毛って真っ白。そして長い。
グッと来るかわいさ。

       

さあ、始めましょう。まずは師匠のお手本から。


これが毛刈り用のバリカンです。大きい。音も。

       

大きな羊をコロンと転がして足にもたれさせる。羊は「借りてきた猫」みたいにおとなしくなる。 

             

羊っておとなしいイメージがあるけど、本当はそうでもない。やっぱり動物だし結構大きいので荒々しさってのがある。それでも師匠の手にかかるとくにゃくにゃになって言う事を聞いている。気持ち良さそう。

            

師匠は流れるように羊を動かしながら自分も動きながらサラサラと羊毛を羊からはがして行きます。(そういう風に見える。)
いろいろな注意点を話しながら、あっという間に羊はくるりと丸裸。

        

この刈り取られたシート状の毛のことをフリースと言います。
まず広げてどうしても紡ぎやフェルトに使えないベリーという部分をはずしておきます。
この一手間でフリースの質が大きく変わる。

       

このあと毛刈り受講生たちの毛刈をじっくりと見る。
何頭見ても面白い。勉強になる。
若い彼は一分ごとにうまくなるのが見ていてわかるくらい。
さすが動物園のスタッフだけあって、羊への愛情が伝わってくる。

それでも若くて元気な彼でも一頭仕上げたらクタクタだ。
毛刈りって餅つきに似てるなあと思った。
たぶん初めて一臼搗ききったらこんな感じ。

そんな事を思いながら何頭もの羊が刈られて行くのをずっと見ていた。
そしてお昼休憩。
おいしい山菜などのランチバイキングをレストランで食べた。

つづく…。
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縫い代定規

2010-04-23 20:41:09 | 手仕事 Handicraft
スリングが好評です。
妹の保育園の先生にまで頼まれました。
すばらしい!

ずいぶんと作業にも慣れてきた。

ミシンをかける毎日。
嫁入り道具に持ってきたミシンが活躍。速さ調節がいまいちですが、まだまだ使えます。
速くしたら早く縫えるので良いかと言うとそうでもなく、私には丁度良い速さと言うのがその時々あって「少し早あし」位が好きです。

       

キルト芯を挟めるように縁を折るのだけど、前に本で見た縫い代定規を使ったらスイスイ。
古はがきを使って欲しい幅の所に線を引く。複数のサイズを書き込むことも出来る。
それを合わせながらずらせながらアイロンで押さえて行くといちいち印をつけなくてもスイスイ決まった幅で折る事が出来ます。
この水玉のインド綿ジャガードの布が柔らかくて丈夫でかわいくて良いです。
ただ厚いので重なるととても縫いにくい。そこも工夫しながら。

       

何より赤ちゃんを支える物なので丈夫で使いやすく軽く柔らかい、赤ちゃんへの負担が出来るだけないように、そしていつでももって歩けるように素敵なデザインに。
chico-laboのタグはウール作品の物だけなので、コットン用のも作ろうかと考え中。
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胃カメラ

2010-04-22 22:27:19 | 心と体 Mind&Body
生まれて初めて胃カメラを飲んだ。

子ども達の受験のストレスで年が明けたくらいから胃の調子が悪く、受験が終わってもなかなか調子が良くならないと友人に話したら「すぐに検査を受けた方がいい」と彼女。
彼女は医療関係者なので知り合いのいい先生にすぐに電話してアポを取ってくれた。
ピロリ菌のことも調べてもらうことに。

ちっちゃいけど感じの良いクリニックで、ぬぼーっとしているけどやさしくて頼りがいのありそうな先生。
ごちゃごちゃした話もなく、さっさと検査に移る。

麻酔を何回にも分けていろいろした。
うがいの麻酔や喉に溜める薬やそれから最後は注射(か点滴)。
最後の麻酔の後、しばらく周りの機械音に耳を澄ましていたら意識はなくなっていた。
それで次に起きたらもうすべてがおわっていた。
麻酔が良く効いたらしく、普通の人よりたくさん寝たようだ。

だから、どうだったかとか何をされたかとかはまったくわからず。
すごいたいへんとか聞いていたのであっけないほど。

写真を見せてもらって結局「きれいな胃ですね。異常ありません」との事。
良かった。
胃の不快感にはしばらく薬で対処することに。

あっけない、なんともない胃カメラでした。
織姫さんの言うとおり、案ずるより産むが安し。

ピロリ菌がいたら、退治したほうがいいし。
また結果を聞きに行きます。
また一歩前進。


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チャリ道

2010-04-21 22:09:24 | ちゃりんこ Bicycle
飽きもせず、隙さえあれば乗っています。
ハムストリングスに常に乳酸が溜まっている状態。

ついにヘルメットも買いました。
これまでママチャリに乗っていたときは歩道を走る事が多かったんだけど、この新しいチャリは変速の使い方によってとってもスピードが出ることがわかって、歩道ばかり走ってもいられないようになって。

交通法では基本的に自転車は車道を走ることになっています。
自転車も走っていい歩道ならOK。
それでも追い越し禁止車線のように道路の幅が狭い時は車を足止めしてしまうので歩道を通るのも止むを得ない事もあります。

歩道を通る際に気をつけているのが歩行者に対する礼儀です。
横に並んで歩いている人たちに避けてもらう時は、ベルを鳴らしたり変速を変えたりして注意を促し、通り過ぎるときに「ありがとうございます」とか「すみません」とかの声をかけるようにしています。
あと、スピードもすぐに止まれる速さに落とす。
赤ちゃんやお年寄りがいるときや歩道が狭い時などは降りて押して通るようにしています。

車で走るときと同じか、またはそれ以上に歩行者や車や交通ルールに気を配るようになりました。

これからチャリ人口は増えていくだろうから、その為にもチャリダーならではの礼儀と心意気を身に付けようと思っています。
安全に気持ちよく。

車に対するハンドサインなどもあるようなので、それも身に付けたい。

事故のないように気をつけて楽しんでチャリ生活を確立していきたいです。
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0系

2010-04-19 21:58:27 | ハンドワーククラブ HandworkClub
鉄子(鉄道ファンな女の子)な彼女は0系の新幹線が好き。
もう使われなくなったのがとても残念だって。
魚のがま口を皆で作っているときに「私は0系作る!」と言った。
それで作っていたんだけど、がま口よりクッションにしようという話に。
それで中に綿を詰めた。

       

マニアな彼女だから細部まで再現してあります。私の分からないところまで。
後ろはドアも付けました。

       

これで大好きな0系といつも一緒です。
とってもうれしそう。

それにしても、硬いものや冷たいものやぬらっとしたものをフェルトで作るのがおもしろい。そして出来てみたら案外いい。
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