季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

赤いものたち

2013-05-30 20:26:30 | 手仕事 Handicraft
去年から材料と買ってあった。
ラフィア。
重い腰を上げて染める事にする。これは生成り。未精製の物です。染めてある物より安い。

       

それを洗って染める。
色を考えて調合する。

       

それで少し染めて様子を見る。
そしたらちょっと黄色すぎ。それでまた色を足して試して、ってのを何回かする。
右が元の色です。微妙だけど違う色。一番左のは赤すぎ。
混ぜる色が決まった。

       

そして全部をいっぺんに染める。
染めて洗う図。緑の時はワカメみたいだったけど、これは干ぴょう?それも煮しめたやつかな。

       

干します。これを乾かしてそして同じ太さの糸にしてそしてゲージを編んでデザインして製図して編む。まだまだ長い道のりです。

       

とにかく染めて干せたから良かった。満足。好きな色です。Gleeのエマ先生の赤毛みたい。素敵。
紅茶の色みたいでもある。思った通りの色が出せて良かった。

今日もビーツを調理する。
またボルシチ。またまた赤いのなんの。
前より少し多かったのでサラダも作りたいと思って少し端っこをスライスして食べてみた。
なんと!ビーツって甘いんですねえ。濃い味。こんなの食べたことない。
一つサラダにすることにしました。葉っぱも一緒に。
横に実を切るときれいな同心円の模様が現れた。きれいだなあと見とれる。

       

ボルシチは一杯あります。明日はもっと美味しい。
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Aal izz well

2013-05-30 08:11:35 | 季節 Season
梅雨ですね。
朝からひやっとしています。静か。

このちょっと肌寒いくらいの気候が気持ち良い。
いつも思う。これは強烈に暑い大阪の夏の前の恵みだな、と。
しばらく涼んで休んで暑さに備えよ、と。

外に出て見たり聞いたり、その後は自分の周りや中の感覚に意識を移す。
そんなリズムで暮らせることに感謝。

娘の就職がまだ決まらない。はてな?

私の時もバブルだったのに全然だった。
押しても押しても全力でぶち当たっても開かない扉だった。(教員採用氷河期だったので)
好きな人と一緒に居たかったから結婚して、そしたらすぐに子どもが生まれて。
講師に産休制度はないし保育園の費用と給料だったらトントン、じゃあ子どもと一緒に居ようとお仕事はやめて家事と育児。そんな予定がなかったから右往左往。
ガンガン働いて派手に買い物して遊ぶ友達を観て羨ましいと思っていました。

この時「勝ち組」ってあの人たちの事だと思ってた。

そして月日は流れて。
今、女子大生の一番なりたいものが「主婦」らしい。うちにいて子育てや家事にゆっくりじっくりと取り組む。それで出来たら適当に働く。それって私の生活スタイルじゃん。もしかして私って今「勝ち組」なの?
知らなかった。

周りに結婚したい人や赤ちゃんが欲しい人もたくさんいる。

私はそこで何の苦労もなくそれさえも大方やり終えた。
楽だ。今からって感じ。

何がどうなるかわからないな、と思う。結局私を振り返れば一番自分に適している道を歩んで一番居心地の良い所で過ごしている。
そしてその道のりもなかなかの素敵なものだった。
もともと勝ち負けなんてなかったんだって思える。
その時に自分で選択して自分でそれで良いって思えたらみんな勝ちなんじゃないかしら?

思ったもん勝ち。

働いてたって、結婚してたって、子どもがいたって一人だって、
それが幸せって思えたらそれで勝ちなんだなと思える。もともと客観的な勝ちなんてないんだな。きっと。

状況が変わらなくても自分の価値って自分で決められる。自分の幸せって自分で決められる。そう思います。
負け続きと思い込んでいた自分に「そうでもないよ、なかなか良いよ!」って今言ってあげたい。

だから娘を見ていてもそう思える。何かわけがあって今の状態。きっと後でわかる。悪いようにはならないから、まっすぐに前を観て寝て起きて食べて正直に暮らしてたら大丈夫。
今の生活の状態とバランスが何より快適で楽しいらしい。それでいいじゃん。

あのインド映画「きっと、うまくいく」でも言ってた。一番より勝ち負けより自分が勉強(精進)していたらきっと結果は付いてくる。って。あんなにしっかり勉強してボランティアやアルバイトもしてるまっすぐな学生をあんまり知らないから。その言葉を信じてそのままやってたら良いと思って見ています。大丈夫。Aal izz well!(たぶんAll is wellから来てると思います。話の中では主人公が小さかった時に夜回りのおじさんがいつも言って歩いてたって、発音は「オール イズ ウェル」じゃなくて「ア~リズウェ~」って感じです)

息子は学生生活万事順調です。
学校も結構遠いのに朝早く起きて行っています。
休まないでさぼらないで授業を受けていて難しいけど楽しい風。
バイトもしっかりやって、自動車教習所も通っている。もう仮免を昨日貰ったって。
教習所に通うのが好きで、運転実習で褒められてうまく行くって言う学生の話も聞いたことない。教習所、昔がひどすぎて変わったのかな?私は苦労しかしてない。
よほど車と運転に向いてるのだろう。彼に関しても前の心配と苦労が嘘のようだ。

今、不満や心配が心にたくさんある人にこの言葉を送ります。

Aal izz well きっと、うまくいく
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ビーズで集中

2013-05-29 22:36:27 | 手仕事 Handicraft
久しぶりに会った友達。ゆっくり話す。
美味しいお昼も食べる。

ビーズのメガネストラップが壊れたので直して欲しいと。引き受けた!
一緒に手芸店に行って合うビーズを買い足して、もう一つも好きな色で作ることに。

自分で物を作るのが久しぶり。

ビーズは意識の解放と集中の両方を一度にする作業。初めはちょっとイライラするけど、進めていくと心と頭が落ち着く。静かに熱く流れる時間と空間。
一気に作り上げた。二つ。
こうやってすぐに作ったら出来上がるんだな。空くと果てしなく空く。

元からあったのはピンクの方。足りない所を補って左右バランスよく作りました。
もう一つ青いのが新しく作った方、途中から少しいろいろアシンメトリーで配置してみて遊んだ。
アートな作品になっちゃったな~。彼女大丈夫かなあ。

       

きっと大丈夫。おしゃれと思います。地味すぎず派手すぎず。
渡す時にまた会える。
来週。
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チェリーの薫り

2013-05-28 08:13:27 | 食べ物 Eat
さくらんぼ酵素。毎日変化が観られます。
随分と水分が出て来た。
果実が浮き上がって泡がプツプツ出ています。

       

手でかき混ぜてまた置いておく。

       

春の野草酵素を少し入れたからか、清々しい香りがしている。
混ぜている途中は濃いチェリーの薫りがふわっと沸き立つ。サクランボの飴の匂い。
すごいなあ。生きてる。それも濃く滑らかにより豊かに醸されています。

混ぜた手に付いているものが勿体ないので、水で洗うときにコップに受けて飲みます。
まだ砂糖が残ってるので砂糖の味がするけど、爽やかなチェリー味。
素敵だ~。

昨日いろいろ調べたけど、習った材料を使って作る方法もあるけど、こうやって砂糖を入れて毎日混ぜるだけでも作れるってあったので、これだと気軽にチャレンジできると思う。その材料は少しお高いので。

こうやって毎日混ぜて酵素が出来てくると(酵母?乳酸菌?なんせバクテリア)砂糖は分解されてブドウ糖と果糖になるらしい。吸収されやすい形。体に負担の少ない形。

この前作った野草酵素も毎日飲んでいます。朝いちばんに飲むといい気分。徳島の自然のパワーが充電される気がする。ゆっくりと味わいながら飲むのが朝の瞑想タイムみたい。

酵素生活、楽しいです。これからもいろいろチャレンジしてみたい。
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ビッグフィッシュ

2013-05-27 21:59:03 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

もうすぐ雨が降る。わかる。
私の髪がうねってるので。 みんなの話によるともう梅雨に入るそうです。
蒸し暑い今日、それでも編み物やフェルトに取り組む人たち。

指編みでもうきっと何十メートルも編んでいる彼女だけど、一通り終わったら寂しくて仕方がないそう。
それで「ある毛糸どれでも使ってどんどん編んで良いよ!」と言う。彼女の好きな色を持ってくる。
出来た物は私がまとめて一つの作品に仕上げます。ぼちぼち。

セーターを編む彼は何回も着ては脱いで編んで…を繰り返しています。
袖の減らし目を自分の体に沿わせて決めている。面白いなあいつも。

いつもフェルト修行に余念のない彼女は今日も自分のペースで作品作りを深めて広めている。観ていて清々しいほどの前向きなパワー。

彼女はお孫さんにベレーを作っている。羊毛を乗せてる景色がとても可愛い。

       

出来上がりはこんな感じです。

       


話していると時々前にいた人たちの話になる。
今日も一人の伝説の人が。

毎回「何をやっとるんや。」と言って初めてのように訪れる。
そして「ハンドワークです。何か作りますか?」って聞いたら「やってみても良いな。」って言って座る。
「何がいいかなあ?」と言っていろいろと提案するのだけど、結局いつもの小さな手織り機を出して織り始める。そして「簡単なようで難しいな」と言う。

他の人が何を話をしていてもいきなりいつも話し出すのは軍艦に乗っていた時代の話。
それでみんなから「艦長」と呼ばれています。

いくつかのエピソードをみんなに話す。
どれもこれも生々しい戦争の武勇伝や世界に船で行ったお話。
私はそれらをもう何十回も聞いたのでそらで話せる。

前に観た映画でビッグフィッシュと言うのがある。



お父さんに子どもの頃からずっと聞かされていた話がほら話だと思う青年の話。
私たちも聞いているときはこの人みたいに半信半疑だった。

だって「オーストラリアの南を航行していた時に甲板から釣りをしていたらペンギンがかかった」って話や
「アメリカの湾で急にアメリカの船が半旗を掲げたと思ったらケネディーが亡くなってた」って話や
「ああそう言えばクリスマスに教会に行ったことあるなあ」と言うのでどこでですか?と聞くと「サンフランシスコや」と言ったり
「スエズ運河を航行するときは河岸に兵隊がこっちを狙って並んでて怖かったぞ」って話
3回沈没して「アップアップしてる時にフカのヒレが足に当たるんや。」って話など
ね、一つ一つがものすごい話です。それを淡々と語る。
少年兵で何の訓練もされないでいきなり軍艦に乗せられて厳しい規律に絶えないと行けなくて
機関銃をいきなり持たされて銃撃戦で誤って暴発してたいへんな事になった話など。

どれもこれも私たちからしたらおとぎ話のようなお話だ。
私はそれを数年間毎週のように聴いた。
その時はハンドワークも今ほど盛んじゃなかったからあるときは私と艦長二人でずっと過ごした事もある。
それが最少人数。

毎回「じゃあまた来週!」って言って帰って行って、また次の時は初めて来たみたいに現れる。
そんな不思議な時を過ごした。
艦長は小さなお爺さん。断酒後はお酒も飲まず、規則正しい生活をずっと続けていた。断酒会や体験談に参加しないので有名。
時々思う。あの人はもしかして妖精だったんじゃないかしら?って。
それくらい異次元の人でした。

みんなで時々懐かしんでいます。艦長どうしてるかな?って。

来なくなってから相当年月が経ってるから、こっちにいるのかあっちにいるのかそれはわからない。
それでもみんなで懐かしんでいます。
普通に会話は出来なかったけど、私たちはあったかい絆で繋がってたと思う。
そんな人たちが何人もいます。

「私の職場では一年に知ってる人が何人も亡くなったりする。」と言うと
それはたいへんな所だね、って言われる。
でもそれは本当だから仕方ないし、平気かって言われたらそうではないけど受け入れる体制は出来ている。
そしてそう言うのを繰り返しているとなんだか向こうの世界とこっちの世界が結構繋がってる気もする。
いないけどいる。みたいな。
今日も艦長と一緒に素敵な時間を過ごせたのかもしれない。
あっちからメッセージを貰ったり、こっちから温かい声援を送ったりできる気がする。それは生きてても亡くなってても。

会えなくなった人たち、どこにいたとしても幸せであったかく明るく暮らしてて欲しいなあと思います。そしていつかまた会いましょう!再会を楽しみにしています。
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サクラ色

2013-05-26 21:21:05 | 食べ物 Eat
昨日のサクランボ加工品たち。

一日経って酵素の方は少し水分がにじみ出て来た感じ。それを手でかき混ぜる。
本当は習ったところで買う粉を入れるんだけど、ないので前に作った野草の酵素液を少し入れた。
(なんのおまじない?)
混ぜたら液が出てきていい色に。
一週間毎日かき混ぜます。

       

果実酒の方は果実がリカーを含んで膨らんでいます。色が少しずつ液に出てきてきれい。砂糖もすこしずつ溶けています。本当は氷砂糖を入れたかったんだけどなかったのでグラニュー糖にした。

今日買い物に行ったら梅が出てる。
今年は梅干しを漬けないといけない。
梅ジュースも漬けないと。

焦ります。この時期はいろいろ出てくるから忙しい。
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街のサクランボ

2013-05-25 11:25:57 | 食べ物 Eat
朝のうちに採りに行こうと決めていた。
今日は満月13:25なのでそのちょうど前に採ったら良いと思って。
実は満月の時に採ると良いものが採れるという話を聞いたことがあって、それにちょうど熟れてたし。
タイミングが合った。

入れ物を持って出かける。
なんと、こんな大きな立派な実が成る木があります。これはまだ実が硬かった。それでも少し貰う。

       

夫と歩くんだけど、いつもの散歩の時とは違う。私がずんずん歩いて行く。早い。さんぽだけだったらちんたら歩くことしかしないのにね。
目的があったら違うね。私にはこれしか見えてない。サクランボ。それもこれは普通の街路樹のソメイヨシノだと思う。他の種類の桜が近くに植わっていたら実が成ることがあるらしい。

       

こんなにすごくたくさん並んでいる木にどしどし成っています。
夫に枝をひきよせて貰って次々実を採ります。
そうしたら「それ、採ってどうするんですか?」って聞かれた。「砂糖と一緒に漬けてシロップを作ってみようと思って。」と言う。
「へえ~、頑張って下さいね!」って言われる。はい、頑張る!

実が小さいのでなかなか骨が折れる。それでもしばらくするうちに溜まってきた。

       

もう一人男の人が大きな袋に実を採っている。聞いたらそのまま食べるのだそうだ。
木によって味が違うらしく。「この木のは甘いね」と言ってたので食べてみた。おー、甘い。サクランボの味がします。ためしに他の木のも食べてみたけどやっぱり味が違う。おー。おもしろい。

柔らかい繊細な実なので速攻で帰る。そして実を洗って目方を測って漬けます。

       

こんな可愛いのを発見。娘と「おっ!」って言って一緒に歌う。

       

       

娘は「お酒には漬けないの?」と聞いてくる。あ、そうか。そういう手もあったな。
「そうしたらパパも飲めるやん。」 おー、やさしいねえ。
それで小さい瓶に漬ける事にしました。
シロップは煮るのじゃなくてこの前の酵素みたいに梅ジュースみたいに砂糖で漬けてみようかと思ってやってみた。

       

どんなものが出来るのか楽しみです。その男の人は毎年成るって言ってたから、成功したら来年も出来る。
これから春の桜を観ながらヨダレたらしてそう…。
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握力

2013-05-24 22:05:31 | 心と体 Mind&Body
今朝起きて、右手の豆は出来てるけど、足や手などの筋肉痛はそれほどでもないです。
買い物に出かけたので、スポーツ用品店にてハンドグリップなるものを購入。
握力を強化しようと考えて。こんなのです。男子なら一度は手にしたことがあるはず。
私は初めて買いました。

リージェント・ファーイースト ハンドグリップ 15kg イェロー 32180
リージェント・ファーイースト
リージェント・ファーイースト


見てみたらいろいろな強さのものがある。
6㎏だと頼りない。でもその次は15㎏、それ以上は20とか30とかあります。ネットで見たら70キロとかあります。だれだそんなの使うの。
私は元々握力が弱いらしく高校の初めての体力測定の時に測ったら16キロで係りの人にびっくりされた事があります。(少なくて)その後鍛錬の成果もあって少しは上向いたのですがそれほどになりませんでした。
それで取りあえず14キロって言うのがあったのでそれにする。

ちょっと高いと思ったら、握るとカウンターが数字を出してくれるというものでした。
それが十分に縮められないので、私がやってもカウントされなくて残念。

息子が使うと言ってました。いやいや私も使います。



桜並木に成っていたサクランボが色づいている。この前一つ採って口に入れてみた。
うへ~、苦かったです。 真っ赤っていうか黒っぽいくらい熟れてたのに。
でもこれも行けるかも。知り合いが砂糖に漬けてシロップを作ったと言っていたのでやってみたいなあと思います。少し試しに。何でもやってみたい、好奇心。
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Myはさみで毛刈り

2013-05-23 20:02:13 | ウールクラフト WoolCraft
先週末来てた貴生川駅に再び降り立つ。
途中、滋賀県らしい風景に。これは小麦です。大麦も結構あって、それは黄色に輝いている。
滋賀県の小麦粉ってあんまり聞いたことないなあといつも思う。「オウミホマレ」とか「ビワユタカ」とか名前付いてそうなのにね。
大麦はビールに使うのかもしれない。京都にビール工場あるし。

       

師匠が改札まで来て下さってました。面目ないです。

一路「成田ふれあい牧場」へ!

甲賀の地にあるここ成田牧場は牛をはじめとして鶏やウサギなど(もちろん羊も)にふれあえて子どもの遊び場もある、そしてここの牛の乳で作ったジェラートがめちゃ美味しい。そしてここの牛の肉のバーベキューが最高。肉だけじゃなくて野菜も有機栽培していて新鮮で美味しいのです。
って所。

牛の様子

       

今日は暑いだろうと身支度と心構えをしていた。ここでは例年京田辺シュタイナー学校の3年生が毛刈りの体験に来ます。その子たちに説明をしながら毛刈りをする師匠を観る。スイスイ。
子どもたち始めは怖そうだけど興味津々です。

私は「好きなの持って行って刈ってて良いよ!」と言われたので木陰にブルーシートを敷いて手ごろな羊を連れて来てひっくり返して刈り始めた。初めて使うMy鋏にて。

それがなかなか進まない。ここの羊は生草のない砂地で育てられているので栄養が不足がち、それで痩せていて小さく粘性の高い脂が多く付いています。毛も途中で切れていたりフェルト化しているものもあります。鋏が入りにくく入っても切りにくいのを頑張って切って行く。
小さな羊なのに刈っても刈っても進まない。そのうちに木影が動いてきたので自分と羊も動かしたりして、とうとう1時間も過ぎて羊もぐったりしてくる。私もつらいけど羊が心配。でも牧場の人も先生も「大丈夫!」って言うので続けていた。
久しぶりに「頑張りモード」にスイッチが入る。ものすごい粘りで取り組んだ。つらいとかもうダメだとか思うスイッチをオフにしてひたすら動く。高校のクラブの時とおんなじくらい頑張った。
それでも来るまでに何度もこの前の毛刈りの写真も観てイメージトレーニングを重ねていたので、迷いなく羊の姿勢保持も問題なく進んだ。これは大きな進歩だと思う。
それでもとうとう師匠が「もう刈った所だけちぎって、向こうでバリカンで刈っても良いよ!」と言って下さったのでそうすることにする。
羊を立たせてヨロヨロしているのを連れて行く。私もヨロヨロ。
そしてバリカンでジャッジャ~と最後の仕上げが済む。あ~、大変だった~!!!
右手の握る機能が「マジヤバイ」です。羊が小さかったので二の腕とかハムストリングスとかはそれほどでもなさそう。
それでも今回は痩せている羊にも関わらず、小さい羊にも関わらず、姿勢の保持も問題なく蹴られもせず、一つの傷もつけないで刈り終えた。これはすごい!前回の目的一つ達成できました。

刈ってる間は必死過ぎて写真ないです。刈り終った羊たち。

       

子どもたちが「子牛が生まれたよ!」って教えに来てくれた。おー!!!
観に行く。わ~、可愛い。毛がくるんくるんしてる。まだ立たない。
お母さんが一生懸命舐めてる。

       

それから片づけて移動して牧場のお母さんの用意して下さったバーベキューを頂く。これが大変美味しいのです。ここは予約したら家族で行けるそうなのでお勧めです。今回は特に玉ねぎとキャベツが美味しかった!

       

食後にジェラートも。私はイチゴの。イチゴは近くのイチゴ農家から来たものをそのまま使っているそうです。果肉感が充実している。

       

食べながら牧場の若夫婦と話す。話が広がっていろいろ楽しく聞く。
今、ここの牛糞が売れに売れているらしい。ホームセンターでもここでも。牛糞が枯渇する事態にまでなっているそうだ。
やっぱり化学肥料よりも牛糞で育てると土も野菜も格段に良い状態になるらしい。そうだろうなあ。
大きな袋ひとつが200円(発酵したのはちょっとだけ高い)って書いてありました。畑があって車で来てたら買って帰ってたと思う。

牛糞の発酵熱で何かできないかとかいろいろ話す。羊の環境・栄養改善計画についても。

近くにずっと可愛い素敵なこの子が。

       

かわいい、素敵~。ボーダーコリー、憧れです。

毛刈りに関しては反省点がまだあるので(遅い事)、悔しいからまたリベンジしたいと熱意を胸に次回を待ちます。
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Love K!

2013-05-22 20:29:32 | 暮らし Daily life
今うちの車を車検に出していて、代車が軽である。
始めはサイドブレーキが足元に付いてて踏む形式だったり他にもいくつかいつものと違って迷ったけど、慣れるとこんな良いものない。
軽いってすごい!

いつも運転している車がどんなに運転しにくいものなのかがわかった。
大きくて重すぎる。
たぶんいつも意識的にも無意識でも私は計算している。実際にはしてなくても感じている。
「物体の持つエネルギーはその物体の持つ質量に比例し、その運動する速さの2乗に比例する。」
ですよ!!!!!
だから大きくて重いって事だけで怖くて、その上に速度が上がるともっとすごく怖いのです。

軽だとあんまり怖くない。(自転車だともっと怖くない。でも自転車の欠点は荷物があまり載せられないのと雨の時)

軽くて小回りが利いて、駐車場の「軽」って書いてある所にも停められる。
それに停めやすい、断然!軽く簡単に車庫入れ出来ます。

その上燃費も良くて税金も少ないだろう(多分)。車そのものも安いし。

前にアメリカ人の女の人たちと話をする機会があって、彼女たちが言うには
「日本の軽が大好き!!!!!なんて可愛くて素敵なの?!もうポケットに入れて持って帰りたいっておもっちゃう!」だって。
ポケットには入らんだろう、って心で突っ込みを入れてふむふむって思った。
後で息子に聞いたのではアメリカでは規格に沿っていないとかで軽自体が認められてないらしい。車の国なのになあ。だからか。
日本人で良かった。

軽、バンザイ!

もし車がいるような田舎に住んで、駐車場が要らなくて私の車を持って良くなったら、絶対に軽にしようと今日思いました。
可愛いし、良いわ~。いつもは運転が嫌いで苦手なんだけど、今日は楽しく運転出来ました。それだけでもすごい。運転してウキウキしている自分にびっくりでした。明日返さないといけない。ちょっと寂しい。
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