季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ど器用にうまれて  良かった!

2017-12-31 16:55:09 | 手仕事 Handicraft
実家で頼まれた。
仏壇の飾りの修理。

落ちた部品を付けてほしいと。
でも良く観たら今までも崩れたら適当に直していたようで、なんだか組み合わせが不自然。
しかも部品の継ぎ目の針金が経年変化によって変質していて、触るとボロボロと崩れてくる。
これは本腰を入れて取り組まないと。とうちに持って帰った。

       

う~んと考えて思い切って全部バラす。バラすだけでも結構手間です。
ペンチを駆使して一つ一つ丁寧に外して行く。ビーズと金具に分けて、全部外せたら丁寧に洗って乾かす。
そしてそれぞれの部品の数を数えて組み方を考える。

       

もう元の姿はまったくわからないので手渡された時の姿を参考に、数からそれぞれの列の個数を割り出して、それで作れる一番バランスと見栄えの良い姿に組み立てて作り上げる。
始めはテグスで繋ごうかと思ってやってみたんだけど、テグスだと実は余計に面倒だし、繋いでも部品の揺れ方が美しくない。
始め観た時、「どうしてこんなやり方で繋いでるのかな?」って思ったけれど、それは美しさを追求したらその形になったんだと納得。
それで真鍮と銅の細い針金を買いに行ってやってみた。
銅の方が良い感じだからそっちで繋ぐことにする。
一つ一つ丁寧に金具とビーズを通して繋いで行って、出来ました。

       

結局大晦日はこれで半日は使った。
でもいつもやるお節づくりをしなくて良いので大丈夫だった。
掃除も出来たし。
もう一つあるけれど、それはお正月明けてからやろう。
この仕事、自分で言うのもなんだけど、なかなか出来るものじゃないと思う。
私がど器用で良かったなあ。大変だけど楽しいし。
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実家で餅つき

2017-12-30 16:39:40 | 食べ物 Eat
親戚のお寺で大体的にやっていた毎年のお餅つきが今年から実家でこぢんまりとする事になりました。
家族にとっては大きな変化だけど、それもいつかは来るもの。

臼と杵はたいへんなので、餅つき機を購入しました。
前の日からもち米を研いで水に浸けて置いて、機械に入れたら全部自動で蒸すから搗くまでをやってくれると言う簡単さ。
しかもとっても美味しいお餅が出来ました。
すごい、餅つき機!

のし餅にするものとその日にみんなで食べるものを用意します。
いつもの黄な粉と大根おろし以外に、私が本で見てやってみたかった味付けに挑戦。
それは納豆と砂糖と醤油。
その本とはこれです。

リトル・フォレスト 全2巻完結セット(ワイドKCアフタヌーン ) [マーケットプレイス コミックセット]
クリエーター情報なし
メーカー情報なし


映画もあって、そちらも本と同様にお勧めです。
いかにも私が好きそうな内容です。
田舎暮らしと食べ物。

そこに、餅つきの時に納豆と砂糖醤油の餅がすごく美味しいと書いてある。
どうしても食べてみたくて作った。
そしたらやっぱりすごく美味しい!家族のだれもがびっくりして食べていた。
私たち関西人は納豆には慣れてないけれど、それでも納豆の臭さが砂糖醤油でなくなってそれはもうこっくりとした味になるのです。
新しい定番になると思う。


       

この納豆(こっくり)、大根おろし(あっさりぴりり)、黄な粉(甘い)の3つの味の取り合わせが絶妙で、無限スパイラルに入って出て来れなかった。
お腹いっぱいまで食べた。

       

12月の始めに干した干し柿もすっかり出来たので、取り入れてジップロックに入れて冷凍しておく。

       

干し柿を考えた人はすごいなあと思う。
渋柿の皮を剥いて干すだけでこんなにも完璧なスウィーツに変身するのがもう奇跡的としか言えない。
皮を残したらこうは行かない。水分は飛ばないし中はどろどろになるし、渋は抜けない。
皮を剥いて干すことで、水分が飛んで日光で渋が糖分に変わって美味しいお菓子になる。
剥いた後に寒気と接することで出来る表皮の働きが絶妙だと思う。
日本の冬の気候を利用して、ミニマムな手間と材料で、渋柿が変身するのが素晴らしい。

感動しながら楽しみに少しずつ食べます。

餅と一緒にお節もみんなで作ったから、なんだか余裕で楽です。
これからこのやり方でしばらく行くでしょう。それもまた楽しみ。

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年賀状作り

2017-12-28 20:15:02 | 暮らし Daily life
やっと取り掛かれることになった。
年賀状。
年賀状を書くと言う事は、私にとってはこれがスタート。
まず、干支をニードルで作る。
本格的にニードルで作るようになったのが12年前。
一回りしてもう一度作ったんだけど、家族をテーマに大体作るので、前は4匹だったけど今回は2匹。
しかも違うものを作ろうと思ったのに、作って行ったら前のとすごく似たのになった。
それは私と夫をテーマに作るから。仕方ない。
12年経ってもその犬になったイメージが変わらないんだなと思った。その確かさに驚く。

       

それでもこの12年の間にたくさんの作品を作って来て、とりわけ犬のフィギュアは集中して作ってるから、自分でもその力量が上がっている事に驚く。
またすごいの出来ちゃいました。
私の庭で写真を撮って、今、印刷しています。
写真はいつも適当なんだな。写真がうまいともっと良いのになと思う。

昨日のおいなりさんのご飯が余ってたから、今日は普通のうす揚げを買って来て、真ん中で切ってまた甘く煮ていなり寿司を作った。
やっぱり美味しいなと思う。

       

明日は掃除しよう。
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いなり寿司

2017-12-27 20:06:47 | 食べ物 Eat
民博のミュージアムショップが好きです。
今度、会員になったから割引で買える。

ものすごく可愛い、私の琴線に触れるバッジが売ってたので買いました。
コインはお守り。

       

本のコーナーで素敵な本を見つけた。
こんな透けた袋に入ってました。「アートとサイエンスのあいだ」と言う題。
良く観ても、どこのどういう人が書いたのかわかりにくい感じ。
日本、イタリアなどいろんな国の事がいろいろと書いてあります。
言葉がイタリア語、英語、日本語の3つで全部手書きである。
絵も手描き。内容もどれも興味深い。
美しい本です。

       

これに「いなり寿司」が載ってて、読んだら食べたくなったから作った。

       

豆腐屋さんでうす揚げを買ってきて、酢飯にジャコとゴマを入れて。

       

売ってるのはあまりにも甘すぎて食べたくないけど、自分で作ったのは美味しく食べられる。
一見めんどくさそうだけど、作ってみたら意外と簡単だったから、またちょくちょく作ろうと思う。
甘いお揚げさんはやっぱり美味しいな。きつねうどんもしてみよう。




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獏を作る。

2017-12-27 19:19:53 | Art
妹と甥っ子たちと工房に行く。母も。
それぞれ作りたいものがあるらしい。

甥っ子兄はこの前発表があったところ。
福崎町柳田國男企画「全国妖怪造形コンテスト」に作品を応募したら、ジュニアの部で見事最優秀賞に輝きました。←クリックしたら観れます。


下絵を描いて、どうやったらそれを再現できるか考えに考えて、素材や作り方など工夫して出来上がった物。
テーマがいくつかあって、その中から牛鬼を選んだんだけど、今まで観たどの牛鬼とも違うものが出来上がった。
迫力がすごい、前半分の牛とか蜘蛛のような毛羽立ったごつごつ感と、後ろ半分の魚のような滑らかで透き通るギラリと光るぬめぬめ感がなんともすごい。
歯も一歩一本紙粘土で作って付けたらしい。
顔の造形も表情も目の付いてる位置も絶妙。

ほんとうにすごいもの作ったなあと、出来た時も度肝を抜かれた。
ただ者じゃない。

それをこの企画の審査の人たちがわかってくれたのがうれしい。
甥っ子は今5年生。
才能もあるし、毎日一生懸命いろんな事を調べたり描いたりしています。
これから彼の才能が等比級数的に膨らんでものすごい事になる気がする。
みなさんどうか見守って下さい。

一般の部の作品の質の高さに感心する。プロの人たちじゃないかな?
それでも全部の中で、羊毛を使った作品は甥っ子だけだったので、私はそれが嬉しい。
私が伯母で良かったなあと思う。

その彼が「悪い夢を観ないように獏を作りたい」と言うのでそのつもりだったんだけど、私が思ってた獏と獏が違った。
マレーバクと違う伝説の生き物尚且つ彼のオリジナルなものでした。なかなか複雑。

いつものように下絵を描いて来て色の指定も細かかったから、それを参考に骨組みから作って行って色を選んで造形して行きます。
甥っ子に具体的にどんな風か確認を取りながら一緒に作って行く。
結構一日かかって大体出来ました。これに牙が付きます。牙の生えているところは頬袋みたいになってるところ。

       

緑色の獏。すごい迫力。いかにもこの鼻で悪い夢を吸ってくれそう!
牙を生やして完成したら、お父さんに写真を撮って貰って印刷して貰う。きっとそれだけでも効果あると思います。
悪い夢観る人たちのために。

母と妹は鍋敷きをたくさん作ってる。
お世話になった人にあげるらしい。
いろんな色でチューリップの柄で。
良いの出来ました。
フェルトで出来るものいろいろあるけど、鍋敷きが一番よく使うんじゃないかと思う。
毎日必ず使います。長持ちだし役に立つ。

       

作品が出来たら、工房をみんなで片づけて一年の掃除。
しめ縄も飾った。

来年も工房でたくさんの人が楽しく作品を作って、私たちの作品も良いものがたくさん出来ますように。
工房、一年間ありがとう!




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民博に行こう!

2017-12-26 21:10:19 | 暮らし Daily life
甥っ子が民博に行きたいと言う。国立民族博物館。
行きましょう!

ちょうどフリーパスを手に入れようと思っていたので、手続きをして一年間いくらでも行けるようにしました。
友の会の講座にも出席できます。
しかも特別展の割引や他の施設の利用料の割引もあるので、しっかり使おうと思う。
父の分も手に入れたので、一緒にいろんな講座に行く予定。彼は子どもの頃に戦争で勉強できなかったので。すごく勉強したい。
市民講座などにすごくたくさん行ってるんだけど、民俗学が元々好きだからちょうど良いと思う。

この頃、行く度に随分と展示が変わっている。しかも観やすくわかりやすくなっている。
ちょくちょく行った方が良いなと思うやっぱり。
常設展示。

クリスマスの飾り。

       

たくさんのパンが展示されてるのが面白い。プンパーニッケルとか博物館にあるっていうのがね。

       

なんとも美しい可愛い赤ちゃんを背負う布。アジアの習慣で、子どもをいろいろな疫病などからも守るために、赤ちゃんのものに華やかな刺繍をする。
愛だなあ。

       

ゲルが二つになってた。
カザフスタンのが増えてた。
入口がすごく素敵なフェルト。裏にすだれをつけていて使いやすそう。
美しい、震える。

       

あ、これうちにあるやつだ。パンに模様をつけるやつ。

       

民族衣装もぽーっとするくらい素敵なのありました。
これは織りフェルト、普通のフェルトなど、羊毛マニアにはたまらんやつです。しかも超かっこいい!

       

甥っ子は観たかったバリ舞踊の神様たちに会えてゴキゲン。記念撮影してました。

民博、撮影はOKなんです。すごいね。

最後に図書館があって、もう並んでる本を観るだけでよだれが出ますよ。

       

年間パス買って良かった。通おう。来年の目標。
民博を味わう事。

帰ったら近所の仲良し親子に可愛いクッキー貰いました。
アドベントクランツに飾ります。

       

1月6日まで聖12夜。
心の耳を澄まして、かすかな声も聴こえるように過ごそう。



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メリークリスマス!

2017-12-25 20:56:34 | 季節 Season
オーストリアやドイツの習慣でクリスマス月に入って日曜ごとに灯すロウソクを増やすアドベントクランツ。
24日の日曜日に4つ目を灯しました。

       

25日の朝には庭にニッセが現れた。

       

私の所にもサンタが来ました。
なんと、刺身包丁貰いました。
今まで三得包丁でギザギザになりながら切っていたお刺身をきれいに切れるようになると思います。
嬉しい!ステージがアップした感じする。

♪chicolaboは新しい武器を手に入れた。♪チャラッチャラ~♪

枕元にある細長いクリスマス包装の箱を開けたら包丁入っててちょっとびっくりしたけど。





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丸鶏のロースト

2017-12-23 23:22:34 | 食べ物 Eat
一日早いけど
娘夫婦が来たから、丸鶏を焼く。
イオンで見つけた、小さいの。

コツは塩はそのまますり込むんじゃなくて、濃い塩水にして漬け込む事。
良い塩加減になります。
一緒に白ワインとこの前ロシアのバザーで買ったロシアのバーベキューのスパイスミックスをまぶす。

漬け込んだらお腹にご飯に塩と胡椒とナッツを混ぜて玉ねぎを切った物と一緒に詰め込みます。
そして爪楊枝で留める。

いろんな焼き方があると思うけど。こうやってお腹を上にして焼く方が焼きやすいし切り分けやすいんじゃないかと思う。

周りに野菜を並べてオーブンで220℃1時間弱焼きました。

       

昨日は冬至のものを食べてなかったから、スープはかぼちゃにしました。
サラダには頂いた美味しい日本のキウイとツナのドレッシング。

みんなで一緒にクリスマスのご馳走を食べるのって楽しいね、美味しいね!って言いながら。
良いクリスマスを迎えられることに感謝。

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フローズン

2017-12-22 07:30:06 | 暮らし Daily life
私の庭を1日に1回は観るようにしてるんだけど
この頃、朝だったら大抵凍っています。



葉っぱに霜がついてキラキラです。



こうやってみると、こんなに寒いのに葉っぱも花も凍傷にならないのは、糖分が高いんだろうなと。だから美味しいから虫が食べるのかな?
この前、おっきな芋虫を捕まえた。バリバリ花と葉っぱを食べていました。
すぐにやっつけたけど。

お日様が差して温かくなったら、水をあげたい。
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母娘フェルト

2017-12-21 19:18:31 | 工房working place
遠くからお母さまと娘さん3人で来てくださる生徒さん。
それぞれに作りたいものがあって、順番に作って行きます。

お母さまは携帯ラジオのケースとスマホのケースを。
色を選んで型紙を作ってしっかりと作って行きます。
とても素敵な色になりました。



スマホケースはシンプルな透明のケースをお持ちいただいたので、包む形のブック型ケースが出来ました。

妹さんはティーポット持参でそれに合うティーコゼーを作りたいと。
鍋敷きもペアで。
色とりどりの花を咲かせて、とても素敵なものが出来ましたよ!



お姉さんは猫つぐらを作っていたのですが、計画ミスでとても小さくなってしまい、それでも最後まで縮めました。
これが何になるのか、これから様子見です。



計画を間違えることはほとんどないので、私もショックでした。ねこつぐら、これから研究していかないと。

工房からの見晴らしを楽しみながら、みんなでひたすらに作るのが楽しい。
スマホケースの仕上げをして、お送りすることにしました。
このスマホケース、とても使い心地も良いのでお勧めです。土台になるケースをお持ち頂いたら出来ます。是非作りに来てください。
素敵なファミリー、お会いするのいつも楽しみです。またの日を楽しみにしています。
ありがとうございました😊
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