季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

やっぱりウール?

2006-07-31 22:10:11 | ハンドワーククラブ HandworkClub
素材を紙に変えます!と宣言して2日目。
フェルトをしたい、という熱烈なラブコールに応え
羊毛を出してしまいました。

やっぱりハンドワーククラブは羊か。
母娘ペア、夫婦の参加もありいつにも増してにぎやかでした。

めげずに紙も続けます。
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出るくいは…。

2006-07-30 09:04:18 | 暮らし Daily life
この頃拾った言葉。

「出るくいは打たれる。」高校のクラブの先輩達と話している時に耳にした。

「OUTSTANDING」この前買い物に行ったとき、教師が使うスタンプセット(アメリカ製)にあった。

OUTSTANDINGは「外に立つ」だから、二つは同じ意味だと思う。

使われ方が違う。

「出るくい」は周りから打たれて引っ込まされるような目障りな存在。
なるべくそうならないように、という気持ちがこもっている。

アメリカの生徒で「OUTSTANDING」のハンコをもらったら、自分は誇らしいだろうし周りからも賞賛される。
ハリーポッターでもOUTSTANDINGの成績はよっぽどその科目に秀でていないともらえない。

お国柄の違いか。

先輩の話では、「じゃあ出るくいと言われてどうする?」
「出ている部分を削るか、周りに肉をいっぱいつけて全体を丸くするか。」

私は周りにお肉派か、でも出すぎて周りを傷つけるんだったら見かけだけでもちょっとは引っ込めるかもしれない。
自分で無理に出そうと思わなくても自然に出てしまう分は仕方がないし。

クラブの先輩、と言ってもこの前70周年をお祝いしたようなクラブなので彼らは私の母が生まれたとき、すでに高校生だった方々だ。
なかなかこんな機会はない。
生きるヒントをもらった。OB会、行ってみるもんだと思う。
Comments (2)
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ラピスラズリ、ペンダントトップ

2006-07-29 21:51:13 | 手仕事 Handicraft
やまんばさんから頂いたラピスの珠。
金のワイヤーで繋げてペンダントのトップにしました。

             

ブルーベリーの輝く大きな実が三つ。
この前のピアスとおそろいで付けました。

やまんばさんありがとう!
大事にします。
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珍珠乃茶

2006-07-28 08:17:27 | 食べ物 Eat
中華街でタピオカのココナッツミルクと並んでよく売っているのが
珍珠乃茶(ちんじゅないちゃ)

作ってみました。

       

今まで何度やってもうまくいかなかったタピオカの茹で方。
試行錯誤の末、うまくできるようになりました。

まず、大きい鍋にたっぷりと湯を沸かす。
小さいボールにざるを重ね、水を張っておく。

タピオカはすごく膨らむのであまり欲張らないでカップ七分目くらい。

小さいボールでさっと洗ってざるで水気を切り、
大きな鍋の煮立ったお湯に入れ、すぐに静かにかき回す。

しばらく時々かき回しながら20分くらい茹でる。
スプーンで引き上げてみてちょっと芯が残るくらいで火を止める。
水にさらす。水気を切る。

薄い砂糖水を作っておいてそこに漬けておく。

これでタピオカは出来上がり。

これに濃い目のアイスミルクティーを注ぎます。
ストローで飲むとポコポコとタピオカの粒が口に入ってきて面白い。

ココアでもいけるそうです。
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ブルーベリー成りました!

2006-07-26 11:53:01 | 季節 Season
       

たった一個の虎の子のブルーベリー。
しばらく忘れていたらなんと、こんなに青く大きくなっていました。
食べ頃です。

うれしい!

葉っぱの影に隠れていたので、鳥には見つかりませんでした。

これをどうやって食べるか…。
悩みます。
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紙の手仕事

2006-07-24 18:33:23 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブ拡大の初日。

しばらく続けていた羊毛から紙の手仕事に移行しました。
午前中は折り染め、午後は一閑張り。

午前中は和室での作業、畳の上だとなんだかよりリラックスできる。
初めての部屋とは思えないゆるい雰囲気でした。

午後は好きなかごを選んでひたすら和紙を貼る。
乾いたら来週は柿渋を塗っていきます。

       

状況が変わってちょっとは緊張したけど結局はゆっくり出来てよかった。
それより、何人もの患者さんが
「はよー出てくるの大変やったやろ。」
「長丁場で疲れるなあ。」と声をかけてくれる。
いつも思うけど、気を使われて大切にされているのは私の方だ。
癒されているのも私の方。

アンテナが発達していて他の人の気持ちや状態がすぐわかる。
よく気の付くいい人、が多いと思う。

偶然出会う人がそうなのかわからないけど私の経験ではそうだ。
がんばりやさんでいい人だから
疲れてお酒を飲んで紛らすことのなったのかな?

世の中はみんなに「いい人になれ、いい人になれ、がんばれがんばれ!」
って言うけど
それが元で大切な物をたくさん失う事になったらそれは悲しい事だと思う。
悪人も困るけど、いい人かげんも程々が肝心なのだろう。

今日も帰りの電車ではみんなからもらった暖かさで胸が一杯でした。
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あかり

2006-07-23 19:03:22 | 手仕事 Handicraft
家の灯り。
現実的な作業をするには蛍光灯の灯りが必要だと思うけど、
自分や家族との時間を過ごすには柔らかな灯りが欲しい。
そう思っていくつかの灯りを作ってきました。

       

これは以前に紹介した小さな椅子の残り板で土台を作りました。
父に工場にある電動ののこぎりでそら豆型に切ってもらい、電球を付けました。

ランプシェードは始めは和紙をくるっと巻いて留めた物を使っていました。
その後竹ひごで作った土台に和紙を貼り、今の形に。
空いたスペースには季節の飾りを。

       

針金状の土台に拾ってきた桜の枝をラフィアでくくりつけて
和紙を貼りました。
和紙は友人のスリランカみやげ。
桜の花が梳きこんであります。

どちらも長い間使っているものです。
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ぬらし絵

2006-07-22 20:49:34 | 手仕事 Handicraft
今日もアートクラスに。
久しぶりのお天気。気持ちいいほどの日差し。

「ぬらし絵」とは、画用紙を画板の上に置きあらかじめ水を吸わせて
その上に水に溶いた絵の具を置いていくという絵の書き方です。

今日はこのクラスでははじめての水彩。
色と色の出会いを赤・青・黄を使ってしました。

環状にそれぞれの色を画用紙の上で混ぜて出会いの色を出す。
いろいろな段階の色の出会いが面白くて作業に没頭しました。

そのうちにそれらの中に形が浮かんできてそれをちょっと意識して手を加えていく。

私は真ん中にまっすぐに立っている人が見えました。
その傍らに池か泉。
すぐそばが緑だったのでそれが梢のように。

乾かしていくうちにも色が動いて描いた時とは違うものになってしまったけど
こんな感じです。

       

描きながら、私の好きな風景だ、と思いました。
木と水。
夏の旅行、どこにしようか?と言われると決まって
「木が生えていて水のあるところに行きたい。」
と言う私。

それが子どもの頃住んでいた環境からなのか
人間としての本能なのか、それとも前世と関係あるのか
わからないけどそう思う。

旅行でなくても心の中でいつもそういうところにふと帰る。
じっと自分の心の泉を見つめる。
いろんな物がそこに沈んでいくのや湧き出てくるのを見ている。

私の原風景、今年も木と水の所に行きます。
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折り紙教室2、折り染め

2006-07-21 16:58:23 | 手仕事 Handicraft
折り紙は角と角をきっちりと合わせて折ってこその手仕事。
手順も決まっていてその通りにすることが大事。
(60年前の)乙女達にはそれが最適、とは思えませんでした。
そこで、だんだんと他の手仕事も加わってきました。

その過渡期によくしたのがこの折り染め。
小さい頃叔母に教えてもらい、鮮やかな染めマジックに感動した物。
障子紙を切り、折って色水に浸して染めます。

障子紙はホームセンターで購入。
絵の具はシュトックマー社製の透明水彩絵の具を使います。

       

毎回広げるたびに感動があります。
万華鏡のような繰り返し模様。

同じ模様が二つと出来ません。
歓声を上げながらみんなで何枚も何枚も染めました。
気が付けば回りは美しい色の世界。

乾くまでのおしゃべりも楽しく。
眺めるのも楽しい。

一人暮らしの人はもちろん、家族とお住まいの人も同じことを何回も聞くと言う事でなかなかうちでは楽しい時間が持てないようでした。
でも折り紙教室に来るとツボが一緒の仲間がいて笑い声が絶えません。

同じことを言っても聞いた方も忘れているし何度だって感動できる。
さっきの折り紙の手順は忘れても、教育勅語や天皇家のこと、ワイドショーネタは忘れない。(どころか妙に詳しい。)
昔話でも炭がどうの練炭がどうの…。
わらじがどうの下駄がこうの…。

勉強になりました。

いい仲間でした。
折り紙教室は4年間で終わり、その間そのメンバーは雨の日も風の日も
かんかんでりの日も杖をついて来ていました。

ああ、あの人たちに会えてよかった。
私達の教室を長い間支えてくれた先生と奥さんに今も心から感謝しています。
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折り紙教室1

2006-07-20 09:48:26 | 手仕事 Handicraft
カエルを折りながら思い出した。折り紙教室の事。

10年ほど前、折り紙教室の先生をしていました。
きっかけはひょんなことから。

私が小さい頃からお世話になっていた町の小さな個人病院。
そこでは子どもの診療が終わると、受付できれいな折り紙がもらえます。

子ども達はとても楽しみにしていました。

しかし、先生が見る限り、それで何かを作っている親子を見かけないらしい。
その頃、診察室に置く小さなお人形や積み木を持っていっていた私に
「折り紙を子ども達に教えてやってくれないか?」と言われました。

じゃあやろう。という事になって私は折り紙の本をたくさん買って
どんなアプローチでしようかといろいろ研究をしてカリキュラムを組み、
さあ教室を始めてみたら、生徒は子どもではなくおばあさん達でした。

「逆立ちをしたら28歳」の乙女達は世の中の事を良く知っています。
(昨日作ったかわいい)「カエル」を見せたら「作りたい!」
ほかに用意した簡単なカエルは気に入らないらしい。

それなら、と始めたのはよかったけど。
これがまた複雑な折り方。
一つ一つの手順を一緒にして、一人一人をフォローして。
やっと出来ました。

「もうひとつ作りたい!でも始めはどうだったかしら?」
もう一度一つ一つの…。

とても大変でした。
私は学んだ。
「ふさわしい物だけを提示して、私が手伝う所を少なくするべし。」
それまでのカリキュラムは吹っ飛んで、参加者を前にしてのメニュー作りが始まりました。

でも、大変だったけどこのカエル。みなとても喜んで持って帰りました。
和紙を染めて折った蓮の花と葉っぱに合わせて作ったので
玄関やお仏壇に飾る人もいました。

私が手仕事で「先生」と呼ばれ、御礼も(病院から)もらって。
ハンドワーククラブの前身
私の手仕事講師としての始まりでした。

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