季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

お節を作る

2008-12-31 23:04:23 | 食べ物 Eat
大晦日。
掃除もあと少し。私の一番の仕事はお節料理を作る事。
「さあ、始めよう!」とエプロンを締めたその時、ピンポーンと呼び鈴が鳴った。
出てみると宅急便。やまんばさんからだ。
この前ブログで料理のヘラを紹介して誰か作ってくださらないかと問いかけた所、やまんばさんのご主人が答えてくださった。
私の持っているものと同じのと彼のオリジナルの物。

       

元のより使いやすそう。

さっそくこれを使って料理をする事にする。
使ってみたらなんとも良い感じ。
今はそれぞれどちらもいいです。
これから日々使っていったら、その違いが分かるかも。
元のと一番違うのは取っ手。手で形を整えてあるのでとても柔らかく握りやすい。
すばらしいです。
本当に欲しいと思っていたものを作っていただいたことがとてもうれしいです。
やまんばさんのご主人。ありがとうございました。
大切に使わせていただきます。

お節はいろんな食材を切ってそれぞれ出汁で調理して行く。
この人参の切り方などとても良く出来ている。
面白くて集中する。

       

いつものお節ではなかったけれど、八百屋さんに勧められて買ったカブを千枚漬けにする。これもやまんばさんに教えてもらった作り方を参考に。
近くのスーパーでは「千枚漬けの元」はなくて、「なますの酢」というのはあった。これを使ってみよう。
昆布と柚子、タカノツメを切って、このなますの酢に漬ける。ちょっと自分の味にするために砂糖と酢を足して。

       

薄切りにして塩に漬けた蕪を軽く洗い絞ってこの液に漬ける。
重石もいらなくて簡単だけどけっこう持つし何より美味しい。
お正月が食べ頃だ。

       

コツコツと作っているうちになんと紅白が終わってしまった。
合間に年越しそばも食べたし、充実した大晦日だった。
さあ、新年が楽しみ。家族みんなでカウントダウンをして迎えよう。
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打ち込まれるのは力

2008-12-30 18:02:16 | 季節 Season
毎年恒例のお餅つきの日。
なんだかもう男達は臨戦態勢でやる気満々だ。

とにかくお楽しみ行事ではなくて本気の餅つき。
前日から用意してある大量のもち米をふかして搗く。朝から夕方までみっちりしっかり。
親戚が集まってそれぞれの仕事を自分で見つけてはこなして行く。
餅つき周辺だけでも、搗く人、臼取り、お米を蒸す人。
それを支える食事準備、お茶を入れて、お菓子を出して、片付けも。
体調などであまり動けない人はコタツの部屋でゆっくり。
子ども達は働いたりしゃべったり応援したり漫画を読んだり。
そうやってたくさんの家庭の分の餅を搗くのだ。

こうやって子どもの時から過ごしてきた年の瀬。
役割を子どもが学んで大きくなったらそれが出来るのが成長の証し。
働く事は美徳だ。

餅つきを観るのも楽しい。
蒸された米がどんどんと形を変えていく。
小さかった子供が始めは子供用の杵で餅に当たるか当たらないか、ってな感じで振り下ろす。みんなの応援の声。褒めに褒める。すごいやる気と自信。
だんだん大きくなってきたら本格的な戦力だ。
息子はぐんと大きくなった今年からその仲間入り。
ずっと積極的に搗いていた。
始めはふにゃりとした打ち下ろし方だったけど、そのうちパーンとしっかりとした餅つきフォームが身に付いてくる。
臼取りは手馴れた熟練兵が受け持つ。タイミングと段取り。
私もやった事あるけど、あれは熱いし腰がきついし爪は減るし大変だ。

       

餅を搗く姿は単純にカッコいい。
男の見せ場だ。

お米と餅の違うところはそこに「力」が加わっている所。
だから食べたら力が出る。

お正月は餅三昧。
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やっと、自分の巣作り

2008-12-29 22:12:17 | 暮らし Daily life
9月の部屋の配置換えの時に最後に片付けられないで置いてあった私の手仕事道具達。
これを何とかするのが私の使命だ。

とにかく運ぶ。
一部屋にいっぱい。うずたかく積まれる羊毛たち。
いくらかさ高いと言ってもありすぎ。

過去の私に言う。「買いすぎです。用途を考えて買いましょうね!」
材料屋って儲かるかも。
私が思うに手作り好きの人たちのうちの押入れって、材料でいっぱいって確立高いと思う。
思いが先走るのね。

とにかく押し込まなくちゃ。なんとかして。
小さい道具達にも居場所を作って。
体よりも頭が忙しい。

それでも嫌々ながら、なんとかしまいました。
(出すのは簡単なのにね。しまうのはなかなか。)
そしてめでたく私のワークスペースが確保された。
これで新年から糸を紡いだりフェルトをしたりが心置きなく出来ます。
もう息子の部屋に遠慮して物を取りに行かなくて済む。よかった。

ひとつひとつ片付く。
なんだか歩きやすいよねえ。
うちってこんなに広かったっけ?

お正月が楽しみ。

Comments (3)
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年賀状のモチーフ作り

2008-12-26 23:32:38 | ウールクラフト WoolCraft
さあ、ぼちぼちと年賀状と大掃除のこと。
25日までに出してくださいって、聞いたような?

まず、年賀状の図柄になる物を羊毛で作る。
いつも干支をモチーフにしているので今回は牛だ。
一年で一番一つの動物について考える時。

ニードルフェルトで作っています。
ついでに羊毛の整理もしました。
押入れケースにごっちゃに入っていたものを牛乳のパックに分類する。

       

1日半かけて作ったけどなんだかいまひとつ満足できない。
もう少し手を加えよう。

元旦には着かないな、これは。
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メリークリスマス

2008-12-25 15:45:40 | 季節 Season
クリスマスの朝はみんな早起きだ。
ガサガサと眠い目を擦りながらプレゼントを開ける。
ずっと欲しかったものだからとってもうれしい。

なんと私には今年は家族以外のサンタからのプレゼントが!
静岡で会った織姫さんが送ってくださった。

ペットボトル入れは彼女のブログで見てひそかに欲しいなあと思っていたものだったのですごくうれしい。
大人になってもサンタは来るよ!すごいな!

       


このクリスマスの日。なんだか初めて「キリストが生まれた日なんだ」って考えた。

人としてこの世に生まれた神さま。
不思議。

産んだマリア様のことを考える。
神さまを育てるってどんなだろう?って。
たぶん普通に子育てに苦労したりしたんだろうな、と思う。
12歳頃に人が変わったように利発になったって聞いたから、それまでは普通の子どもだったんだろうなって。

お告げがあったんだから、神様の子って知っていて育てるのって大変だと思う。

それでも彼が人の世に降りてそこで生涯を終えることで、その後の人々の中には萌芽のような形でキリスト的なものが宿るようになったって聞いたから
私だって子どもの中の小さなキリストを産んで育てるって意味ではマリア様と同じかも。

そして自分では自分の中のそれを見つけて育てる事が、今この世に生を受けた事の大事な仕事だ。

この世に生きる人すべての中に、そのキリストの萌芽があると考えたら
途端にこの世が美しいロウソクの光で満たされているような気分になる。

そんな風につらつらと考えている。
クリスマスの日。
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イブのご馳走

2008-12-24 22:32:49 | 食べ物 Eat
一年に一回。丸ごとの鳥を焼く日。
肉屋さんに頼んでおく。

取りに行ってみたらすごく大きい!
映画で見るような巨大な七面鳥くらいある。
どうしよう。

鍋には入りません。オーブンは?ぎりぎりセーフ。

濃い塩水にしばらく漬けて、その間に詰め物の準備。
バスマティ米を使ってインド風の炊き込みご飯(ビリヤニ)風。

天に願うようにオーブンに放り込む。
中まで火が通るかが一番の問題。
1時間半焼いた。

       

簡単だけど豪勢で食べ応えがあります。
育ち盛りの子ども達と寄ってたかって食べてもまだ全部食べられないほどの大きさ。
肉は大丈夫だったけど中のお米はまだもう少し料理した方が良さそうだったのでフライパンでグレービーと一緒に炊く。
スパイシーな最高のビリヤニが出来た。

ケーキはリクエストによりティラミス(前にレシピを載せました)。

ワイワイみんなでテンションが上がる。
家族みんなでお祝いできるうちは豪勢に楽しもう。
夜中にはサンタの仕事。朝が楽しみ!

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サンタのお仕事

2008-12-23 15:11:49 | 手仕事 Handicraft
さあ、私の中にひそむサンタが仕事を始めましたよ。
まず手作りの好きな姪っ子に、「これさえあればできる!」フェルトのセット。
羊毛を2種類それぞれたくさんの色で。
プチプチシートやボトル、麺棒も。
ニードルフェルトの道具も入れました。
「フェルト講習チケット3回分」も付いています。
申し込んで講習を受けたら判こを押す仕組み。
長い冬休み中に楽しめるかな?と思って。

       

もう一人のいつもお腹がすいている育ち盛りの姪っ子には「お菓子のセット」。
私の子育てで培ったお菓子バイヤーの技が光る。体に良くて心も楽しめてお腹がしっかり膨れる物たち。大きな袋にいっぱい。

妹夫婦にはお揃いの携帯ストラップ。
好きそうな似合いそうな石を選ぶ。

       

夫のセーターは洗ってスチームアイロンを丁寧に浮かして当てて形を整える。
タグを付けたいな。
普通の襟足に付けるのだとごわごわしそうだし、どうしよう。

内側の裾の方に付ける事にしました。
タグは作ろう。チベットの吉祥の判を押して。

       

左脇の下のほうに縫い付けます。
私のベストもこんな風にしているんだけど、便利です。
着る時に前と後ろがわかりやすいから。
いつもこの印が左に来るように着たら大丈夫。

       

丁寧に畳んで紙で包む。

       

子ども達にはリクエストの物を買ったし、その他のサプライズも。
美味しいチョコや要りそうな喜びそうな小物を。
包んで隠しておく。
「さすがにサンタが来るんじゃないってわかっているけど…。
  やっぱりプレゼントは欲しいし、夜に置いといて欲しい。」らしいので。
そりゃお楽しみが大きい方がいいよね。

私にもサンタが来るらしいから楽しみだ。この前買い物に行ってたから大丈夫。
さあ、ウキウキドキドキ。クリスマスが来ますよ!

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干し柿出来ました。

2008-12-23 15:09:27 | 食べ物 Eat
干し柿を干して一ヶ月。
そろそろいいかな?

食べてみたら甘い、美味しい!
一週間ほど前に食べてみたら、まだ渋かった(失敗!)。

さあ、取り入れて冷凍にでもしようかな?

       
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デコる

2008-12-23 10:22:26 | 手仕事 Handicraft

この2ヶ月間、あちこち出かけたり講習に行ったり、イベントが重なったりしてみっちり充実していた。
それが一区切り。自分のことや家のことに関心を向けられる余裕が出てきた。
それでまずした事は、ずっとやりたかった「デコる」ことだ。
手芸屋さんに行く度に見かけたグッズと本。立ち読みでいろいろ情報を習得してきた。
持ちたい欲求はないけど、作りたい。面白そう。キラキラ!

松ぼっくりのツリーに使ったキラキラパーツが余っているのでやってみる。
携帯は恥ずかしいので電卓だ。
それにピンクは恥ずかしいのでゴールドと黄緑。

木工用ボンドで出来るって娘が言ってた。
だから新しい道具は買わない。爪楊枝でキラキラを拾って付ける。
面白い。夢中で並べる。
花のパーツを入れたのできれいに並ばないところが出てきたけどまあいいや。
縞の順序が違うところがあるけど、まあいいや。
遊びだし。
すぐに出来た。
うわーっ、めっちゃキラキラしてる!
何度も眺める。
この前テレビで見たフランスのどこかの聖堂の壁画みたい。
あれは金箔を挟んだガラスの板を割ってモザイクにして聖人の周りにあしらっていた。その金箔の面が微妙にいろんな方向に向いているのでキラキラと反射して光の動きが出るらしい。
それに似てるよ。これ。
プラスチックだけど。

       

ホームセンターで買った400円の電卓がキラキラ素敵に変身。
このパーツはスワロフスキーではないので、ぎっちり一袋で100円だ。
手軽に面白く現実逃避できる遊びとしては、かなりいいと思う。

こうなるとブラシや鏡、何を見てもデコる対象に見えてくるから不思議だ。
これはギャル発祥の新しい手作り文化と言えると思う。
すばらしい!
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イチゴ

2008-12-22 21:08:14 | 食べ物 Eat
この前、クリニックのクリスマス会の3時のお茶のとき出たお菓子。
これです。

       

パイ生地の間に、クリームと餡、苺と粉砂糖。
本高砂屋でクリスマス限定。

今年一年お仕事を頑張ったのでお土産に買いました。
味も質感も絶妙です。
甘・酸っぱ・サク・フワ・トロリ・あっさり・クリーミー。

子ども達も今年最後の授業が終わった。一緒に頬張る。
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