季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

色彩と質感の妙

2015-06-30 23:18:36 | 工房working place
工房にて。
先週作った素材を形にして行きます。

ICカード入れ。このブログを観て、もう注文が来ました。水色の。
中にポケットが付いていて2室になっているのと、シンプルな1室のとあります。

       

色の組み合わせで面白いのを作ったのがいい具合。それぞれ色の名前を決めて作品にしていこうかと思う。
私は特に左下のがお気に入りです。

少しでもたくさん作りたいと思うけど、品質は落としたくない。丁寧に作ることに意味があるから。
そこを工夫しながらやっています。

Alles Guteで個展をしたいと考えていて、今場所や時期など考え中。
神戸周辺で。
これから観に行ったり相談したりして行きます。決まるときは早いかも。良いご縁がありますように。

私はこれまで個展を一回もしたことがないので、今度が初めて。それも個人ではなくて仲間と。
私らしくていいと思う。周りでもう楽しみにしている人がいる。良いものにしたい。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベストマッチ

2015-06-30 08:17:01 | 食べ物 Eat
弓削牧場のフレッシュチーズのために買ってきたPaulのライムギパン。

フロマージュ・フレ乗せて昨日の大葉ペースト手作りツナ。
もう一つはオーストリアの手作りイチゴジャム。

       

黒パンがもっちりしっかりコクがあって香りが高くておいし~!
どの素材もしっかりと力があるから一口ですごい満足感。いつまでもゆっくりと噛んで味わいたい。
ゆっくり食べる。

さあ、今日も一日がんばろう!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大葉ペースト

2015-06-29 22:47:14 | 食べ物 Eat
ハンドワーククラブにて。

いつものように続きの手仕事をやりながら、話したり黙って聴いたり。
お菓子を持ってくる人に貰ってつまんだり。

ここしばらくしんどそうにしてた人が「心臓がおかしい」って言うからちょっとバタバタして。
入院が嫌いな彼がいじいじとしているのを「ちゃんと治そう」って順番に言ったり。こんなに親身になっておせっかいくらいいろいろ働きかけている姿が家族や親せきみたいでグッとくる。
結局はいつも世話している彼が「行こう!」と言ったら立ち上がる。

今日は型紙を布に取る人が多く、手間がかかった。これは一番時間がかかる。布が結構ぎりぎりなので、いろいろと工夫しながら裁断して行く。
推敲と妥協。
なんとか取れた。

クリニック、いろいろあります。なんだか今日は手仕事以外でエネルギーが取られた日だったな。


帰り。ご近所さんと会う。いろいろ話しながら歩く。
このブログを観て楽しみにしてくれてると言う話。ありがたい。嬉しい。頑張って書いてて良かったなと思う。

ご近所さんに貰った大葉。家のと足して大葉ペーストを作ろうっと。

       

荒く刻んでそこにオリーブオイルと少し塩、ニンニクひとかけら。入れてバーミックス。粉チーズを足す。
作ったらオーストリアで作ったベアラウホのペーストみたいになった。味も良い感じ。バジルペーストと同じように使えると思います。
フェルトの師匠に大葉でも出来ると聞いたのでやってみた。
パスタや肉料理、サラダなどに使おうと思う。普通にサンドイッチやパンに使っても良いし。

       

長く保存したい時は冷凍したら良いって。便利。バジルも植えてるからそれでも作りたい。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秘蔵っ子ヤングコーン

2015-06-28 20:49:45 | 食べ物 Eat
昨日の写真。神戸市立森林植物園。アップしてなかったもの。
これがず~っと続いています。アジサイの咲いている面積がすっごく広い。

       

いろいろ観て、これが一番好きだった。色と言い形と言い、このままアクセサリーにしたい。ミカワチドリと言う名前らしい。

       

弓削牧場から降りてきたところに「はっぱや」と言う産直ショップがある。野菜とか肉とか売ってて、レストランもあるらしい。
そこで買ってきたヤングコーン。このまえヌマっちの料理教室で使ったので買ってみた。

       

皮を剥いて行ったら中に金色の毛に包まれて、小さな小さな実が入っています。そおっと取り出す。

       

茹でてサラダにします。これを料理教室で習った。今レシピがないのでうろ覚えだけど美味しく出来た。

       

この前のトマトをソースにしてたものに少し野菜やスパイスを足してトマトスープにした。このレシピはオーストリアのお母さんから貰ったもの。
弓削牧場のフロマージュ・フレを少し落としてイタリアンパセリを浮かべて。
これはほんとうに美味しい。素晴らしいスープだ。

       

ここまで載せたらメインが気になるかも。塩コショウをして小麦粉をはたいて焼いたチキンです。
ズッキーニとキノコの蒸し煮を添えて。

       

弓削牧場の牛乳をデザートに。
味が深く甘く、牛乳そのままで十分デザートになる。また行きたい弓削牧場。
昨日のお出かけのおかげでうちでコース料理出来た。美味しかった。ご馳走様でした!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アジサイのくに

2015-06-27 22:13:47 | 季節 Season
They have a huge wonderful botanical garden in Kobe. There we can see many various Hydrangea.It's rainy season in Japan now, the best time to visit there.
Near from the botanical garden they have a farm, there we can see cows and eat their products.

どうしても行きたくて仕方なかったので、頼んで連れて行ってもらった。神戸市立森林植物園。
私はいろいろな植物園の情報を日々チェックすることに余念がないけれど、森林植物園のこの頃のアジサイ情報がもうそそりすぎるので耐えられなくなり。

まず見つけたのが苗場。今だけ特別に入れるようになっている。
入ってすぐの所に盆栽があった。アジサイの盆栽って珍しいなあと。美しい。小宇宙。

       

たくさんのアジサイの苗を育てているようです。こんなにアジサイに多様性があったなんてと、今まで結構アジサイ観て来たはずの私が思う。

       

また今日は薄曇りでアジサイが一番ゴキゲンなお日和。弱い光の中でアジサイの花が光って見える。

       

アジサイってピンクや紫や水色が思い浮かぶけど、やっぱり何が綺麗って白です。

       

大輪のアベリアの美しさ。

       

果てしなく続くアジサイの国。ここは天国なのか?

       

森林植物園だから木も良い!針葉樹だけがまとまって植えてあるところがなんとも良い香り。

       

白の八重

       

幻の原種のアジサイ、シチダンカ。六甲で発見された。

       

入口の近くにあったおしゃれで美味しそうなレストランは人が一杯で入れなくてお腹がペコペコ。すると森の売店ってのを見つけた。
ほんま良い感じの森の茶屋。おでんを注文する。

       

おにぎりも。塩とゴマの潔いおにぎりが美味しい。おでん、良く煮えてる。肌寒いからちょうど良かった。

       

夫のカレーのしつらえがあまりに昭和な完璧さ。コップの森永の柄とかカレー皿とかスプーンとかお盆とか全部。レトロです。

       

池に睡蓮が。広いしたくさんだし美しい。ここは極楽か?

       

いつみても何回観てもこの世に睡蓮があって良かったなと思う。水の上に輝く花。この上なく美しいと思う。存在そのものが美。

       

森林植物園、万博公園より広いかも。ブリスベンの森の方へと歩くけど、行っても行ってもまだまだある。香りの道と言うところがまさしく香りに満ち満ちてて気分が良い。
私は針葉樹の香りも好きだけど、ユーカリの薫りが大好き。思わず立ち止まる。そこここから花の薫りもしてきて幸せ。
夫が面白い虫がいると指さす。大きなカメムシ。綺麗だなあ。迫力ある。

       

深い森の神秘と美。

       

ヒメアジサイが一番多くてきれいだった。この水色の世界。幽玄。

       

出店があって、アジサイにちなんだ和菓子が売ってたりいろんなイベントがありました。水まんじゅうが好きなので買って食べた。

       

ゆるキャラがいた。ゆるキャラも甥っ子に似てて可愛いと思ったけど、その前の男の子たち!かわいすぎ。

       

行きたいと思って想像してたけど、それも及ばないくらいの素晴らしさ。神戸市の花がアジサイだからその威信をかけての力の入れようなのかと思うくらい広さも種類も質も桁外れだと思った。アジサイ観るなら神戸市立森林植物園です。
いちいちいろいろ素敵で素晴らしすぎてテンションがおかしくなるくらい。私にとってはあらゆるテーマパークよりも植物園が楽しい。
一年に何回でも本当は来たいところ。ちょっと遠いからなかなか来れないけど。

近くにこれも前から行きたかった所があるので連れて行ってもらう。それは弓削牧場。
小さな規模で牛を飼って美味しい牛乳やチーズなど作っているらしい。前にお土産でここのチーズやケーキを貰ってとても美味しかったので。
チーズハウスの名前は「ヤルゴイ」。モンゴルの春に咲く花の名前から来てるらしい。

       

少し牧場や牛を観てから入る事にする。
敷地の入り口入った所から思ってたけど、ここは草が素晴らしい。
私に特別すぐれた能力があるとしたら、そこに生えている植物を観ただけで土地の状態やエネルギー(パワー?)がわかると言う事。それは特殊と言うか深く広い知識と経験と観察に裏打ちされたものだけど。
それでここを観たらこのためにどれだけの努力をしていることかと思うくらい美しい。プラスのエネルギーに満ち満ちてる。
放っておいたらこうはならない。ここを取り仕切っている人たちが意識を途切れなく行き渡らせて世話をしているからこうなるんだと思う。

       

時々羊と山羊を放牧しているらしい。見たらそうだと思う。それに人の力でも敷地内で草刈りをしていたし、納屋では草刈りの刃の手入れもしていた。それでどれだけ草の世話を一生懸命しているかわかる。土地と草の管理。それが動物を育てる。
それがうまく行っている所の景色。

       

今、私はこの草の事と動物の事を始終考えてて、こんなに理想的な所を観て幸せになる。土地と草と動物。世界の基本だと思う。
ひとしきり観たら、さあレストランに行こう!
いくつもメニューがあって迷う。初めて来たので。
レアチーズケーキと乳清の飲料とホットミルク。全部乳製品だけど、他の物を食べている余裕がない。
そしてこれだけ全部乳製品なのに、どれも美味しくてすっとあっという間に食べてしまった。まったく重くない。
牧場で食べる乳製品はやっぱり特別素晴らしいなあと思う。

       

売店でも少し製品を手に入れて持って帰る。

今日ゆっくり観て、「牛は大きすぎて飼えないな」と思ったけど、やっぱり羊はいつか飼って草の仕事してみたいなと考えながら帰路につく。
この世を美しくするためにこの世を豊かにするために羊の手を借りる。やってみたい。

アジサイと言う名前の好きな曲があります。山まさよしの。良かったら。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栄養と休養

2015-06-26 21:47:18 | 食べ物 Eat
Today's dinner is Gullasch. It's rather cold from all day raining. Nice day for eating soup!

一日雨、ゆっくり。
なんだか一日お腹が空くし眠い。

昨日手に入れた小さな小さな玉ねぎ。それとこの前の火曜トクトク市で買った牛の塊肉。これでスープを作ろう。グラーシュ。

       

小さな玉ねぎは皮を剥いて少し切込みを入れて丸まま。後はチビマルニンジンと大きめに切った牛肉を使う。
玉ねぎを弱火で透き通るまで炒めて、ニンニクを入れる。肉を入れて加熱。
そこにパプリカ(スパイスの粉のやつ)とクミンとマジョラム。ニンジン、ビーツも入れた。少し水、塩を入れてしばらく煮る。
それからトマトピューレと水と少しブイヨン加えて何時間も煮るんだけど、シャトルシェフがあるから、沸騰してしばらく経ったら保温容器に入れておくだけで夕方には出来てる。

玉ねぎはトロトロ。ニンジンも甘い。肉は柔らかでホロホロです。
息子が今日は寒い!と言って帰って来た。電車の冷房が強いらしい。温まる、体に栄養。

       

元々習ったのはベーコンを入れて野菜はトマトピューレと玉ねぎ以外は入れない作り方だったけど、野菜だけのグラーシュもあるって聞いたし、あるもので適当に作って良いってわかったからやってみたら美味しかった。
肉は豚肉でも大丈夫らしい。
湿気と気温差で体調崩しやすいから、栄養と休養取って乗り越えよう。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧友来たる

2015-06-25 21:13:36 | 工房working place
工房にて。

子どもが赤ちゃんの頃のお世話になった彼女がフェルト習いに来てくれました。

大切なものを包むのがフェルトは得意です。と言うとデジカメのカバーにすると。
それで型を作って好きな色を選んだ。

丁寧におしゃべりしながら作って行って、予定通りにぴったりなケースが出来ました。

レンズのところに入れたピンクが華のようで美しい。

       

ストラップにどうやって付けるか、どうやって出し入れするか、考えながらの制作。

       

ぴったりでうまく行ったなあと思う。

彼女はフェルトも習いにだけど、私に会いに来てくれました。「こうでもしないとお会いできないと思って!」って。お互い忙しいので。
この会ってなかった長い間にお互いにあったことをたぶんおおよそ全部しゃべって、なかなかな濃さに一緒に感嘆する。
そしてそれを乗り越えての再会に感じ入る。

彼女は母乳育児サークルのリーダー。今もしてるって。すごいと思う。
長女が生まれた時はまだ世間が母乳育児を認識してなかったから、普通に産んだら人工乳になる流れだったから産むのも母乳で育てるのも至難の業だった。
今は病院も随分変わって、母乳育児になりやすい環境が一般的になって来たと。良かった。
人間がずっとやってきた当たり前の事が特別な配慮がないと出来ないってすっごく不自然だと思ってたので。

私も自分でサークルを立ち上げたりしてたくさんのお母さん達と一緒に時を過ごした。
今思うと、あの時の活動や経験が今の「日本に居る外国人のお母さんの助け」にとっても役に立ってると思う。なんでもやってみるもんだと。
何が役に立つかわからないなと。深く思う。

母乳育児サークル、ラ・レーチェ・リーグも断酒の自助グループA.Aもアメリカで生まれている。あの同じ境遇にいる人たちが輪になってただお互いの体験談を話すと言う方式がこれほどまでに人を救うと言うのがすごい事だ。この二つの団体の共通点が「どっちもボトルのない生き方」って言う英語の冗談も出た。

母乳育児サークルって言うと誤解を生みやすいけど、ミルクをやってる人から哺乳瓶を取り上げて「それじゃダメだよ!」って言う運動とは違う。
母乳で育てたいと思ってるお母さんがお互いに体験を話すことでより容易に母乳育児を楽しんで暮らす事を目指す自助グループです。
それもA・Aや断酒会とも似てる。自分で参加する自分たちのための活動。

いろいろ話して、「あなたはたくさんの良いものを持ってるからなんでも出来るよ!」って言われた。思う事やってみたら!って。
そうだなあ夢のようだけど。出来たらいいなあと思う。

彼女は私にフェルト習いに来たふりして、私を応援しに助けに来てくれたんだと思う。
たくさんの気付きとパワーを授けて、帰って行った。
また来てくれるらしい。知り合いにも紹介してくれたらしい。
こんな人の縁が嬉しい。長年醸して育った人との関係が何よりの宝。
縁と運と繋がりに感謝。





Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆっくりの意義

2015-06-24 09:04:33 | 食べ物 Eat
けっこうたくさんあるビーツ。そしてチビマルニンジン。
少な目の水でゆっくりと蒸し煮にして置いた。
朝、テレビを観ながらゆっくりと皮を剥く。
小さいのはひとつずつニンジンとラップでくるんで冷凍。これは朝に豆乳と一緒にバーミックスでつぶしてスムージーにする。
これは牛乳より調整豆乳が断然美味しい。毎日でも飽きません。

大きめのはスライスして容器に入れて塩少しとたっぷりの米酢を注ぐ。あったのでディルの花も入れる。爽やかな香りが付きます。
なんの工夫もないこれが我が家で一番のヒット。ビーツの甘味があるのでこれだけで甘酢漬けやピクルスみたいな味になります。
こういうのを箸休めと言うんだろうと思う。サッパリとして食べやすい。毎日食べても飽きない。

       

こうやって作業をしながらボーっと考え事。
この頃繰り返し思い浮かぶ考えは

フライパンを温める時、強火で一気に温めるのと弱火でゆっくりと温めるのでは違う。ゆっくりだと素材がくっつかない。
そんなふうに、料理の時も強火で一気にと弱火でゆっくりって違うんだろうなと。
例えばお湯一つでも同じ100度のお湯になったとしてもその過程でお湯の質って変わってくるような気がする。
分子の一つ一つに均等に整ったエネルギーを分配することの美しさ、心地よさ。
このゆっくりしっかりがこの頃のテーマ。
焦らず騒がず落ち着いた空気のなかで作業を進めて、分子や細胞の整ったものを作って行きたい。

フライパンの事、この本に書いてありました。くっつかないようにするにはどうしたらいいのか?という疑問がこれで解決した。
私にとって今とってもタイムリーな本でした。赤ちゃんを抱える若い女性が離婚して野菜たっぷりメニューのレストランを開く話。
夢物語じゃなくてしっかりと経済的なことまで書いてあるところが良かった。

雪と珊瑚と (角川文庫)
梨木 香歩
KADOKAWA/角川書店
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色羊毛の収納

2015-06-23 20:50:39 | 工房working place
工房にて。

たくさんある羊毛の整理をどうしようかと思ってたら、インターネットでヒントを貰った。それでペットボトルで羊毛を入れる容器を作る。



早速試してみる。
すると思いのほかうまく行った。

       

綺麗だし色も良く見えるし取り出しやすいし、中身が縁の折り込みで飛び出しにくいからとっても良い!
1.5リットルのペットボトルで作った物に羊毛が200gは入ります。

ペットボトルをたくさん持っている人に頼んでまた貰います。これで羊毛の収納はバッチリ!


今日は素材作り。
洗った原毛をほぐして梳いて、フェルトの素材を作る。
一日カーダー仕事。
この生地が私たちの特色なので、ここが大事。
たくさん作ったので、しばらく行けそうです。
この素材も魅力たっぷりなのでこれから使い道を深めていきたい。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裁縫、再訪

2015-06-22 21:11:14 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

それぞれの作業を夢中で進める。

ニードルに夢中になりすぎて昨日食事を忘れそうになったと。
先生に「依存でしょうかね?」と聞いたら「スマホ一日触ってるよりずっと良い。」って言われたらしい。
食べることと寝る事だけは忘れないでねって言っておいた。
彼の作品、みんなが目を見張るくらいすごいです。やって行くうちにいろいろとわからないことが出てきて、これからこれから。

刺繍男子の彼はハンドワークでは作らないけど、うちで作ったのを持って来て見せてくれます。
それが信じられないくらい美しい。これもみんなで絶賛!
ちゃんとしたものに刺繍して欲しいなあと。あまりにもすごいので、ちゃんと作品を貯めて個展をした方が良いと思う。

ニットのパンツを縫っていた彼。裾の仕上げをして、出来た。
切り替えが複雑で、プラモデルみたいに作った。だいたいニット地を手縫いできるかどうかわからずやってみた。それが綺麗に出来たからすごいなあと思う。
私も知らない扉を次々と彼らは開けて行く。いろんな新しい世界を見せて貰って私もワクワクしている。

モンゴルの座布団、って言っていいかわからないけど、あと1/4残すのみ。「なんにしようかな?」って考えてる。
右下の山にお日さまの所がお弁当みたいだと言ったら怒ってた(笑)

       

なにげにその右の青い靴みたいなところのズボンを茶色く刺繍したところの埋まり具合が尋常じゃないです。

途中で相談員の人が「片付けてたら出てきました」と昔のハンドワークの作品を持って来てくれた。
それがもう10年以上前のもの。
見たらものすごく懐かしい人の作品が。艦長!

       

第2次世界大戦の時に少年兵として軍艦に乗っていた彼。船を降りて随分と経ったその時でもまだ彼の中では軍艦生活が終わっていなかった。
いつも船の話をしていた。それで絞り染めのテーマも船にしたんだった。
まだハンドワークが始まってすぐでそれほど人が来てなかった時、艦長一人って言う日もあった。
それがいつの日からかクリニックに来なくなって。
今日は久しぶりに艦長に会えた気がしてとっても嬉しい。
ひとしきり艦長の思い出話にみんなで浸る。
みんなに「思い出話にならないで、ずっと来てね。」と言う。
アルコール依存症は回復はあっても完治はない。一度かかったら一生クリニックとは縁が切れない。
だからハンドワークも長い人はずっと何年も関わっています。
それがただの手芸教室と違うところ。作業しながら私たちの人生が重なっています。

これを観て、「染め物ながいことやってないなあ。」と。一時染物だけやってた時期あったね。じゃあまたやりましょう!ってことに。
ハプニングで潮の流れが変わった。夏の染め物、やりましょう!


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする