20日にあった試験があまりに衝撃的な出来事だったので、気づいたら試験のことを考えている自分がいます。
そう言うのを侵入症状と言う。よく知られているPTSDはこれと合わせて幾つかの症状が4週間以上続いたものです。それ以前の状態は急性ストレス症候群と言います。今の私は軽くそんな感じ。
本当に良く勉強したので、歯が立たない問題があまりに多くて無力感を感じすぎて疲れました。
でも今週に入って、いろんな人のコメントを見たり聞いたり読んだりしてだんだんわかってきた。
前から聞いていた。捨て問。誰もできないから捨てて良い問題。
それがあるとは知っていたけれど、思ったよりずっと頻度が多かった。
25〜30%くらいだそう。4問に1問以上って多いと思います。
だから実質7割が満点のテストです。それで6割以上取れと言う。
かなりの難関です。
3〜4割の過去問ベースで勉強してたら取れる問題はほとんど正解でないと。
残りの3割の問題はどうやって解いたかと考えたら、ほぼ「スラムドッグミリオネア」。
インドが舞台の映画があります。
今まで生きてきた人生の中で出会った知識や事柄、自分が得てきたものを全部使って解いたと思います。
そうでないと解けないような問題だった。
だから現任者だから不利とは思わなかったです。
そう思うと、私は良く頑張って成果を出せたのだと思う。
勘と言ったけれど、言い換えると咄嗟の判断力だと思う。
本当に良く頑張った。
どうしても歯が立たない課題が頻繁に出てくる中で、立ち止まらないで平常心を失わないで
投げ出さないで淡々と前に進む。それに加えて体力と持久力。
2時間で77問。それを午前午後2回。事例問題を考えたら知識問題は一問30秒ほどで解かないと行けない。
そんな中で生きたのはそういう力ではないかと思います。
それが公認心理師に必要な素養なのかも。
河合塾KALSの宮川先生がTwitterで聞いていたこと。
・第3回試験,どうでした?
・しておいて良かったこと
・しておけば良かったこと
・試験勉強の前後で,変化したこと
明日はYouTubeに参加できないのでここに書くと。
・試験はわからない問題が多くて打ちのめされました。
・しておいて良かったことは、
1週間取り組んだ体調管理。早寝早起き、ちゃんと食べること。
・しておけば良かったことは、
鉛筆をもっと細く削っておけば良かった。思ったよりマークシートの丸が小さかったから塗るのが大変だった。
・変化したことは、
知識をたくさん得られて、仕事に使うツールが得られたと思う。
でもその中でも1番役に立ったと思うのは、信用失墜の禁止や守秘義務とか多重関係の禁止とかの職業倫理。
それを知って仕事の姿勢がずいぶん変わりました。普段の生活も変わったと思います。
やっぱり勉強して良かった。受かっても受からなくても、これからも勉強は続きます。