季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

手の仕事 布の輝き

2023-10-22 08:23:00 | 手仕事 Handicraft
昨日、広報で訪れたサルンポワクで
偶然開催されていた「再生の布展」
素晴らしかった✨
何人かの作家さんが集まっていろんな作品を出していた。
私が心惹かれたのは、西脇の播州織りの廃棄される布を再生して作ったスカート。
組み合わせ、細かい縫い合わせ、刺繍。
なんて可愛い❤️
布を贅沢に使い、ギャザーをたっぷりとって仕上げてある。
まさに贅沢✨




数ヶ月に一度、また滋賀や京都でも開催されているらしい。

布そのものも売っていたのに、時間がなくて買えなかった。
また開催日を狙って訪れたい。

スラッシュキルトも帽子も気になる。

布を愛でる気持ち、そして手で丁寧に仕上げて行く作品たち。
その輝きに浸る。

今日はこのスカートを着て出かけよう!

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茶箱

2023-07-08 16:39:00 | 手仕事 Handicraft
この前、奈良の高山に行きました。
そこでは木工をしている方に会って、それから茶筅を作る体験をしました。
これが私が作った(なんて糸を組んで、あとは穂先を少し触っただけで、あとは匠が仕上げてくれたもの)茶筅です。糸はピンク色にしました。





そこでは自分で建てたお抹茶をお菓子と共に茶室で頂くと言う体験もあり、様々な設えも併せて趣深い体験でした。

始めに会った木工の方の作品の中に「これ!」と言う箱があり、分けてもらいました。
元々は焼いたパンを入れる入れ物だそうです。
私はお茶の道具を入れる箱をずーっと探していたので、これだ!と思いました。
そして入れてみると、ぴったりでした!






この道具たちが傷付かず収まるようにフェルトで包もうかと考えています😆
丁寧に作った良い香りのする箱。
これから大切に使って行きたい。

この前体験したところは茶杓も作れるらしい。今度は茶杓作ってみたい。


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繕い仕事

2022-09-23 18:45:00 | 手仕事 Handicraft
涼しくなってきたら、気になるのは冬の衣服
この前の冬の終わりに片付けてたら気づいた。
コートが擦り切れてる😓
ちょうど脇のところで、歩く時手を振ると擦れる部分。
それだけこれを着て歩いたと言うことか。
なにせ7年以上着ています。寒い季節は毎日。
ムーンツイードと言う素晴らしい伝統的なイギリスのツイード生地。
軽くてちゃんと見えて快適。
ゆるい型紙も楽で良い。
いろんな人たちに「良いねえ!」って言われたもの。

次のコートの生地も手に入れたけど、やっぱりこれを着たい。
繕おう!
余り布はある。

それで継ぎを当て始めた。
適当に布を切って手縫で付けていく。
失敗と思ったら解いてまた着ける。
とりあえず出来ました。




なんかある意味かっこいい。
まだ着れるなと思う。良かった!

ついでに気になっている首周りを手直し。
襟がないタイプなんだけど、首に当たって痛い時があるので、布を足して柔らかくする。
これも適当に布を切ってひたすら縫い付けて行く。
狩衣っぽいな笑




良い感じです😊
これで多分また10年くらい着れる。
良かった。
もう一つのコートも作りたい。良いのが出来そうなので。


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手仕事の空気

2022-08-28 20:20:00 | 手仕事 Handicraft
わかりやすいなあと思う。
急に庭の世話をしたり、何かを作り始めた。
涼しくなってきたからだ。

朝の瞑想の時にも、もうセミは鳴いてない。
夏前からずっと5時台に座禅をしていて、セミが鳴き始めるのを感じるのが楽しみだったのが
もう始める前から鳴いててそしてツクツクボーシに変わったのが8月初め。
そのうち秋の虫も鳴き始めた。

いくらお昼が暑くても秋が近づいてるんだなと思う。
虫も体も知っている。

友人に頼まれた、お人形の修復。
随分前に作ったものだと思う。助産院で赤ちゃんの代わりになって講習で役に立ってきた子らしい。

髪の毛に丁度良い毛糸はないので、染めて紡ぐ。
日本の羊の毛をクチナシで良い具合に染めて乾かしておいた。それをほぐして梳いて紡ぐ。
思ったら知らないうちに染めたり紡いだりのスキルが上がっていて、きっちりと髪の毛にふさわしい糸が紡げてた。
昔、人形を作り始めた時と全然違うな。

人形そのものも、洗ってふっくらと形を整えておいた。
髪の毛を元からあったものに加えて良い頃合いに増やしていく。






目と口を手縫糸のステッチで補って整える。
服装の型崩れを防ぐために、ステッチで押さえる。






ほっぺたに頬紅を塗って仕上げる。
出来た。





可愛いなあ💕なんてふっくらと素敵なんだろう!
これからもいろんなお母さんたちに大切なことが伝わるように活躍できます。

手仕事の空気が整う
さあ楽しみ。



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猪谷さんの靴下

2022-03-13 15:30:00 | 手仕事 Handicraft
これは!と思った号だけ買っている暮しの手帖

この猪谷さんの靴下ってのに興味があったんだけど、そのページを見てびっくり。
全部文字と記号でした。しかもその説明が文章で長い。
何度か字を読んで作り方を理解しようとしたけれど、全く頭が受け付けなかった。

知り合いの羊の手仕事の先生が「猪谷さんの靴下を編む会をします!」と言ったので、参加希望を出した。
結局日が合わなくて会には出席してないのだけど、親切な彼女はメールでとっかかりの肝心な所を丁寧に伝えてくれました。
そしてそれを元に、やっぱり編みたくてう〜んう〜んと脳みそに汗をかきながら少しずつ編みながら解読していくと、
なんとか一足編めた。

履いてみて本当に驚く。なんて気持ちの良い履き物なんだろう。
これは素晴らしい!
編み方もわかってみれば、論理的で実用的で長年の試行錯誤の末に編み出された集大成だとわかる。
面白い。

それで2足目を編み始め、わかりにくいところはまた彼女に質問して、3足目も編み上がりました。
糸の始末をして洗って形を整えて干しています。




中細の毛糸って昔はよく使ったんだろうけど、ここ数十年は余り見ていません。
それでリサイクルショップに安くで出てたりするのを買ったのが家にもクリニックにも溜まっていたのでそれを使っています。
この靴下はその中細の毛糸を3本または箇所によっては4本で編んでいます。そして履いていると縮んでくるのを計算に入れて編むようになっています。
その組み合わせが絶妙で色合わせも面白い。
編み方は上のゴム編みから始めて、4本針で。
少しの増やし目や減らし目の箇所もその人に合わせてちょうど良いところに入るようになっているので
履いてみたら足にピッタリ沿います。

履いていると穴が開くだろうから、靴下を編むのは勿体無いと思ってた。
しかも難しそう。
ずーっと興味はあったけど、編まないまま月日が過ぎていた。
それを今、習得しました。
そしたらこれは何より素敵なものだと確信する。
絶対に快適だし暖かいはず。
しかも編むのがちょうど良い。
何がちょうど良いかと言うと、少しずつ編み進められる、2〜3日で片方出来る。
1週間もあれば一足編める。
一仕事してちょっと腰を下ろした時に、食事の後の休憩の時に、寝る前の1日の振り返りに
靴下を少し編み進めることが手と心の栄養になっている。
タバコを吸う人がタバコを吸うように、コーヒーを好きな人がコーヒーを飲むように
多分私は靴下を編んでいる。
このように編んでいると肩も凝らない。

増減のないメリヤス編みを延々編むのも好きだけど、それだと何かをしながら編むことが多く、時間も長くなるから結局は疲れてくる。まあオリンピックの時などは最適だと思うけど。
いつも少し気を張って頭を使って編む靴下はその時はそのことに集中するので、その作業が心と頭を整えてくれるのだ。
ハリーポッターでダンブルドア校長の趣味が靴下を編むことだったし、ルドルフシュタイナーも靴下を編むことが面白くためになると言っていたし、やっぱり何かそう言う要素があるのだと思う。

穴が空いたら塞げばいいし、毎年一つ編んだら良い。
靴下。これからも楽しんで編みたい。 
次はやっと自分のを編む番。色を選ぶのが楽しみ!


Comments (2)
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再び、ユニクロのフリースから子どものジャンプスーツ製作

2022-01-14 14:03:00 | 手仕事 Handicraft
孫が、この家でお風呂に入って寒い夜自分の家まで帰るのが寒そう
この頃は雪だって降ってる
下の子はこの前作ったジャンプスーツが居心地が良いらしく、中ですやすや寝ているらしい。

それで上の子にも作ろうとフリースのジャケットを買ってきました。
今度はメンズのMサイズ。上の子のサイズは110です。
もしかして作りたい人がいるかもしれないので、簡単に作り方を書きます。

まずは今着ている上着を当てて、手の長さなど見る。



大まかなシステムは、
「袖を切ってパンツ部分にする。残った袖と見頃を良い幅に切って縫い合わせて、下にパンツ部分を縫い付ける。」
です。
チャイルドシートに乗るので下はパンツになってないと。
切った袖は今は下に置いてるだけ、まだ縫い付けていません。

裏返して、ポケットのファスナーの周りと裾部分を切り離す。横はそのまま置いておく。
股下は適当な長さに切り込みを入れています。
そして赤い線をロックミシンで切りながら縫います。切った袖は下に置いてるけど、まだ縫っていません。



片方を上の赤い線で縫ったところ。
股下も縫っています。





私がお嫁入りの時に買った1番高価なもの。泣く子も黙るミシン界のロールスロイスならぬKOMATSU、『JUKIのミシン』です。
ウェディングドレスを縫ったのが初めで、その後も、スーツなど色々縫ったけど、孫の服まで縫うことになるとは、その時は考えてなかった。でもあの時買ってて良かった。私、グッジョブ!




フリースがふわふわでどうしても上手く縫えないところがあるので、そこは普通のミシンや手縫いで補助します。

切った袖を裾に縫い付けて、表に返したらこんな感じ。



余ったポケットでフードを作ってみた


軽く縫い付けています。実際に着てみて上手くいくかどうか見ないと。
顔の周りは紐を通して縮められるようにしています。



とにかくこの作業をすると、もうそこらじゅうふわふわの毛だらけになる。それだけが難点。
作業時間は2時間くらい。
材料費があまりかからないから気を使わずに作れます。
それにこのフリースはとっても柔らかくて着心地が良い。
ユニクロさんありがとう!

上手く着れますように。











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フリースジャケットの変身

2022-01-07 20:42:00 | 手仕事 Handicraft
孫の防寒用ジャンプスーツの良いのがどうしても見つからない。
孫が月齢より大きくて。
あれ、小さい赤ちゃんのしかないらしい。
上の子を公園に連れて行く時にベビーカーで寝るんだからあったかくしないと。
探しに探したけどなくて、作ることにした。
そしてどうやったら出来るか、また考えに考えて調べに調べて
年末にセールになってたから急いで買いに行ったユニクロのフリースのジャケット。
レディースのMサイズ。
それを切って縫ったらできた。
ポケットでフードを作ろうとしたけど、大きさがわからなくて止まってる。



手足が長いのは、折って使うため。
包めるように折って縫い付ける。ひっくり返したら手足を出すことも出来ます。



もう一つ、ウールの分厚い布でおくるみみたいなのを作ったので、
合わせると寝ても大丈夫な暖かさになるだろう。と言う予測。
うまく行きますように。
それにしてもすごいの出来たな。ロックミシンがあるからできる。
ロックミシン万歳。




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御褒美に羽衣を

2021-09-23 17:09:00 | 手仕事 Handicraft
しばらくの嵐をなんとか乗り越えて、中秋の名月と共にやってきた平穏。
これらの出来事を貫いていたのが「存在の尊さ」と言うテーマ。
当たり前に居て当たり前に暮らしていたことがなんと尊いのかと思い知らされた。
多少の揺らぎで元に戻ったから良かった。
そしてもう一つ小さな小さな存在が私たちの元へ来ました
輝く命が眩いばかりです






私、本当によく頑張った!(そしてこれからも頑張ろう!)なので、ちょっと特別に良いものを御褒美に。




ウールとコットンのショール
兵庫県の西脇市と言うところで一つ一つ丁寧に作られているそうです
Tamaki niime と言うブランド

職場のおしゃれさんの服が素敵だったので伝えるとそこのものだと教えて貰い
それからSNSなどでチェックしていました
ショールがそれこそ本当に素敵なので、いつかは!って思っていたいつかが今日でした。

これ、画面からはわからなかった。すごく柔らかい!
そして細かい織り。こんなのどうやって織るんだろう?すごいものでした。
ショールと言うより羽衣と言う感じです。

見ているだけで幸せになります。纏うとまたその軽さと温かさに感じ入る。
よく来てくれました。これから楽しく一緒に過ごしましょう!大切にします。

いつかお店にも行ってみたいです。服も見てみたい。

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編み物とオリンピック

2021-08-04 08:46:00 | 手仕事 Handicraft
Twitterで話題のオリンピック編み物男子。
観戦の合間に編み物をする。




Instagramで調べてみたら、本当にこの人すごい。
金メダルをもらってすぐに入れ物を編んでる。
ユニオンジャックをメダルの大きさで表すには計算をうまくしないとできない。


私も編み物しながらずっと観ています。
3年前にフィンランドに一緒に行った方に教えてもらってから、私とその周りで流行っているレースのネックレス。




最近、材料を百均で買えることがわかった。かぎ針もです!糸は百均の方が色が良いものあるくらい。
しかも量も多い。

このシンプルな鎖編み10目と粒を編むことの繰り返しが適度な暇つぶしと集中の加減で
なんとも良い。観たい時は手を止めて終わったらまた編み始めて、そしてしばらくすると編み上がっている手軽さ。

オリンピックは体操競技しか観てないけど、それでも毎日寝不足です。
まだ録り貯めたものがあるので、それを観ながら編んでいく。
これから他の競技も観ていきたい。





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一閑張り

2021-06-07 19:55:00 | 手仕事 Handicraft
梅雨が明けたらクリニックで新しい手仕事を始めようと準備しています。
それは一閑張り。
随分前に習って、そのあとしばらく夢中でやったものを持って行ったら「これは良い!」って言われて。
じゃあ作りましょうってなりました。

うろ覚えだから色々やってみています。
和紙のちぎり方や貼り方など。
柿渋も前のは固まってたから、新しく仕入れました。
籠に紙を貼って柿渋を塗るだけです。楽しい作業。
フェルトにも塗ってみたらどうなるかな?って思って塗ってみた。


薄いようだけど、4回くらい重ねています。日に当たったり年月を経ると濃くなります。

フェルトに塗ったのは面白い質感。
ツヤっとしてキラッとして少し硬くなって素敵です。使い心地はどうかな?鞄とかに使えそうな気がする。




YouTubeなどで調べたら、本当に色々な作り方が出てくる。
それらを観ながら、記憶をたどりながら、1番良い方法を見つけて行きます。
もう少し試作していこう。



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