季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

栗きんとん

2014-08-31 22:33:50 | 食べ物 Eat
飛騨高山名物、多分。の栗きんとん。
私にとっての栗きんとんはおせちに入っている甘くて黄色い栗と餡がからまってるやつ。
これは和菓子。栗と砂糖だけで出来てるらしい。

       

前に名古屋の友達に貰って美味しかったので覚えていた。
これは上品で美味しい。栗の味が楽しめる。
まだ飛騨の風情を引きずっています。
栗とかカボチャとか美味しい時期になって来ましたね。もう夏は終わるなあ。
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クロワッサンに朴葉味噌

2014-08-30 19:17:22 | 旅 Journey
お宿の朝ごはん、充実している。朴葉味噌が出る。

       

もちろんご飯に合うけれど、クロワッサンに合うのにびっくり。バターと味噌の塩味がなんともマッチ。

       

近くの古道具屋で。糸巻、この六角形のは初めて見た。ラッカーを塗ってないものがあったので手に入れた。

       

飛騨民俗村「飛騨の里」。何の気なしに行ったけれど、とても良いところです!

       

始まりはダムに沈む村の茅葺の家を保存するために移築したもの。そこから飛騨地方のいろいろな所の古い家を集めて出来たそうです。
広い美しい。
昔遊びのコーナーや手仕事体験が充実していて、各家の展示も丁寧で時間を忘れて過ごす。

       

刺し子の体験をしました。
前にキットを買ってやりかけた事があったけれど、続かなくて。やっぱり手から手へ教えて貰ったらすぐにわかる。
楽しい。どうやって縫い進めるか考えながらするのが面白い。

       

お天気にも恵まれ素敵な3日間を過ごした。
朝市でいろいろ買い物をして帰る。
さあ、これが終わったらしっかり働こう!
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山を観る

2014-08-29 22:10:15 | 旅 Journey
奥飛騨、西穂高。
ロープウェーで登る。
2156m、気温13度。涼しい!気持ち良い!
たくさんの人たちが登山の格好で駅を後にして歩いて行った。良いなあいつか歩いてみたい。

       

槍ヶ岳、って本当に槍みたいに尖ってるんだ。あんな高いところ、良くみんな行くなあ。

高山の街、歩いてどこでも行ける。古道具屋、手作り和雑貨の店。美味しい飛騨牛を気軽に食べられるお店など、飽きない。
夕食を外に食べに出た。
食事の後に居酒屋へ。少しの地酒と美味しい肴。
良いなあ幸せだなあと思う。

外国からの旅行者が宿にも街にもたくさん。わかる気がする。日本の素晴らしいものがここにはしっかりと残っている。
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飛騨高山へ

2014-08-28 20:00:00 | 旅 Journey
夏の一大イベント飛騨高山へ。初めて行きます。

飛騨高山まちの博物館。
2年前に出来たらしい。入場料無料です。無料とは思えないくらいの充実度、展示の美しさ。
高山に行ったら是非。
行く前はあまり知らなかった飛騨高山の歴史や文化が良くわかる。



みたらし団子は甘くないです。お米と醤油の味。焦げた醤油がたまらん匂いと味。

       

「飛騨の工」の技のすばらしさ。奈良時代から日本の美しい建築を作って来た素晴らしい人々。

       

       

良く考えたら昔の人はこの街道を足で歩いて移動したんだった。
この仕事を自分の体と手ですることで精巧な頑丈な美しい建築を作り上げたんだった。

人間はもっと歩けるな、働けるな。と深く思う。
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収穫いっぱい

2014-08-27 21:54:44 | 暮らし Daily life
今日は久しぶりに暮らしをじっくりゆっくり。
朝からベランダを観る。ゴーヤがたくさん成っている。今年は雨が多くて日照不足もあってか、ゴーヤの葉がいつものように茂らない。
それでも実はいつもと変わらないくらい成ってくれる。毎日のように毎食のようにゴーヤを食べる我が家。
お弁当のおかずにも使うのでどうかすると一日2回または3回食べる。

       

他にもレモングラスとミントも摘んだ方が良いし、唐辛子も赤くなったのもあるから採らないと。バジルもどんどん摘んで行かないと種が出来て来てる。

       

レモングラスとミントはお湯を注いでハーブティーに。冷蔵庫で冷やしていつでも飲めるようにしておく。
バジルはササミやナスと炒めてお昼にベトナム風ご飯に。

今日どうしてもやらないといけない事は羊毛洗い。いつもは大丈夫なのにベランダに置いてある羊毛がこの前の大雨で水浸しになった。
見てみたらなんと取って置きの秘蔵っ子のチェビオット!スピンハウスポンタさんとこから来たもの。あまりに秘蔵っ子にし過ぎていつ来たかもわからないくらいになってしまったもの。
乾いている所と分けて洗った。1キロ。

洗ってみて思ったけど、やっぱりなんて洗いやすいんだろう!!!こんなに楽に洗えるなんて夢のよう。むしろ洗わないでも使えるんじゃないの?もしくはぬるま湯洗いだけでも使えるんじゃないの?ってくらい。さすが原毛専門店。
思ってたよりきれいにスッキリ洗えました。匂いも大丈夫そう。良かった。

       

まだまだ洗ってない羊毛があるので洗いたい。でもとにかく天気が良くないから、梅干しの土用干しもまだ出来てません。
こんなに雨が降る夏も珍しいと思う。オーストリアもそうだったらしい。朝夕とか寒いって。反対に雨が降らないで困ってるところもあるのにね。うまく行かないなあ。


夕食にゴーヤとササミで和え物を作ったら、とっても美味しかった。想像して作ったけど、想像以上に。

       

ゴーヤは薄切りで塩を振ってサッとゆでる。ササミは酒と塩を入れた湯で茹でる。引き上げて冷めたらほぐす。
タレは辛子(マスタードも少し入れた)、マヨネーズ、白だし、塩コショウ、醤油、レモン汁、少しオリーブオイル。
小さいけど3本作って二人で食べきる。いくらでも食べられる。ゴーヤは毎日食べても飽きない。

ゆっくり作ったからかどのおかずも美味しく感じる。
「涼しくなったらなんだか食べ物が美味しく感じられるね~!」と私。昨日もニンジンの胡麻和えを作った。暑い時はこんなの作ろうと思わなかった。
それでも思い起こすと夏でも食べ物は美味しかったし、しっかり食べてたねえと言い直す。夏バテ知らずだったね。
これから果物も野菜も美味しくなってくるなあ。楽しみ。

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フェルトの花咲く

2014-08-26 21:43:07 | 講習 PrivateClass
Aroma salon mi tierraにてフェルト講習。

この前はよちよち歩きの子どもたちとお母さん。
今回は同じく1歳すぎのお子さんを持つお母さん1名と小学6年生の女の子3人。そして3年生の女の子が1人と男の子が1人。

みんなフェルトは初めてなので、羊の話やフェルトの話をして始める。
細かい手順などはあまり説明しないです、いつも。私の基礎講習はジェットコースター。先が読めないままどんどんめくるめくフェルトワールドが広がる。

好きな色を選んで重さを測って始めます。女の子たち、模様を作るのに一生懸命。丁寧に素敵に可愛く作っています。

       

模様が出来たら羊毛を置いて行く。好きに乗せて良いよ!と言うとこんな風に。なんて素敵なんだろう!このまま額に入れて飾りたい。

       

男の子で1人で参加している彼。始めは外で遊ぶって言ってたんだけど見て聞いたらどうしてもやりたくなっちゃって、お母さんに頼み込んで作ることにした。
おっきな声を出したり寝転がってバタバタしたり、いたずら暴れん坊かと思いきや、丁寧に繊細に仕事を進めるなかなかのアーティストでした。
作業を進めるごとにどんどん面白くなってくる。
スイスイと進めてずんずんと仕上げて行きます。結局一番に仕上がった。持っているカードを入れられるように蓋を付けました。
鮮やかな緑と紺とオレンジの混ざった所の対比が美しい。その4色の混ざった所の色の複雑さ微妙さ。なんと素敵なんだろう!

小さなお子さんのお母さん。女の子は一人で、他のお姉さんと、またはお母さんと静かに楽しそうに穏やかに遊んでいます。全然ぐずらない。大したもんだ。いつも穏やかな日常を過ごしているのだろうなあと。しまいには歌も歌って踊りまで踊っている。
彼女を見てると体が健やかで居る事そのものが気持ち良いんだろうなあと感じる。
小さい子、良いなあ。居る事そのものが、良いなあ。
お母さんの作品もシンプルで可愛くて素敵です。

お姉さんと妹の二人組。二人で一つを作ります。それも全然喧嘩しないで。穏やかに相談しながら丁寧に。
あと、これだけ女の子がいるのにきゃいきゃいならないんです。集中して熱を持った空気に包まれて作品作りに取り組んでる。
彼女たちも、おうちでお母さんが穏やかに幸せにしてくれてるんだろうなあと思いながら観る。

素敵な色の洪水を作ってくれた彼女。本当に楽しそう。始めは丁寧に模様を作ってたけど、色を味わい初めてもう楽しさが止まらなくなった。広がりまくった。彼女のウキウキした気持ちが周りにも伝わる。
見たら穏やかで静かだけど、心は嬉しくて楽しくて明るく温かくふわ~っと広がってる。そんな彼女を観るのが幸せ。
やっぱり子どもの感性や生命力ってすごいな。輝いてるな。まぶしいほど。

メガネケースを作る彼女。羊毛を少しずつ取って丁寧に置いて行く。飽きずにしっかりと作りました。その静かな根気が魅力。
切った縁の始末もとっても丁寧なので良いものが出来ました。

大きさが希望のものになってきたら洗って仕上げを一緒にします。
フェルトの作品はこの最後の仕上げで全然変わってくる。これを観た人は誰もが感心して息をのむ。
少しの手間とコツで、本格的な機能的な作品が完成して行きます。

       

みんなで作品を並べて記念撮影。
満足そうな顔!キラキラの笑顔!

フェルトはどの感覚もたくさん使って、体も頭もたくさん使って出来るので作ったらとても生き生きとします。
そして、出来たものはとても質の良いものなので満足度が高い。
出来た後、毎日のように暮らしの中で使って行く間中も満足が味わえる。
やっぱりフェルトは良いなあと、あらためて感じた。

作り終ったら女の子たちは小さな女の子を順番に抱っこして可愛がって遊んでいる。
そうやっている大きな女の子たちが私には可愛い。なんて素敵なんだろう。
良いもの見せて貰った。
嬉しい気持ちを胸に笑顔でみんな帰って行った。男の子にも「今日来て良かったね!」って言った。
子どもを教えるの、やっぱり楽しいなあ。またこれから広がって行ったらいいな。

フェルトの特徴その2は「とってもお腹が空く」です。ぺこぺこ!
それで主催の方が冷蔵庫からケーキを出してくれました。ドイツ料理人である旦那様の作ったもの。
プルーンのケーキ。それとドイツ製のハーブティー。メキシコのカップが可愛い。

       

生地がケーキって言うよりパンみたいです。発酵させて作るって言ってたからそうかも。それでも口どけが良くプルーンの酸っぱさと合ってとっても美味しい。パクパク一緒に食べる。

今日も充実したお仕事でした。来てくれる人、企画して場所を整えてくれる人、みんなに感謝。

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縫い目のクリエイター

2014-08-25 21:53:01 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

昨日の収穫の本と実家で貰った布と、家で見つけた布を持って向かう。
そして来た人に本屋で感じた事を話す。
私たちが頑張っている事って素晴らしいって。
喜ぶみんな。

ベストの肩を打ち合わせて縫い合わせる。縫い代の始末。ここは裏側で見えない。それなのに。この美しさ。
みんなが順番に来て見てため息をつく。
縫い目のクリエイターって言うのが存在するならそれは彼の事だ。
尋常ではない細かさで尋常でない正確さで、どんな縫い目も仕上げるこのすごさ。美しいなあ。これを生かせる作品をもっとこれから考えて行きたい。

       

彼は寒い冬に向けて温かいズボンが作りたいとの事。それで布を持って行ったら気に入った様子。
今度は型紙を作らないで私のいつものやり方で。
立って、自分の体に合わせて布に印を付けて切って行く。これがやりながらウキウキするくらい楽しいらしい。
さっと切れてサッと縫うのに入れる。
私もやっと自分の本領に流れを持って行けてホッとする。いつもはこんな風だから。これを立体裁断と言うのかな?

       

とっても素敵なウールの布を先週見つけてしまった。イタリア製。半額。そして買ってしまった。それを使ってベストを作ります。
型紙はこの前しっかりとリサーチして作り上げた。これでやってみよう。布にしっかりと印を付ける。

       

フェルトを作る人もいます。メガネ入れを作っています。彼は並べ方がいつも綺麗。フワフワ。この作業そのものも楽しんでる。作業の中に没頭しています。おしゃべりしながらだけど。

       

麻のパンツ2枚目の彼。彼がそもそもこの手縫いブームの引き金となった。
丁寧に縫う様子がもう絵になる。
これも縫い代の始末だけどとても綺麗。どうしてこんなにもきれいで丁寧にむらなく出来るんだろう?めんどくさいと言う言葉を彼らから聞いたことがない。面倒を却って楽しみにしている。
この前、助産院での手縫い仕事で子どもたちが良く遊んでたと言う事や、一人の子どもが膝に乗って気持ちよさそうにしてたと言う話をしたら、「そうやろうなあ、わかるわ」って。「お母さんの楽しい気持ちが伝わるんやろうなあ」って。
私が「縫ってる時って何か気持ち良い脳波が出てる気がする。」って言うと。みんな「それに違いない!」って。彼らはそのことを一番わかってる。
あと、一人が言ったのは「縫うのって断酒と似てる気がする。いつもその時の縫う事だけを考えて、淡々とやって行ったら繋がってる感じとか。」と言う。そうなんだ。いつも使っている、一番育っている力を生かして縫い物をしているんだな、この人たちは。

       

可愛いスカートももうすぐ完成。

       

カバンを作っています。このクリップがとても便利。待ち針は刺さるけどこれは大丈夫。しっかり留めてくれる。

       

私もみんなも「こんなに手縫いするとは思ってなかった!」「でもやってみたらものすごい面白い!」と口にする。
作業しているみんなを観ながら、私は「今ものすごく誇らしい気持ちやねん!」と言う。
もし私がみんなのお母さんやったら、今「この子たちもしかして天才かもしれない!」とか思ってるくらい。
とも。
手縫いの温かい空気の中で私は「みんなが生まれてここで一緒にこんな風に会えて、ほんとに良かったなあ」と心の底から思う。
嬉しい気持ち。
しっかりと定着してきた手縫いの手仕事。これからもしっかりと取り組んで行きます。もちろんフェルトもね。



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はしり

2014-08-24 23:24:31 | 手仕事 Handicraft
この頃のハンドワーククラブでの縫い物の勢いには目を見張るものがある。
みんなの「作りたい!」気持ちが私を動かす。
もっと情報が欲しい。
インターネット上でもいろいろな情報が得られるけど、やっぱり本屋だろうと。
それなら前から行きたかったここしかないだろうと。梅田茶屋町。

       

丸善とジュンク堂が一緒になったって、聞いたときは心躍った。それくらいのすごさ。
丸善は以前は専門書と洋書での不動の地位を誇っていた。神戸の元町にもあって、仕事の帰りに寄り道するのが楽しみだった。
それが随分前になくなってとても残念だった。
それがジュンク堂と一緒になってるんだから、それは最強を意味する。

マークがホグワーツみたい。

       

すばやく実用書の3階に向かい、ソーイングの棚に行く。
そして服作りの本を片っ端から見る。

あまりにもたくさんの本がひしめいていて他のに目移りする。編み物の本とか料理の本とか見てたら丸1日でも足りないので、今日は視線を逸らせないで洋裁の一点だけで勝負。

たくさんある。たくさんあるんだけど…。必要なものは…ない。どうして?
私が欲しいのは「男の人が自分の服を(できたら手縫いで)作ろうと思った時に使える本」しかも今のトレンドを反映しているもの。
洋裁の本は殆ど全部女性用。もしくは子供用。みれどもみれどもそうだ。
あったと思ったらすでに持っているただ一つの本。もう一つはステテコだけの本だった。
みんな彼氏や旦那さんには作らないの?男性は自分で作る人いないの? いないかも。

女性用のものも「直線縫い」とか「型紙いらず」とかで着にくそうなものが多い。こういう「誰でも着れる」のは「誰にも合わない」可能性がある。
仕方なく昔ながらの文化式の女性用の型紙の作り方と補正の仕方の本を買う。

じゃあ雑誌の所には?流行りのかっこいいスタイルを手作りできる本があるはず。
それで1階に行く。

それで探したけど、ない。女性のもない。
こんなに大きな本屋なのに。
女性のは一冊「スタイルブック」って言う昔からあるマダムの本。それは健在。ちょっと嬉しくなる。
それでも前からこれは、きちんとして過ぎてちょっとダサいんだなあ。

装苑、学生の時毎月買っていた。その時のトレンドとそのパターンが載っていた。それが今は薄くなって型紙や作り方やコツなんて全く載ってない。
その頃は他にも何冊か女の子の普通の服を作るための雑誌があったのに。それもない。

どこ行っちゃったんだ??????ハテナ印が並ぶ。
こんな事なら昔の本を取って置いたら良かった。流行りも今は80年代でハイウェストとかだから使えそうなのに。
超大型書店にて立ち尽くす私。

自分が良い時代に良いタイミングで生まれた事を思い知る。
あの頃、手芸店もそこここにあった。布屋も大きなのが結構。インターネットがなくても今より情報が多かった。
ちょうどデザイナーズブランドが出てきて、そのパターンがすぐに発表されて。自分で布を買ってすぐに作って着れた。
少ないお金でもやる気があれば自分でものを作り出せた。
今は店も少なく情報も殆どない。今、あの年頃だったら私は服を作る人になってないな。
世の中が華やかだったあの頃に、いろんなファッション雑誌を月に何冊も買って、男性のファッション雑誌(X-MENって言う流行通信の男性版のが好きだった。今思ったらアニメの題と同じだな。)まで買い込んで、ひたすら観て読んで吸収して分析した情報を駆使して型紙作って服を作る事が出来たのは、とってもラッキーだったんだ。知らなかった。

そして今自分がやっていることはやっぱり自分で切り開かないと行けないんだと、それも思い知る。
こんな大きな所で欲しいもののかけらもないんだったら、多分誰も知らない。

私たち、もしかして本当にものすごい事してるのかもしれないな。世界の広さと自分の立ち位置を感じた。

それで反対に腹をくくれたと思う。
仕方ない。自分の力で切り開こう。
私は大抵「始める人」だから、今回もそうだ。
そのうちこうやって男女問わず、自分が着たい自分にぴったりの服を作るのが結構当たり前になる日が、たぶん15年くらい後に来ると思う。
大抵それくらい私は早い。
「はしり」には「はしり」の生き方。それでしっかり前に進もうと思う。

明日から、また地をはいずるような、硬い土地から根っこを掘り出し大岩を運び出すような開拓の作業が待っている。
やるしかない。




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繋がりの変化

2014-08-23 18:58:43 | ウールクラフト WoolCraft
今日からインターネットのプロバイダーを替える。
ケーブルテレビのチューナーも替わる。
その工事とパソコンの作業が午前中に。
気の良い二人がサクサク働いてくれた。

使い心地は…まだわからない。
テレビはなんだかチャンネルを変えるのが遅くてちょっと使い辛い気がする。でも録画はしやすそう。
観れるチャンネルも増えたし。

インターネットは感じとしては変わらない。
メールアドレスが変わったので、いろいろな所に変更を届ける。
元のもまだ置いてあるから大丈夫だけど、少しずつ連絡しなくちゃ。

今はプロバイダーの固定アドレスだけではなくて、ネット上のフリーメールなど使って、場合分けをする傾向にあると思う。
それをいい機会だからやって行こう。

工事の間にしていた事。昨日の作品の仕上げ。
こんな感じです。iPhoneがちょうど入ります。5、5sだったら余裕。5cでも大丈夫。ガラケーも大丈夫。そしてメガネも入ります。

       

自分に作ったのがことのほか使い勝手が良い。それで量産しています。
それぞれのスマホに合ったのが作れると思う。
もういくつか作って行きたい。

今日は疲れた~!食べて休もう。
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ビーサンにステテコで

2014-08-22 21:28:55 | 工房working place
久しぶりに工房でお仕事。
生徒さんは来ないので作品作りを。

一人でお仕事だから服装も自由にしたんだけど、ふと「自由にもほどがあるのではなかろうか?」と。

       

ビーサンにステテコ…みたいに見える。
言い訳すると、このサンダルは去年スリランカで購入したもの。好きな色。ODELと言うセレブなお店で買いました。めっちゃトレンディ―なんです。(←強調!)そしてとっても高いんです。(1000円はしないけど、あっちは物価が安いから、普通の人は買えない。)スリランカではこれでどこでも行きます。山も登るくらい。娘には「日本ではビーサン(ビーチサンダル)はビーチで履くもんやで。」って言われた。

この前ペディキュアをほとんど初めて塗ってわかったけど、足の指がやっぱり長い。塗ると余計にわかる。(笑)

カラフルパンツはタイパンツです。木彫りのハンコの印刷のいろんな布を繋ぎ合わせて出来たもの。ほんとはちょっと良いやつです。
カバンは娘のベトナム土産。とっても軽くて丈夫で使いやすい。

十三にはもっとすごい人もいるから大丈夫だけど、帰りに友達に会ったらびっくりされた。

なにわともあれ。

工房に行って作業開始。
色を選んで測る。

       

模様をつける。植物の模様が好き。たぶん生命力を感じるから。植物ってその存在のどんな些細な所でも、その植物の生きる力があらわれていると思う。その姿が、色が好き。

       

ちょっと違う感じのでもう一つ。ペパーミントグリーンを使おうと思って、それに合う色って何かな?って考えたらこの取り合わせに。

       

二つとも大体出来たので良かった。
後は最後の縮絨をして金具をつける。


後片付けして帰ろうとした時に、この前家主に「iPodmini持って来て!」って言われて探したのにどうしても見つからなかったなあと、後ろにでも落ちてないかなあと探すことにした。
パッと見てやっぱりないなあと思ったけど、もう一度と思って見たら、小さなテーブルの一番前の中央正面にちょこんと現れた。
これやん!いつの間にここに?!

       

あんな小さいもん見つかるわけないわ、って思ってたのに。ものすごいわかりやすいところに現れた。
ここ、何回も掃除して見てるけど、こんなん見たの初めて。
不思議なこともあるもんやなあ。と、でも嬉しいなあと。
早速送ることにする。

工房、何かに守られてるな。どうりで植木も良く育つ。
今日も少し植え足した。
ではまたね!って挨拶して帰る。




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