季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

パンプキンシードオイル Pumpkinseed oil

2010-07-31 14:33:59 | 食べ物 Eat
ウィーンで知った味。カボチャの種のオイルをドレッシングにかける。
ナッツのようななんともいえない深みとうまみ。
バルサミコ酢と塩と胡椒、それだけでレタスがおいしいサラダになる。

       

夫へのお土産はゲトライデガッセで買ったブルースハープとカズー。
音楽好きなので。ドイツ製のブルースハープは音が柔らかく響く。
カズーは初めて吹いてみて、始めはわからなかったけどなれたら音が出ました。
面白い音です。
押尾コータロが「もてたい」ためにギターを始めたって言ってたけど
音楽が出来る男ってそれだけでも株が上がると思う。
私も夫のギターの音色にグッと来たクチだ。

       

I learned "Pumpkin seed oil" in Wien.It's for a dressing of salad.
I love the taste like nuts.

My husband got suvenior from Salzburg Getreidegasse the shop was at the next to Mozarts Geburtshaus, blues harp and kazoo.
He is a nice musician and it's my favorite point of him.
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ベートーベンフリーズ  Beethovenfries

2010-07-31 10:26:46 | International
オーストリア日記① Austria dialy①

なにせ写真が700枚以上あるので、どこからご紹介したらいいのか…。
始めにウィーンで一番衝撃を受けた所を。

Secession(セセッシオン、分離派会館)地下のベートーベンフリーズと言うグスタフ・クリムトによる壁画です。

       

以前兵庫県立美術館でクリムト展があった時に複製画を観たのですが、本物を観たくて行きました。何度もウィーンに行っているけどここは入ったことがなかった。

複製画を観た時は照明も強くて人も多くて絵もクリアでした。
もちろん心に響いたので本物を、と思ったのですが。ここではそれを上回る事に。

部屋に入って左の壁から順に右回りに観て行きます。
左。
天使が空を飛び真ん中頃に苦痛に庇護を求める男女の姿が。
そして金色の鎧に包まれた勇者。

正面。
対するのが大きなヒヒの顔をして碧い大きな翼を持ちヘビの尻尾を持った怪物と
それに従う様々な不幸の象徴達。

複製画では平面でしたが、本物はヒヒの目が真珠貝で出来ていて不幸達の服装も金細工の立体です。この恐ろしさと迫力に圧倒される。本当に怖い。

右。
再び天使達の浮遊。金の琴を弾く女性(詩)。
そして右端に幸福を謳歌する天使の合唱隊と抱擁してキスする男女。

そこで胸にぐっと込み上げてきて、涙があふれた。
苦悩と苦難を乗り越えた後の幸せがぐっとあふれてきたのだ。

あまりにも感動したので、元の曲になっているベートーベンの交響曲9番を聴かねば!と思った。そして滞在していた家にあった9番を聴き比べてみてこれを購入した。
聴いて買ったのはウィーンではなくてザルツブルグだったけど、一人でソファに寄りかかって夜に聴いているとちょうど盛り上がり部分で雷雨になった。
稲光とベートーベン。すごいマッチング!

Beethoven: The Complete Symphonies
Sir Simon Rattle,Barbara Bonney,Birgit Remmert,Kurt Streit,Thomas Hampson
EMI Classics

このアイテムの詳細を見る


もう一つはもちろん有名なカラヤンとベルリンフィルのバージョンだった。
それが私には少し強くシャープに聴こえたのだ。
Simon Rattleの方はウィーンフィルと言う事もあって歌詞のドイツ語も柔らかく聞こえたし演奏もやさしく聞こえた。
それにこのCDボックスは交響曲の1番から9番まで入っていてその上に英語とドイツ語とフランス語の解説書まで付いている。
そして私が好きな7番が今までで一番心地よかった。
それで少し高かったけど思い切って買ったのだ。
全部少しずつ聞いてみようと思う。
今回の旅行は押しなべてベートーベンだったと思う。心に響いたり聴いたりしたものたち。
今までは重すぎて近づけなかった。それだけ人生も重さを知ったと言う事か。

Seseccionと同じ19世紀末のウィーンの芸術をユーゲントシュティールと言う。
その建築物をいくつか。

コロー・モーザー作、金細工の美しいマンション。

       

マジョリカハウス。オットー・ヴァーグナー作。

       

少し拡大。

            

ウィーンの町は何百年も前の建造物と19世紀末、近年の物が共存して出来ています。
そのコントラストも美しい。

この町で過ごすと言う事は暮らすと言うことは、それそのものが芸術に浸ることを意味している。

The photos from Austria became over 700.
At first,I will show you from the most impressive thing from Wien.

It's Secession. Beethovenfries from Gustav Klimt.
I was so impressed to watch them. Tears came down from my eyes when I watched the last picture. I was so fullfilled from the feeling of happiness.
I visited also the other buildings from Jugentstil.I love them so much!
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すっきりしてます。neat and clean

2010-07-30 09:15:47 | 暮らし Daily life
覚悟はしてたんだけど、その覚悟も必要なかった。
帰ってきてみたら家がなんとスッキリしている。
冷蔵庫の中などちゃんと区分けされていて気持ち良いほどだ。
ちゃんと食べて暮らしていた様子がわかる。
すばらしい家族。
大変だったろうけど私は安心しました。

家族育て、子育て順調です。

これから出来るだけ英語でも日記を書こうと思います。
オーストリアの友達が読みたいと言うので。
今は2週間の英語&ドイツ語生活で苦労が少なそう。
私は学生の時はずっと英語が不得意で欠点ギリギリ。文法や綴りが間違っている事もあると思いますが見逃してくださいね。会話は何も問題ないです。

I found. My house is neat and clean after absent of me for these 2 weeks.
It's amazing! It's a nice feeling, my family my children has grown up so perfectly!

I will write these dialies in English,too. For my friends in Austria.
Please excuse my bad English.
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帰ってきました! I'm coming home

2010-07-29 11:24:44 | International
今日の朝関空に着いて、今さっき帰ってきました。
元気です。

またお知らせします。
あ~、自分のパソコンってめっちゃ使いやすい!!

In this morning,I arrived at Kansai airport. The flight was nice.
I don't feel so much time rug and fine.
It's raining and comfortable.
Thank you friends in Wien and Salzburg!
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石の瓦

2010-07-28 18:43:11 | International
あちこちで改修が行われていた。こちらではいつも見る景色。
昔の物をそのまま古びさせるのではなく、絶えず手入れをして生かして行く。

これは屋根を葺くときに使う瓦、石です。

       

例えば、こんな屋根に。

       

シュタイナーの建築はとても特徴があります。有機的なデザイン。
これも。

            

さあ、7年前のお話はもうお仕舞いです。
帰ってきた私のお土産話を楽しみにしていて下さい。
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ゲーテアヌム

2010-07-27 20:21:06 | International
前回はオーストリアだけではなくて、スイスのバーゼルの友人にも会いに行きました。
アントロポゾフィー活動の心臓とも言われているここで
彼女はオイリュトミストとして働いています。

実際はバーゼルから少し電車で行ったアーレスハイムと言う所にあります。

これがゲーテアヌム。彼女に中まで案内してもらった。

       

彼女からもサプライズがあった。
本当は旦那さんと行く予定だったオイリュトミー公演のチケットを旦那さんの分を私に譲ってくれたのだ。それも一日は練習風景を見る。その次に本番、と言うもの。
曲はベートーベン交響曲7番。
今でこそ「のだめ」であれだけ有名になったけど、その頃はファンしか知らなかったと思う。他のが有名すぎて。

オイリュトミーとは「見える音楽」「見える言葉」、人間が体と衣装、照明を使って現す舞台芸術です。習うことで教育にも使われるし、治療分野にも使われます。

それぞれの楽章の事が、ただ曲を聴くより目でより深く伝わってくる。
自分で自由に創作して表現するって言うのとは違う。曲になる。リズムになる。音程になる。感情面もそのまま一体になる。そんな感じ。

アーレスハイムの村もとても素敵でした。
一見のお家に泊まらせて頂いた。彼女は先代からのアントロポゾーフ。
家の壁に美しい透明水彩の絵がたくさん飾られていました。

日本でアントロポゾフィーを一生懸命学んで実行しようと頑張っていた私ですが、なんだか行き詰まって力を失っていた所でした。
彼女は本当に自然に暮らし、自然に病の治療を受け、自然に人を招き入れていました。
その普通さが私には晴天の霹靂だった。

すごく頑張って我慢してやってたから。 

核心に入って感じた事はそういう事でした。

彼女がガレージセールで出した料理用のヘラを元にやまんばさんのご主人に作ってもらったものが、今毎日家で活躍しています。
貰った種がちゃんと実っている。


ベートーヴェン交響曲7番は、帰ってから何枚もCDを買って聴きましたが
あの感動に至る物はナシ。
すばらしい演奏だった。
公演だった。
今思ってもあれは私の記念すべき旅行だった。      
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手仕事の評価

2010-07-26 23:12:12 | International
ザルツブルグ城の下にある広場、レオポルドスコン。レオポルド広場って言うのかな?
馬(半分が魚)の鼻から水が出ている噴水が目印。

                 

この向こうの所に民族手芸品を売っている店があって、布や小物などため息ものです。
どれもお高いです。でもそれって作っている人がちゃんと生活できるだけのお金を貰っていると言う事。手作りの物を持って「自分だったらこれを作るのにどれだけの時間と労力を使うか?」って考えてみてください。たぶん大体安すぎです。日本で手に入るものは。
特にアジア産のものとか。
その人だけに出来る手仕事がちゃんと評価されていると言うのは、すばらしい事です。  
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山の家

2010-07-25 23:03:09 | International
オーバータウエルンという山に彼らの山の家があります。
こじんまりとしていて素敵。

       

夏は避暑、冬はもちろんスキー。
チロルの一角。
とても好きな所。

バルコニーで毛布をかけて日向ぼっこが定番。
それとキノコ狩り。

籠を持って歩きながらキノコを見つけては採ります。
「後で合流するからそのまままっすぐ行って!」と言われて摘みながら歩いて、後で見てもらったら、大半が毒キノコ!
あれってほんと、見ただけじゃ分からないな。

森の中では大きなアリ塚が見つかります。

            

有名な高山植物、リンドウの仲間。

       

この家がとにかく居心地が良い。cozyって言う言葉がピッタリ。
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サプライズ!

2010-07-24 22:48:27 | International
今まで4回行って、そのうちの2回は誕生日をここで迎えました。
この時も。
日本の夫から花が贈られてきた。
感動!!

             

この家具は百年は経っているものです。彼らはそうやってとても長い間家具や家を受け継いで使います。

この時の誕生日のサプライズは「コンサート」でした。
ご主人が赤いスポーツカーのオープンカーで送ってくださった。とても偉い彼がそう言う事をすると言うのは特別なことです。
行き先はモーツァルテウム。中は黄金の宮殿のよう。そこでクラシックのコンサートを聴く。
私はクラシック音楽に深くないのでまさに「猫に小判」ですが、ここはモーツアルトの音楽を学ぶために世界中から奏者が集まって来ているところです。

       

今思い出しても夢みたいでした。
いくらクラシックに詳しくないと言っても、その良さは伝わります。
クラシックって耳だけで聴くんじゃなくて、体の器官や細胞一つ一つにまで響いてくるものだと思う。マイクを使わなくても歌手の声が会場にハチミツのように広がってそれが波打ち、渦巻いて観客を震えさせる。

このすばらしい誕生日の事は忘れない。ずっと。


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日向ぼっこ

2010-07-23 22:38:06 | International
お世話になる家はとても素敵です。
庭にプールがあります。水は地下水を汲んでいるので年中水温が一定です。(冬は多分凍ってる)26℃くらいだって。

子ども達はそこで一日中遊んでる。
7年前と10年前のあの人たちのオーストリアの記憶って言ったらプールだ。

       

ご主人は朝8時から仕事。昼には帰ってきて皆で大きな昼ごはんを食べる。
近所に住むお祖父さんも一緒に。
そしてプールで一泳ぎしてリクライニングチェアーでちょっと昼寝&日向ぼっこして
そしてまた会社へ。
それで5時ごろにはもう帰って来ています。
毎日そんな感じ。

部屋からの眺め。ウンテルスベルクと言う山が見える。
これは私にとって安心の風景。

       
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