季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

子どものしあわせ

2008-07-31 22:12:13 | 心と体 Mind&Body
友達の赤ちゃんに会ってきた。
6ヶ月。
かわいさと幸せで丸々とふくふくとしている。
輝くようだ。

友人は長い長い間、待って待って
やっと生まれてきた子ども。

「新聞なんか読んでると、この子の生きて行く世の中はたいへんだなあって思う。
 それでもたくましく元気で生きて行って欲しい。」

私も子どもが生まれたときそう思った。

この子が元気で幸せに生きていくために、私ができる事は何だろう。
たぶん初めて本気で、元気や幸せについて考えたと思う。

時にはシャカリキに時には疲れ果てて
それに取り組んできた。

今、振り向いてみたらそれは長い曲がりくねった道のり。
子どもを育てるって言って、結局一番たいへんだったのは自分育て。

いろいろやってみて今思うのは
最低限大事な事は、物や事柄自体じゃなくて
私は私でOK。あなたはあなたでOK。
ここは安全な場所。って言う雰囲気だと思う。
まず安全な所を世界の一番中心につくる。

そして自分が自分としてまず元気で幸せに生きることだ。
「子どもは模倣する存在である。」と、R,シュタイナーは言ったけれど
私の生き方を模倣して身に付けるのなら、子どもにこうあって欲しいと言う生き方をする事も肝心だと思う。
私はそう思うことで初めて、我慢しすぎたり頑張りすぎたりすることがちょっと治まった。

私に今できることはこれ。そしてそれで結構手一杯。
今日もそんな暮らし。
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たくさん獲れました。

2008-07-29 22:06:28 | 食べ物 Eat
グリーンチリがたくさんなっている。
もう食べるに任せていたら収穫時期を過ぎてしまいそうなので
大きくなった物は冷凍保存しておこう。
これ、ほんの一株からですよ。まだまだなっています。お得だ。

         

当分使えそう。
今日のお昼にインスタントの塩ラーメンを作るときに
湯を沸かしてトマトのざく切りをいれ、斜め切りのチリを加えて麺を入れる。
しばらく煮たらスープ粉末を投入し、軽く混ぜたらとき卵を流しいれる。
半熟の時に火を止め、ナンプラーをたらり。
辛酸っぱい味、汗をかきながら食べる。
たまに食べるとおいしい。インスタントラーメン。
 
昨日の雨で今日はクーラーなしで過ごしやすい。
ゆっくりとハリーポッターの新刊を読む。    

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染めの季節

2008-07-28 20:28:49 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。
羊毛は暑いので夏は染めをする事にしています。
それでも羊毛をし続ける人たちもいますよ。

去年はエコバッグが中心。
今年は「手ぬぐい」。
ふとしたきっかけで知り合いから貰ったかわいい手ぬぐいが使いやすくて手放せない。ちゃんと端を始末してあって柄がかわいい。
首に巻いたりハンカチ代わりにしたり、頭に巻いたり。
布の厚さや風合い、幅や長さは長い長い年月かかって生活の中で使いやすいように出来てきたもの。さすがだ。

白生地が田中直(名前みたいだけど染め材料の店です。)で売っているので
それを使う。
そして今年は初めて化学染料の登場だ。
これも田中直で買ったリアック染料というやつ。
草木だと綿には染まりにくいし、堅牢度も低い。
時間や予算、作品の大きさなどいろいろ考えて、試してみる事にした。
アルカリ性のきつい薬品を使うのでちょっと気を使うが
幸い私は薬品を取り扱うのに慣れているので大丈夫。特技は生かさなきゃ。
ピペットや軽量カップなど使って懐かしくうれしい感じだ。

丁寧に布を折って輪ゴムで留める。
それに染料をしみこませて模様を作るのだ。
手仕事講師を始めた時によくやった「折り染め」の布版。

万華鏡のような模様が布に染め付けられる。美しい。

       

これまで何日もかけて丁寧に縫って模様を絞ったエコバッグも染めた。
青と緑を混ぜて。
その混ざりようと染まりようがなんともいい感じ。
爽やかでやさしくて。

       

細かなしわも魅力。

       

フェルトではカエルのがま口やキッチンミトン、ベルトを作成中です。
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梅仕事終了

2008-07-27 20:24:35 | 食べ物 Eat
土用干し三日目。
二晩夜の露にさらす。全部で三日三晩。

さあ、取り入れよう。もう朝日を取り込んでほんのり温かい。

       

紫蘇もずいぶん乾いてきた。これが大事。

       

フードプロセッサーにかけて「ゆかり」を作る。
弁当のご飯にこれをかけるのが子ども達は好き。おかずの味が濃い目なのでスッキリするのだろう。
一部はもう一度梅酢に戻す。広げておにぎりを包むときれいで美味しい。

       

梅仕事もひと段落。
息子いわく去年の方が美味しいと。
今年は時期が遅かったので、梅と紫蘇を一緒に漬けたからだと思う。
でも食べられないわけじゃなし、大丈夫。
去年のは香りが高くて美味しい。
来年は別に漬けてね、と頼まれる。
とにかくまたしばらくは梅干の心配はなし。

       

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紫蘇ジュース

2008-07-25 17:56:47 | 食べ物 Eat
昨日買ってきた紫蘇がもう一袋ある。
紫蘇ジュースにしよう。
前にたくさん作ったことがあって、紫蘇を見たら「ジュース作るの?」って子ども達が聞いてきたから。

葉をちぎって洗い、鍋に水と一緒に入れて煮る。
250gの葉に水は1500ccくらいかな。
沸騰したら20分煮る。
漉して砂糖を300gくらい入れて、レモン汁1個分、そこにいつもならクエン酸を入れるんだけど今回は美味しいお酢、「健康酢」ってのがあったのでそれを300ccくらい入れてみた。
とにかく水で煮て、砂糖と酸っぱい物を入れるのが作り方。
酸を入れないとこの色にはならないし、美味しくない。甘酸っぱいのが美味しい。
今までいろんな人に作り方を聞いたけど、それぞれまちまち。
適当でいいってことだ。

水で倍くらいに薄めて氷を浮かべる。
やっぱりやさしい味。
暑い夏にピッタリ。子ども達も喜んでいます。

       
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紫蘇味噌

2008-07-24 23:12:29 | 食べ物 Eat
美味しそうな紫蘇味噌の作り方をやまんばさんがブログで紹介して下さったので
さっそく作ってみることにした。
近くの産直ショップで手に入れた紫蘇と味噌。
他の材料はニンニク、生姜、タカノツメ、砂糖、味醂、ごま油。

       

同じく産直ショップでこの前手に入れた特大のニンニク。高知産
ひとかけらが何と50gあります。
剥く面倒も少なく、お味もやさしい。

           

材料を細かく切るのがたいへんだと思ったら、「文明の利器」を使えとのこと。
ありますあります。家にも、最近導入された。
フードプロセッサー。

材料を入れて蓋を押すだけできれいに細かく切ってくれる。
ほんと、便利だわこれは。

材料を鍋に入れて煮るだけ。

美味しくできました。

       

キュウリに添えて食べたり、蒟蒻に付けたり、ご飯に載せただけでも美味しそう。
日持ちもするそうです。
夏野菜と一緒にたくさん頂こう。夏バテしなさそう。
Comments (2)
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土用!!

2008-07-24 21:40:51 | 食べ物 Eat
待ちに待った土用です。
漬けておいた梅を干します。
笊に一つずつ丁寧に取って並べて行き、紫蘇も干す。
梅酢も瓶ごと日光に当てる。

       

ベランダではゴーヤがズンズン大きくなっています。
しばらく雌花が咲いていません。今ある実に栄養がたくさん行くように出来ているのでしょう。

           

カンカン照りつけるお日様の熱と光。
「暑いね!」が挨拶代わりのこの頃だけど
今こそこの日差しが助け。
こうじゃなきゃ土用干しにはならない。
ゲンキンなもので、雨よ降らないで!カンカン照って欲しい!と天に願っている。
これがほんとのソーラーパワー。
食べ物を作るのも加工するのもお日様の力。直接。

夕方には瓶に梅を戻します。
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褒められる

2008-07-22 23:13:38 | 心と体 Mind&Body
子ども達の懇談が次々やってきて、そして今日最後のが終わった。

モンスターペアレント対策か、どの先生も優しく子ども達をずいぶんと褒めてくれた。
私が心配な事を言うと、「大丈夫」と、逆に言われたくらいだ。

そりゃいろんな所があるけれど、この子達の光っているところをちゃんと分かってくれる先生達で良かった。

大切に育ててきたのだから、素直にうれしい。

毎日の 暮らしの中で季節の中で 育んできたものが
力を持って生命を持って彼らの人生を照らしてくれたら
そんな毎日。
それを分かってくれて、輝きを見つけてくれて
うれしかった。
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お初天神、バリ舞踊奉納

2008-07-19 20:56:59 | 季節 Season
祭りの季節。
毎年この時期に梅田のお初天神で友人が、バリ舞踊の奉納をする。
彼女が主宰しているのはプルナマサリというグループ。
バリ舞踊はもともと神さまに捧げる踊りだと言う事と、主宰の彼女が神社の氏子だった事もあり、この奉納が決まったらしい。今年で13回目。

境内の石畳の上で踊るのを汗をかきながら観るのは、きっと本場の観劇の様子に近いに違いない。

毎年少しずつ演目や形態が変わってきていて、今年はガムランの生演奏が殆どの踊りに奏でられていた。本物のガムラン演奏は迫力があるし、聴いていて気持ちのよいものです。生演奏でのバリ舞踊。それも無料で観れるこの機会。貴重だと思います。

始めはルジャンやペンデットと言う女の人たちによる美しい踊り。
腰に巻いたバリの布が、一つ一つとても美しい。手仕事の妙を感じます。
ペンデットのお香の香りとたおやかに蒔かれる花びらを見ると、「始まるな」と思う。これからの演目のために場を清めている風に見えます。
それにしても彼女達の美しい仕草と体の線。羨ましくなります。

       

主宰の友人も加わってのガムラン演奏。楽器そのものも木彫りの細工がとても美しい。

       

オレッグ・タムリリンガンという踊り。
花園での蜂の恋というストーリーらしい。

蜂の彼女はお姫様のよう。とても美しい。

       

身に付けているものすべてが細かい細工で出来ていて、ため息が出るほど。
手の先から足の先まで神経が行き届いている独特の踊り。
中でも顔の表情は特別の物がある。
彼女は踊りながら、微笑んだり悲しんだり、微妙に表情を絶えず変化させて行くのだ。それがそこにいる誰かに対してではなく、視線は遠い別の世界を観ている。
目の動き一つも一瞬たりとも解き放たれ、泳ぐ事はない。
踊っている間は彼女はこの世とあの世の境、別の世界にいる。

そして男役が出てくる。
二人の掛け合いで境内の空気が変わる。

       

出会い、駆け引き、成就など見ていて分かりやすい。
夏の初めにふさわしい演目。

一歩境内を出れば、コッテコテの大阪というこの地。
そのギャップも楽しみながら、夏の宵を楽しく過ごしました。



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スカーフとゴーヤ

2008-07-18 21:56:13 | 講習 PrivateClass
ブリージング・グレイスにて。

コチニールでスカーフを染めました。
みんな濃い美しい色に染まって満足。

染まった物を塾長先生ご自慢のゴーヤ棚にかける。
うちのゴーヤはこの苗と兄弟です。アバシゴーヤという種類らしい。
お昼ごはんを食べながら、私たちゴーヤLOVERSの話も弾む。
先生はもう40本も食べたって。
今日も美味しいシーチキンとマヨネーズ和えを食べさせて貰った。
ぶ厚めに切ったゴーヤが歯ごたえも良くとっても美味しい。

       

午前中は染めだけ。これは私が殆どしたので、みんなは楽しくお茶タイム。
昼からはそうは行きません。
房の一つ一つにビーズを付けるのです。
かなりの集中と手先の力が要ります。
ずいぶんたいへんな作業だけど、これをするのとしないのではまったく違う。
作品の格がズンと上がります。
せっかくの良い絹のスカーフだから、より上品にエレガントに。

       

出来たらスカーフの巻き方講習会。
後ろに垂らしたり、二重に巻いたり、胸を覆うように前から後ろに垂らしたり
冷房の寒さや日差しから乙女達を守ってくれ、その上美しく見せてくれるのです。
何度も練習する「ヨン様巻き」。うまく出来ているとみなで感心する。


帰ったら夕食に、うちのゴーヤを。
大きくなったのを採ったら、他のがズンズン大きくなる。
大切に育てた採れたてのゴーヤってツヤツヤとしていてとっても美しい。
近づいて見たら、ゴジラの背中に見えた。
食べたらゴジラのようにパワフルになるかも。

            
Comments (2)
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