昨日の夜から準備して、朝起きして行ってきました。釣り。
3連休の最終日と言う事で道路事情など考慮した結果、
南港の「魚つり園」へ。
甥っ子が一緒に行くので、柵のある所が良かった。それで。
もちろん「さびき」です。初心を貫く私たち。さびきに始まってずーっとさびきですから。
(川でもちょっと釣る、それは川用の竿で仕掛けらしい。海でもいろいろやっている夫は。)
あと何日かで新月だし、明け方に雨が降って薄曇り。こんな日は良く釣れるんだと釣りの師匠が言っていたのでちょっと期待しながら向かった。
大抵は釣れなくて私は暇なので、食べ物とか時間をつぶすものも持って行った。
入園料は無料!駐車場は一日800円。あとは餌代だけかな。竿を借りることも出来ます。
売店があるんだけど、そこの人がすごく頼れて親切だった。まったくの初心者の親子が来て竿を借りてたけど、丁寧に説明してくれてた。
人がいっぱいいた。人気だ。ポツポツと帰ってくる人がいるので、ちょっと期待が当たってるかと思った。
そしてその期待通りに!!
見てたらずんずんぴゅんぴゅん連れてる。さびきって糸に針が一杯付いてていっぺんに何匹もかかるから、それがうれしさを増す。キラキラと光る魚が躍ってきれい。
いそいそと仕掛けをして糸を海に落とす。
いきなり釣れた。
海の水を入れたバケツに入れて甥っ子に見せる。触ってみたりしてる。
釣れるのはイワシ。これが今まで知ってるイワシと同じとは思えないほどきれい。
イワシって横から見たら青と緑の輝き。いつもはアジが多いけどそれとはちょっと違う。アジの方がごつごつしてる。
イワシははんなりって感じ。
まあどんどん釣れる。入れ食いってこれですね。降ろしたら釣れる。初めは餌なくても釣れたくらい。
甥っ子も釣ってみる。うれしそう。かかった時の感触がビンビン来るのがたまらん。
私もちょっと釣ってみたり、主に魚を針から外す役目。
手に鱗が一杯付く。キラキラ。
だんだん役割が出来てきた。甥っ子は餌を籠に入れるのをかってでた。釣ってたらもうスプーンに餌を入れて待ってる。魚を取ってる間に餌を充填してる。その連係プレーであれよあれよと言う間にクーラーボックスが一杯になって行った。
(甥っ子が餌を充填してくれてる超かわいい映像を撮ったんだけど、やっぱりアップの仕方がわからない。大きすぎるらしく小さくする方法がわからない。きっとそのうち。)
釣り場の横に不思議な物体が「進入禁止」の看板があるだけで、何物かの表示はなし。Dr.スランプに出てきそう。
10時には終わった。ずいぶん連れたから少し休憩して帰ることにする。暑くなってくるし人も増えて来たし。
結局時間をつぶすためのものも食べ物も出番なし、忙しかったずっと。パンとかちょっと食べる。
実家に連絡して直行。
クーラーの中でイワシはちゃんと冷えてきれいにかたまっていました。
これを処理して食べる。たぶん海から最短経路でお口に。
鱗がハンパなく多い。イワシの鱗って珍しいです。大抵は店で買うと付いてない。すぐに取れるから。
たまに鱗がまわりにある事があって、そうすると「今日のイワシ、めっちゃ新鮮やわ!」って思ってたほど。
今日のは鱗がみっちりしっかり付いていて取るのが大変なほどだし、身がしっかりと締まってぶよぶよしたところがない。そして全く臭くない。イワシの血って初めて見たかも。いつも血なんて出ない。見ない。今日は結構赤くなった。
これを天ぷらにする。(してくれた)
もちろん骨まで食べれます。こんな味のイワシ食べたことない。今まで思ってたイワシの味って臭さが伴ってる。これはそれが全くない。すごいなあ。シャクシャクといくらでもお腹に入る感じ。釣ってみるもんだなあ、食べてみるもんだなあ。
感動した。釣り好きの人は「さびきは餌のための釣りや。」って言う人もいるけど、イワシ、侮れない。美味しいにもほどがある。数えたら75匹!みんなで食べてまだ余って持って帰れるくらい。余った分は南蛮漬けにしてくれた。
甥っ子が釣りの絵をすぐに描く。この人はいつも息をするように絵を描く。いくらでも自然にたくさんいつも。
魚好きなので、描いているうちに魚のバリエーションがハンパない。「あのー、イワシしかいませんでしたけど…。」
「すっごい晴れてた?」って妹が聞く、お日さまがすっごい大きいから。あと、魚がかかった時の感覚が良く描けてると思う。
タツノオトシゴっていないよ、きっと。でもすごいな。こんなの居たらいいなあ。
さびきだからっていつもこう釣れるわけじゃない。今回は甥っ子のビギナーズラックにあやかった感じだ。
でもこれで味をしめて、また行きたくなる。お日さまに当たって潮風に当たって気持ち良かったし。また釣りに行きたい。