季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

小鳥のモビール講習

2018-01-31 14:54:54 | 講習 PrivateClass
3年に一度の幼稚園での講習。
80人くらいのお母さん達が習いに来ます。

その準備をほぼ一年前から役員さんたちがしていて、その熱心さと確かさにいつも感心する。
先週、役員さんたち全員でキットを作って事前講習をした。
そして迎えた当日。

会場の設営、備品の準備などいろいろ細やかにしている方々。
私もこんなに大規模な講習はここでだけなので、頑張って準備をしています。

たくさんの色の羊毛をたっぷりとキットに詰めて、
色のブレンディングから始めた。
ほんとはこれだけで1時間くらい遊べる。

それを使って小さな鳥を作る。
結ぶだけで出来るもの。

それを少し固めて形を整えて小枝に着けてモビールを作ります。

そして結んで出来るものを他にもいくつか紹介する。

小さな子どもと一緒に出来る羊毛の手仕事と言うテーマでやったので、家に帰ったらお子さんたちといろいろ作れるようにと思って。
時間がちょっと足りなくて枝に着けて完成するところまで行ってなかったけれど、みなさん一生懸命そして楽しそうでした。
羊毛の扱い方、楽しさ、魅力が伝わったら良いなと。

その幼稚園はうちの子どもたちが行っていた所。
良く観たら、園庭のクスノキが大きくなってる。前より二回りくらい。もう園庭の半分を覆うくらいになっていました。
子どもが遊ぶ小さなお家も、前より小さく見えた。
ここにうちの子たちが入って遊んでいた事を思うと可愛かった事を思いだしてたまらなくなる。
こうやって今もこの園に関わる事が出来て幸せだなと。

登園してきた子どもたちもたまらなく可愛い。そしてお母さん達も。私には可愛くてたまらない。
幼稚園の子どもを育てるお母さん。子どもを産んで子どもとだけ過ごして、そして初めて出てきた社会。
何もかもわからなくて先の事も心配で、一生懸命に毎日を生きている。そんな頃。
いろんな不安や焦りもあるだろう。
世の中の不安をあおる情報や指図に負けないで、自分の道をじっくりしっかり進んでほしいなと思いながら観る。
講座の最後にちょっと話したけど、お母さんの元気と幸せが子どもたちの元気と幸せにつながる。
毎日の寝て起きて、楽しく食事して。その繰り返しが力を産みます。それをやっている自分たちに自信を持って。
心からエールを送る。

次の3年後。何が良いかな?今からいつもちょっとずつ考えて行こう。
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糸と糸

2018-01-29 20:24:35 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

今日はヨロヨロ度が高い。しんどそう、辛そうな人たち。
ぎゅっと冷え込むこの季節。インフルエンザも流行っている。

それでも自分の作品をコツコツ作る人たち。
この前のニューヨークタイムズの編み物の効用の記事をみんなで読む。
そうだよねー、なるほどねーって。

ハンドワーククラブが始まった20年前に取り組んだ小さな織りが復活しています。
小さな布地を毛糸を織って作る。これがなかなか心地が良い。
あの頃たくさん作った織り機がもう一つしか残ってないので、いくつか作ろうかと思っています。

うちでもあの頃に作った敷物がまだ活躍している。シンプルだけど実用性が高い。
裂き布でも織れます。

たどり着いて、一緒にただ座って過ごす。話をする。と言う過ごし方をする人が結構います。
こんなんで良いのかな?ってたまに思うけど、良く考えたらこうやって人に合って話す事そのものがとても大切なんだなと。
一人暮らしの人が多い。うちに居たら誰とも話さない。この頃は全館禁煙になったので、談話室でだらだらする人が減ってここに来てもあんまり。
安心できる所で、安心できる人となんでもない事を話す。そしてちょっとおかしくなって笑う。
たまに真剣な話になったり。
それが薬と同じような効果があるんだろうなと。

そんな事をちょっと意識して話しました。
内容はとりとめもないんだけど。

そうやって人生の時間を分け合って繋がってまた一人の暮らしに戻って行って
その繰り返しで人生が出来て行くんだなと思う。

編み物や織物のように。糸と糸が出会わなければ、布にならない。



人が居る事、人と人が会う事。その事そのものに大切な意味があると思います。
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甥っ子たちとテラリウム作り

2018-01-28 15:38:51 | 暮らし Daily life
朝、見てみたら。
私の庭の雪だるまの横に本物の雪だるまが。
誰かが作っておいてくれたんだな。可愛い!

       

昨日のコケテラリウムの講習でキットを買って来たので、甥っ子たちと一緒に作る。
甥っ子は二人居るので、セットをもう一つ百均でそろえる。コケは貰ったのと私のが余ったのがあるから大丈夫。

二人とも楽しそうに配置など考えて作業している。甥っ子小は手が小さいので、自分の手で器用に丁寧にコケを配置している。
それぞれに好きな石やフィギュアを飾って楽しいテラリウムが出来た。

       

初めて育てるから、どんなふうになるのかわからないけど、これは簡単だしお金もあまりかからないし
すごく楽しい!

まずはコケたちの居心地の良い場所を探すことから。
良い定位置が見つかると良いな。
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キノコ・コケ・テラリウム

2018-01-27 15:17:20 | 暮らし Daily life
楽しみにしていたコケテラリウム講習の日。

雪が積もっていて滑らないように気を付けながら駅まで歩く。神戸は雪が積もってなくて良かった。
公益財団法人神戸市公園緑化協会  花と緑のまち推進センター
JR元町から上がって行った諏訪山のふもとにあります。

       

センターの前のお庭も素敵で、いろいろな花を観る。
蝋梅が良い匂い!

       

キノコ・コケ・テラリウム会場はセンターの脇にありました。
入って行くと素晴らしい美しい可愛い、コケとキノコの世界。

このコケテラリウムは、LED照明を適切に設置してあるので、ライトとしての役割も果たせ、その光による光合成でコケが育つようになっているそうです。
盆栽みたいな作品もあって、限りなく美しい!

       

キノコとコケのテラリウム。
この日に合わせてキノコを生やすのが大変だそう。キノコは生えたら1週間くらいでなくなるから。

       

もうほんとに可愛くて、美しくて見惚れる。

       

会場の真ん中に私たちの講習を受けるテーブルがしつらえてあった。
席についてワクワクしながら待つ。
コケや飾りのフィギュアまで揃えてあって、丁寧に教えてもらう。
材料の揃え方や手入れの仕方も教えて貰って、いろいろデザインを考えながら作業する。
キノコと豚を配置して出来上がり。

       

中に照明も付いています。これは光合成するには足りないらしい。それでも飾りとしても照明を付けたら美しい。
家に帰ってフィギュアをカエルのと換えた。リアルな感じ。

       

きっちりと蓋をして、水分が足りなくなった2週間に一度くらいに霧吹きで水をやると良いらしい。
暑さが苦手だって。カビが生えるらしい。
しばらくはきっと大丈夫。様子を観て育てて愛でよう。
いつかは自分で採集したコケを育ててみたいな。

#きのこコケ展
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味噌作り

2018-01-26 22:13:50 | 食べ物 Eat
昨日、大豆を水に浸けて

       

今日は味噌作りの日。
麹が熊本から届くのを待って作り始めた。

       

麹と塩を丁寧に混ぜる。麹の甘い香りと塩のキラキラ。

       

18時間くらい水に浸けた大豆は一度普通に茹でる。
 
       

大豆は圧力鍋で煮るに限るな。このまま食べてもクリームみたいで美味しい。

       

大豆はつぶして塩と混ぜた麹とよく混ぜる。

       

玉にして甕のそこに投げて打ち付けるようにして詰めて行く。

       

全部入れたら表面をならして塩を軽く広げて、ラップで蓋をして、塩を入れたビニール袋で重石をしてしっかりとビニール袋で包む。
以上。

作業は単純。材料も単純。
後は待つだけ。

去年仕込んだ味噌を毎日使っているけれど、本当にものすごく美味しい。びっくりするくらい。
材料も特別な良いものを使っているんだから当たり前と言えばそうなんだけど、
その威力は想像していたよりも大きい。

味噌そのものを少しご飯に乗せて食べるだけで、香りとうまみがご飯粒を包んで口いっぱいに広がる。
こんな味噌初めてだ。

これで来年の分も出来ました。安心。









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ゴム手袋の手入れ

2018-01-26 22:09:13 | 暮らし Daily life


最近分かった事なんだけど。
ゴム手袋を使った後に乾かすのは、手にはめたままタオルで拭くのが良い。

手荒れがひどいからゴム手袋を使うようになった。
ちょうど箕面の雑貨屋「縁」で手に入れたスウェーデンのゴム手袋がいい具合。

今まで使った後は洗濯ばさみで挟んで干したりしてたんだけど、ゴムが劣化したりいろいろめんどくさかった。
で、はめたまま洗ったり拭いたりしたら一番簡単できれいになると言う事を見つけた。
そのまますぐ仕舞えます。
ずっと知らなかった。
同じように知らなかった人が居たら、やってみてください。
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小さな輝くドパ美ちゃん

2018-01-25 08:42:22 | 心と体 Mind&Body
ツイッターは、自分ではつぶやかないで(やり方がわからない)情報をみるだけの使い方。
おもしろいなとフォローしているのが「マンガで分かる心療内科と心理学と色々」と言うアカウント。
「どうかな?」って思う事もたまにあるけど、大抵はなるほどって思う事が多い。
その中で依存症の記事が面白かったから本を買って読んだ。

マンガで分かる心療内科 依存症編(酒・タバコ・薬物) (ヤングキングコミックス)
ゆうき ゆう,ソウ
少年画報社


このシリーズは一貫して変態チックな要素があるけど、それも面白くて
内容はなかなか勉強になる。

この巻では特に依存症は食虫植物って言うたとえと、ドーパミンの話が面白かった。ドーパミンがドパ美と言う女性に擬人化されています。
依存症になった人はドーパミンが出にくいらしい。それでどんどんとドーパミンが出る行為に強く依存していくのだと。
アルコールの人はタバコ、ギャンブルやその他の依存性行動が重なってる人が多いなと見てて思う。
そのドーパミンを渇望する人の事について詳しくたくさん書いてあります。
最後に依存性の行動をやめたお父さんがちいさな妖精のようなドパ美ちゃんを連れてる風景に胸を打たれた。
「ドーパミンは本当は普通の生活のなかでいつでも少しずつ出てるんです」って言うところ。

ぎらぎらド派手はドパ美ではなくて、小さな輝くドパ美ちゃんと暮らす事の素晴らしさ。
患者さん達を見ててわかる。
指編みや縫い物や、ちょっと美味しいものを食べたり温かいお茶を飲んだり。親しい仲間で話したり、一緒に居るだけで
その小さなドーパミンが出てるなあと思う。

普通の暮らしの細々様々な事で小さな幸せを積み重ねて、大きな温かい幸せに包まれるのが理想だなと。

この事を検証する記事にも出会った。
今ここ」に意識を集中 編み物セラピーの魅力とは?
  
セレブも注目する編み物のセラピー効果とは?

編み物だけでなくて、羊毛に関する手仕事は大抵。洗う、ほぐす、梳く、紡ぐ、フェルト、編む。
そして縫い物も。後は料理も。素材から丁寧に作って行く事や保存食作りもそう言えると思う。

それはその人の合う合わないがあると思うけれど、そんなプリミティブな(原始的な)生活形態が人の心の基盤を健康にする可能性が大いにあると思っています。

単純な繰り返しの作業。それが生活に生きる結果になるもの。
それを電気や機械に頼ることで心と体の健康が失われてるとしたら、意識的に取り戻す作業が必要なのではないかと。

めんどくさい事。わざわざやってみませんか?
そう言う意味では、私は先駆者だと思う。
めんどくさい事をわざわざするのを四半世紀続けて来ました。

新しい必然の流れ。これからも取り組んで行こうと思います。





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花のある暮らし

2018-01-25 08:32:03 | 暮らし Daily life
花を買うようになって一年くらい。
猛暑の時期はすぐに枯れるのでミントやドクダミを活けてるけど、それ以外は大抵。

前だったら「何か楽しくなること、自分に良い事しよう」って思ったら食べ物だった。
特に甘いもの。
それがあんまり甘い物やカロリーが自分への「良い事」ではなくなってきて、どうしようかと考えたら「花」だった。

駅前の花屋にちょうど500円の花束が出るようになって、それがまた可愛らしく。
それを買って帰るのが楽しみ。
そしてそれを分けてうちのいろんなところに飾る。

たとえ一輪でも花がそばにあると言うのは気持ちの良いものだな。

昨日活けたこのオレンジの花が温かい部屋で大きく開いて来て、それがとても美しいなと眺める。
なんて名前だろう?今度花屋さんに聞こう。と思ったとたんに頭に名前が浮かぶ。
ラナンキュラス
調べたら合ってた。そうだな、植物が好きでいろんな植物園に行ったり辞典を観たりするのが趣味だから
物忘れのあるこの頃でも、植物は観たとたんに名前が浮かぶ。
それにしてもこんなにややこしい名前がちゃんと自分の中に生きてた事が不思議。

       

この幾重にも重なる薄い花びらが美しい事この上ない。
いつか植えてみたいなと思う。


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炬燵と言う字

2018-01-23 21:35:39 | ハンドワーククラブ HandworkClub
小さなクリニックで
音楽療法と習字の日。

音楽療法の時。いつも一回は泣きそうな感じになる。
なんだろ?あれ。
時によって違うけど、音楽って感情を直接揺り動かすなあと思う。
哀しくて泣くのではない事は確か。感動したり嬉しかったり。

習字は回を重ねるごとに慣れてくる。楽しい。
思いつくままに書く。

       

炬燵と言う字。
字だけで両方火が入ってて、いかにも温かくて包んでくれそうな感じ。
それを真ん中に大きく配置して、良い心地のシチュエーションを。

果報は寝て待て
は、一年の抱負。とにかく待とうと思っています。

習字、やればやるほど楽しい。今日は墨を磨りました。私は墨を磨るのが好きです。薫りとか時間そのものが。


火曜日だけ商店街に出る「やぶや」と言うお店。
フキノトウがあったから手に入れた。
ばっけみそにする。
うちの味噌で作ったら、今までにないとびきりの美味しさになりました。
食事が終わった後でもフキの薫りが残っている。素晴らしい!

       

なめこも特別に美味しかった。
なめこの味噌汁の作り方をテレビ番組で覚えて、それからずっととっても美味しく出来る。

なめこは石づきを取って軽くあらう。
出汁に豆腐を入れて温めて味噌を入れる。それからなめこを入れて少し加熱する。

最後になめこを入れるのが肝心です。今日は豆腐も入れました。
あのお店、また行こうと思う。たくさん人が来て人気なのがわかる。
あの商店街。どんなに小さなお店でも良いところは人が並んでる。みんなよく知ってるなあと思う。


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今日の天使

2018-01-22 21:52:59 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

新しいジャンルに取り組む人が。
新しい年にふさわしい。

今日の天使はピンクです。とっても可愛い。

       

クリニックが全館禁煙になった。
空気が澄んでいて、今までの霧の世界がウソのよう。
でもゆったり過ごす人が減ったなあと。
またそんな事もゆっくりと変わって行くだろう。
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