季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

フルーツバスケット!!

2008-08-30 21:06:49 | 暮らし Daily life
ここ数日。
家の模様替えに集中しています。
前々からの「自分の部屋が欲しい!」という子ども達の願いを叶えるため。

このうちに引越してきて以来の大改革。
まるで家庭内引越しです。

家中の部屋や家具の寸法を測って
みんなで配置換えを考えて
いらない物は捨てて
片付けて
運ぶ。


とにかくスペースが一番の宝なので、しばらく読まない本や使わないものは
まとめて押入れにしまいます。

この作業って今生きている自分の空間を片付けるだけじゃなくって
過去や未来の大切なものやいらない物を見極める作業だなあ、と思う。

狭い狭いと思っていたけど
やってみたら、こんなにたくさんの埃や要らないものと生活していたのかとびっくりしました。

とにかく、ここしばらくは子ども達の膨らむ人生を優先だ。
いちばん自分の世界が豊かに大切になる時期。
住む人に合わせて家も変わる。


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小さな縫い仕事

2008-08-26 22:40:20 | ウールクラフト WoolCraft
カエル研究はとどまる事を知らず。
微妙な型の形や大きさを変えてみたり、縮め方を工夫してみたり。

今回は目玉の白目(カエルだったら黄色だけど)の所がぼやけてしまったので
金の糸で刺繍した。丁寧に時間をかけて。
いい感じ。

       

このピルケースは、娘にプレゼントして貰ったもの。
妖精が飛んでいる、ギャルで乙女なデザイン。かわいらしい。
もちろんティーンズご用達ファンシーショップで買ったらしい。
私はあまり近寄ったことがなかった。

       

ところがこれが、たいへん便利。使いよいのです。
左の大きな部屋に待ち針とフェルトボールに刺した縫い針を入れる。
右の小さな小部屋にそれぞれ愛用の指ぬきを。

最低限の針仕事がこれで済む。
針箱の中をごそごそ探さなくていい。
出先でもこれだけ持っていけば針仕事ができる。

ファンシーショップから宝物。娘に感謝!
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花畑

2008-08-25 21:06:13 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

午前中はフェルトや指編み。
ケースワーカーの方が始めての指編みに挑戦しました。
「中学生の時以来の編み物」らしい。
それで、やってみたらできた。
気付くと黙々と集中してやっている彼女。おもしろいって。
子どもさんのマフラーを一つ、時間内に作れました。
指編みってすごい。

午後は手ぬぐい染め。
もう慣れてきた。折って染める。
染めたら待って、水で洗ってお湯で洗う。
熱いお湯が出ないので鍋で沸かしてしばらく漬けておくことにしました。
その様子が花のよう。

       

洗って絞ってアイロンを当てる。
作りたかった花の模様が出来た。
何回もやってみてどうやったらこの模様が出るのか考えた。
折り方などまだまだ研究中。
絞り染めをしたいという人もいて、下絵を描いて縫っていく。

       

今日は静かな熱のある空気。
懸命に取り組んでいる彼ら。
私も一つ手ぬぐいを染めた。

           
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お夜食会

2008-08-22 20:49:28 | 食べ物 Eat
昨日の夜。
「お腹すいた~。」と、娘。「寝られないかも…。」
「おいしい焼き立てのパンとリップタウアーあるよ!」と、私。
「えっ?いいの?」
「いいよ!」

で、お夜食会が始まりました。

焼きあがってから2~3時間経ったくらいのパンは中はしっとりと柔らかく、皮はカリッとしている。
スライスしてリップタウアーをたっぷりと塗る。

       

あ~、美味しい!なんでこんなに美味しいんだろう!!
二人で言いながら味わう。
少しずつよく噛んで味わうと、香ばしい美味しさのハーモニーがたまらない。
途中から夫も加わる。白ワインが合う。
2枚でストップした。食べ過ぎると眠れないからね。
娘はホットミルクを飲んで。おやすみなさい!

夜中のお腹がすいた時間に美味しい物をちょっと食べる。
体にはカロリーが高いかもしれないけど
たまにはこう言う幸せな時間もいいなあ、と思う。



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LIPTAUER

2008-08-21 21:53:52 | 食べ物 Eat
リップタウアーが急に食べたくなる時がある。
これはオーストリアチロル地方の食べ物、パンに付けて食べる。ディップって言うのかな?

材料は
クリームチーズ、サワークリーム、パプリカ(香辛料の粉末の物)、玉ねぎ、おろしニンニク、塩・コショウ。これに青ネギのみじん切りを加えてもいい。量は手から手へ教わったので分からない。適当。
パプリカはたくさん入れる、とメモにある。チーズはたぶんあるものをいろいろ入れているあの人たちは。とにかくやたらチーズがあるからあそこには。

       

以前はヘラで地道に混ぜていたんだけど、今は良いものがある。
フードプロセッサーだ。実家から貰った。これはめっちゃ便利。

              

始めにニンニクと玉ねぎを入れてよく摺ってから、そこに他の材料を入れて廻すだけで出来た。

       

味見をしてみる。とたんに私はザルツブルグにいる気分になる。そんな味。
もうすぐパンも焼ける。
明日の朝食が楽しみ。




Comments (2)
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学校で教わった。

2008-08-21 21:25:31 | 手仕事 Handicraft
娘の学校の文化祭が近づいている。
衣装を作ると材料を持って帰ってきた。

レシピは誰にでも作りやすいようにうまく考えられている。
でもこのままだったら着た時のラインがおかしい。
動きに制限がかかる。

他の人と見た目が変わらないように、でも体によりフィットするように
ちょっと隠し技を伝授する。

ウェストの布の裏に接着芯を貼ったり、ちょっとタックを入れたり。
どうってことのない小技だけど、積み重なると威力を発揮する。

       

洋裁を習った事はない。
基礎は全部家庭科で教わった。
それまでもエプロンやパジャマなど結構本格的な課題はあったのだけど、
高校の時の家庭科の最初の課題が「制服のベストを自分で作ること」だった。
制服のセットに入っていないのだ。ウールの裏付きのあれだ。
あの学校はいろいろとんでもない習慣があったけど、これには驚いた。
三年間自分が着るのだから真剣になる。どのステッチもボタンホールもおろそかには出来ない。苦労に苦労を重ねて完成した。
一度きっちりとちゃんとした洋服を元から最後まで自分で作ることで、たくさんの技術を習得できたし自信もついた。

だから大学に進んだ時も、自分の服を自分で作って行けたと思う。
あの時世間はバブルだったけど、私個人的には影響は受けておらず。欲しい物は作るしかない、方式だった。洋裁雑誌のブランド服のレシピを見てたくさん作った。
そうやって私の洋裁技術は進歩して行った。

こうやって衣装を作っている時と、勉強の分からない所を教えている時
昔がんばって得たもののありがたさが分かる。

学校で教わった事なんて役に立つ事ないって思っている人もいると思うけど、私は今役に立っています。
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使者の声

2008-08-21 08:59:03 | 季節 Season
さすがの大阪も、朝夕が涼しくなってきました。
この前夜の草むらから「リーリー」と秋の虫の声がすると思ったら
昨日の朝は寝ぼけ声ながら「ツクツクボーシ」の声が。
子ども達にそのことを告げると
「ああ、聞いたよ。グ~ッ。やばいな。」
ものすごく暗い表情。

彼らにはツクツクボーシの声が地獄の使者の声に聞こえるらしい。
夏休みが終わりかけている!!

さあ、今まで目を背けていたものをまっすぐに見るのだ。
そして行動あるのみ!

私も仕事しよう。
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手ぬぐいの花畑

2008-08-18 21:12:02 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

前から作っていた猫を仕上げる。
目鼻を付けて首輪を結ぶ。
「犬?猫?」って言われたけど、猫です。

       

手ぬぐい染め。新しい色が入りました。

       

       

       

まだまだ研究したい。
こんな模様が作りたい。
こんな色が欲しい。
欲が出てきました。

思うように行かないのが折り染め。
そこがはまりどころ。
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この時ばかりは

2008-08-17 22:43:35 | 暮らし Daily life
普段、スポーツに殆どと言っていいほど関心のない私。
めずらしいほど特に球技には関心がない。
これはね、ある意味時間とエネルギーの節約になると思うよ。

そんな私もこの時ばかりはテレビにかじりつく。
オリンピック。
録画してまで観る。
体操競技があるから。(あと、新体操とシンクロナイズドスイミングも観るかな。)
特に男子の活躍が目覚しい。日本の体操は美しく世界に誇れる物だ。
女子も今回は健闘している。団体で出るなんてめずらしい事。
こんなにすばらしい演技が見られるなんて、オリンピックってすごいと思う。

でも、実際には演技の全部は放映されないのでケーブルテレビも合わせたらこんなにたくさんのチャンネルがあるんだからやってくれたらいいのに、と思う。
息子は大好きな自転車競技の放映が殆どないことが残念らしい。

教えてもらったこのHPが、時間帯を調べるのに便利。

これから一週間。まだまだ楽しみ。
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京都美山で川遊び

2008-08-15 11:43:31 | 季節 Season
家族で京都美山に行ってきました。
ここ十年以上毎年行っている所です。

最近は子ども達も大きくなって、それぞれの予定で4人が揃う事がなかなか無い。久しぶりにみんなで車に乗って出かけるってだけでテンションが上がる。
一緒に居ることがうれしいし楽しい。

由良川にはいくつか遊泳場があって、子ども達が泳いでいいようになっています。
平日の決まった時間には大人が付き添って地元の子ども達が泳ぎに来ている。
学校のプールより絶対おもしろい!

今年の川はあまり冷たくない。
私でも入れた。全然入れない年もあります。子どもと夫は大丈夫だけど。
それでも少し泳いだら、手の平がジンジンする。

       

そんな私がすることその1。石を浄化する事。
今回は洗濯ネットに入れました。これだったらなくす事はないと思って。
しばらく川の水にさらして、日頃溜まった疲れをとる。

       

それからお日様の光に当てて元気を補充。
おまじないみたいなもんだけど、本当に石の元気が回復したようにキラキラ輝いて見えます。石がこれだけ元気になるんだから、人間だって充電されているはず。

       

私がすることその2。
ひたすら山や川を観る。川の匂いを嗅ぐ。水や木や風の音を聴く。
ジーッといろんな感覚をそーっと開いて過ごす。
いろんな物が発見される。魚もいっぱいいますよ。
水の流れやや石の景色の中で、ひゅっと動く物があったらそれが魚。(か、虫か蛇)
「動物」とはうまく言ったもので、動く物が生き物。

あと、ござを敷いてひたすら昼寝。寝転んで木の梢からみる空がきれい。

子ども達のすることは。
まず泳ぐ事。「流れるプール」なんて目じゃないよ。いろんな深さや流れの所があって、生き物もいて楽しい。

それから釣り。これは遊泳場を離れてします。
これまで市販のえさ、うどん、ちくわ、いろいろやってみたけど
今年使ったウィンナーソーセージにはかなわないって。
すごい喰いつきだって。
十年以上、試行錯誤して、やっとこのごろ釣れるようになってきた。
けっこう大きい魚もかかって面白い。すぐ向こうでは鮎を釣っている人がいます。

           

あと、飛び込み。
いろんなポイントがあって、だんだん高い所から飛び込む。
いろんな飛び込み方で、何回も何回も。

       

川の石でも遊びます。川の水を使って大きな石にお絵かき。
石と石を擦り合わせていろんな色の粉を作るのも楽しい。
それでボディーペインティングをしたりします。

           

石投げ。なるべく平たい石を選んでたくさん跳ねるようにがんばる。
何回!って宣言して投げたりする。
向こう岸にうまく着地したら一番うれしい。

             

ひとしきり遊んでほっこりしたら宿に帰ります。
私たちにとっては実家のような所。
「つるや」という花の旅館。野の花がいろんな所に活けてあります。

いつも楽しみにしているのが「松葉サイダー」。

            

松の葉と砂糖水で作ってある、シュワシュワして本当にサイダーなんです。
これがなんとも美味しい!元気が出そう。

       

山菜と地の食べ物をおいしく料理してくれます。
ここでは地鶏、鹿、うなぎ、鮎などが特産。

うなぎの白焼きの鍋がもう写真では表現できないほどのうまみとこく。

       

食事の最後には女将さんのサービスで彼女の漬けた花実酒が出てきます。
今回は梅とウワミズザクラ。それぞれに味わいが違ってなんともいえぬ美味しさ。

       


次の日はまずいくつか近くのお気に入りの場所に行く。
茅葺きの美術館では陶器の展覧会。素敵なお茶碗を夫婦で買う。
手作りのハムやソーセージと美味しい卵の手に入る工房へ。
美山牛乳のソフトクリームがさらっとこっくりと舌に溶ける。

昨日とは違う遊泳場へ。
ここは少し深い。いっぱい泳げます。景色がきれい。
視界の95%くらいが緑。これが気持ちいい。

       

お昼には息子がバーナーでお湯を沸かしてカップラーメンを作ってくれます。
こういうところで食べるカップラーメンは美味しい!

       

都会の暑さが嘘のように涼しい。川のそばに佇んでいるだけで幸せ。
川の風が心地よい。

私たちの基地。一分で建てられる。
安かったけどすごく役に立っています。

       


たくさん遊んで名残惜しい川を後にする。

釣れた魚をクーラーボックスに入れて持って帰る。
帰ったら、辞典で調べた。ウグイだって。
きれいな魚。

      

ムニエルにする。
カリッとね。

       

味が濃い。美味しい。みんなでつついて美味しく食べる。

京都美山。
土地に特別の磁場があるのか、ここに来ると元気になる。
食べ物は美味しいし、いろいろとしっくり来る。

いつかはこんな所に住みたいなあ。
などと思いながら旅を振り返る。
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