季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

trick or treat!

2013-10-31 22:08:50 | ウールクラフト WoolCraft
昨日作ったぜんざいがおいしい。去年搗いた餅が冷凍庫にあるのでそれを焼いて入れて食べる。
trick or treat! 私の中の鬼はこれで気を休めた~。

       

頼まれてた作品が次々出来てくる。これはハンチング。好きな色を聞いていたのでそれを使って。
いい具合に出来たと思う。何の変哲もないものに見えるけど、実はとても柔らかくてそれでいてちゃんとしていて、かっこ良くてその上にチャーミング。って言う素敵なハンチングです。型紙もオリジナル。
つばの先の赤い線も工夫して入れました。
分かる人にはわかる。通のハンチングなり。

       

夕方野菜を買いに行く。とさ千里。ここは原木のシイタケがあってそれも大事。
買ったらすぐにヘタを取って適当に切って冷凍。これでいつでも煮物や鍋に使える。もしかしてそのまま使うより美味しいかも。冷蔵庫だと黒くなって悪くなるから。これは八百屋さんに聞いた方法。

       

買い物の時にミレービスケットのいろんなバージョンが出てるのを見てびっくりする。
子どもが小さい時からお世話になっているビスケット。素朴で美味しい。
そのコーンポタージュ味とニンニク味、それから他のとさのお菓子を買って子どもへ。
帰ってきたら「今日は何の日?何か言ってみ!」って言って、「trick or treat!」って言ったらお菓子を上げた。もう大きくなってるけど喜んでた。

明日はこれで言うとAll saint's day。 すべての聖人がお出ましになる日だそう。
清き日の前にすべての悪いものが外に出て行くと言うのがハロウィーンの謂れらしい。

この頃いろいろな方面から突然の連絡が入って、いろいろな新しい国際的な出会いがある予定。
私の人生も動いてるな。
新しい楽しみな11月が始まる。
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一日いろいろ

2013-10-30 21:28:22 | 暮らし Daily life
うちでゆっくりだらだら。
お天気も良いし、ほんとは掃除とかいろいろしようと思ってたのに。ずるずると映画など観て過ごす。
チャンネルサーフィンしてたらなぜか「ごちそうさん」の求婚シーンと「機関車先生」って言う口の利けない先生が離島に来るしんみりしたお話(でも静かに感動的だった。「生徒は先生にとっては子どもと一緒でいつまでも忘れない」ってセリフがその通りだと思って泣けた)。そして「三丁目の夕日」の三作目の結婚のシーン。
胸を打つシーンが続く午後。

それでもぼちぼちと動き始める。
いろいろ貯まっている柑橘系。まとめて絞って瓶に入れようと。これはもうかぼすだけの果汁の瓶ではないです。

       

豆乳ヨーグルトが食べたい。この頃何度かチャレンジしてるんだけど、うまく行かない。ねちょ~っとなってしまう。それで瓶を煮沸消毒することにした。これで再チャレンジしてみる。豆乳と種になる豆乳のヨーグルトはもう買ってある。

       

やっとの事で夕方筋トレに向かう。10月は結構頑張ってる。週に3回行ったら体が変わるのでそれを目標に。
買い物に行ったら良い黒豆の枝豆を見つけた。これはいつもあるわけじゃないので良いタイミングで良かった。
そんなに高くなかった。購入。

       

これを食べる時にいつも「美味しんぼ」の話を思い出す。もう一般に知られてあんなことないと思うけど。(これを店で出したら、「豆が黒ずんでるので腐ってる!」と文句を言った客がいたと言う話)

       

小豆を煮てぜんざいも作った。寒くなったら食べたくなる。

晩御飯。塩づけ豚のトマトスープ。いつも何度も紹介するけど、
子どもに野菜!はスープがいちばん
田辺 由布子
文化出版局


これは我が家になくてはならないレシピ本。どれを作っても絶妙に美味しい!
これの後ろの方73ページに乗ってます。豚のロースの固まり肉が安く売ってる時に買ってきて塩をまぶして置いておいて作ります。
豚肉のこくとトマトと柑橘の酸味、カレーのスパイス、塩あじと胡椒の力強さが相まって何とも言えないハーモニーです。いつでもこれは家族の人気。特に寒い時。

       

こんな風に毎日の夕食の写真を撮ってSNSの友達に紹介している。外国の友達ばかりの所で。
スリランカ人の友達が日本に越してきて毎日みんなは何を食べてるのか知りたいと言うので。
それが他の国の人たちにもなぜか好評。興味津々みたい。私には普段のメニューなのでここでは恥ずかしくて紹介しないけど。この前は水炊きとその後に残った汁で味噌汁を作った時に作り方をすごい聞かれた。

普通の事、普段の事が他の国の人には特別で面白いんだろうな。私には何回もいつも食べてるものだけど、その人にとっては他の国の人が何十年も作って食べられて来た食べ物の歴史を初めて観る機会だから。
外国だったら日本料理は寿司と天ぷらくらいしか知らない人もいっぱいいる。
日本料理はこれから文化的な世界遺産になるらしいので、これからいろんな人たちに知ってもらう機会が増えるかと思う。

まあでも私の夕食は毎日和食ではないんだけどね(笑) それも日本人らしくて良いかなと。
たぶん同じメニューでもご飯とのバランスとか全体の量とかいろいろ違うんだと思う。私は日本の食文化に誇りを持っています。
       
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Magnolia is Magnificent!

2013-10-30 08:32:17 | ウールクラフト WoolCraft
カリフォルニアの彼女からメールがあった。もうあのマグノリアスカーフが届いたらしい。早いな!

Magnolia is Magnificent!(木蓮はすばらしい! Magnificentは壮大なとか壮麗な、崇高な気高い、素晴らしいとびきり上等なと言う意味があります)

この賛辞の韻の踏み方や使い方に感動する。
作品の代名詞にSheを使っているのも。She arrived very safely yesterday... と書いてある。

宝物treasureにします、とも。

嬉しい。こんなに喜ばれて作って良かった。ずっとずっと考えて頑張って作って。
人に作る事の喜びが体の芯から味わえた気がする。

短いメールでここまで表現できるってすごいな。
まだ会った事もないのに。

彼女はスリランカのエナの娘さん。
ケンブリッジとオックスフォードで8つの学位を取ってアメリカで結婚。その二つの大学の名前を聞いただけでもすごいと思うのに、それらを全部奨学金で通ったって言うのが途方もなくすごい。余程飛び抜けて優秀でないと出来ない事だ。
今はアメリカとインドで活躍している。

そんな世界のいろいろな美しいものや優れたものを見てきて味わってきた彼女に素晴らしいと褒めてもらえたことで私の自信はムンッと膨らんだ。

私の作品が海外で使われていろんな人の目に触れると思うとワクワクする。
作品作り。やってみるもんだな。
今まで教える事にしか興味がなかったけれど、作るのもやって行こうと思う。
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安土と永源寺周辺周遊

2013-10-29 21:44:41 | 暮らし Daily life
秋の遠足第2弾。あった。良かった。

安土城に行きたいらしい。行きましょう!そして安土周辺は私の好きな所、羊エリアなり。
毛刈りの時に師匠にいろいろ連れて行って貰ってるので行きたいところがたくさん!
てんこ盛りのリクエストで出発!

まず安土城。城って言ってもとうの昔に城は無くなっています。焼かれた。
城のあった山に登る。登るときに下に杖がいっぱい置いてあって使えるようになってたのでかなり厳しいと見た。杖は持ってあがります。置いてあるって事で、上がるときは良いけど降りる時がかなり大変だとわかるので。金毘羅さんがそうだった。

       

一段一段が結構大きくて大変。昔の人たちって小柄だったからこれはきっと大変だったと思う。
「攻められへんように登りにくく作ってあるねん。」と夫。
その石段に石仏が…。さすが織田信長。石と言う石はなんでも寄進させたのだと言う。そして仏を踏みつける事も厭わない…さすが織田信長。
私は踏まないなあさすがに。

       

羽柴秀吉の住居跡と前田利家の住居跡を見つける。テンション上がるわ~。

頂上に着いて跡地を見る。感慨深い。絢爛豪華な城が完成して3年で焼失。
その時代の最先端と粋を尽くして出来たお城。観たかったなあ。
明智め~。

下山して記念館に行く。車で少し移動したらなんと自転車に乗って軽快に羊の師匠と奥様が登場!
うれしいサプライズでした。大好きなお二人。博物館のチケットを下さって道案内もしていただいた。
春だけじゃなくて秋にも会えて良かった。

信長の館。には再現された安土城の天守閣があります。その絢爛豪華なことこの上ない。金キラです。金閣寺より。金閣寺はまだ簡素なところがあるけど、これはデコラティブ~。
そこに徳川家康を接待した時のご馳走の再現があった。これがなんとその時代を考えるととてつもなく豪勢。
肉、魚、珍味、ありとあらゆるものがたくさん。食べきれるのか謎なくらい。
明智光秀はその時の接待役だったんだけど、それが過剰だったのをとがめられたので後に信長を恨んだと書いてあった。 それで?そんなことで?

その後博物館でいろいろな歴史の資料を観る。
博物館自体が美しい。レストランのカレーも美味しかった。

       

ここは弥生時代の遺跡の勾玉などの展示もあるからか、天然石関係のグッズも豊富だ。そこで気になるものを見つけた。

       

火打石。祖母が祖父が家を出る時に必ずカンッカンッってやってたのを思い出した。それで買ってみた。
使おう。夫が会社に行く時にやって上げよう。清めて、無事に帰ってきますようにって。

私の思う安土の風景はこんな風です。春は小麦が光ってる。

       

その後車で走って池田牧場へ。本当はお昼を食べたかった。前に食べて本当に美味しかったので。
今日は間に合わなかった。岩魚と鹿肉の二つの大皿料理から選んで頼みます。その時は鹿にしてすっごく美味しかった。今度は間に合うように行って食べたい。建物も古民家で良い感じです。

       

こちらはジェラートの建物。ちょっと洋風。

       

牧場の牛乳で出来たジェラートはまだやってるので食べた。これが選ぶのが大変。どれもこれもとっても美味しそうなんです。

       

悩みに悩んで「栗とアップルシナモン」にした。シナモンが結構効いている。どちらももちろん美味しかった。他にイチジク、かぼちゃ、そしてミルクが食べたかった。

       

そして私が会いたかった羊たち。道がわかりにくかったけどたどり着きました。遠くからでもわかる。羊の居場所。 まだ毛が短かった。これからずんずん長くなっていくのだなあ。お腹が大きな羊もいた気がする。少しそこらへんの草をちぎって上げた。
見ると、喧嘩のし過ぎで頭のてっぺんが剥げている羊がいる。
「喧嘩したらアカンよ~。」とかいろいろ声をかけてしばらく観る。可愛い羊たち。また春に会えると良いなあ。

       

そして次はヒトミワイナリー。パンもあるらしいので楽しみに入る。

       

ワインとパン、調味料も美味しいのがある。試食も結構できて籠に荷物が次々入る。
ワインは運転するから夫が飲めなくて残念。

このハーブの入ったオリーブオイルがここのパンとすごく合って美味しいので、そしてこのわさびのペーストがかなり素晴らしくて夫も籠に入れてた。

       

帰って息子に食べさせたら美味しいと言う。良かった。

       

近くに八風の湯と言う温泉があると言うので行く。私たちのお出かけは温泉でしめるのが習わし。

1300円もする。結構高いなあと思ったら、大小のタオルも休憩着もセットだった。そして休憩所とか温泉の種類、シャンプーなどの備品などどれも充実してた。納得。

ほっこりして安土を後にする。まだまだ行きたいところを残しているのでまた来たいなあと思う。
楽しかった、秋の遠足バンザイ!
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クリニックは才能のるつぼ

2013-10-28 21:11:36 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

今日もおしゃべりしながらひたすら作り続けます。ハンドワーククラブ。
午前中は先週作った作品の型紙をもう一度きれいに起し直す。今日作ろうとしている人たちが使えるように。

この前の男物の帽子が良かったのでこれを作ろうと言うと作りたい人が居た。
好きな色を選んで作り始める。
調子良くくるくる丸めてローリングをしていた。私が他の人の事をしてる間もずっと。気付いたときはすでに遅し。2枚に分かれているべきところがぴったりとぎっちりとくっついてしまっている。あちゃ~!
それを怪力でぐいぐい剥がす。はがれた。すごい。
羊毛を乗せてたところからはがれた分はまた新しく足して穴をふさぐ。それで大丈夫。良かった。
フェルトって少々の事では失敗しないなといつも思う。

その後も調子よくそれでもしばしば点検しながら作り続けると出来ました。

       

被ったら似合う。彼は今までベレーもハンチングも作ったけど、どれも似合いすぎるくらい似合ってた。そしてこれも。ベレーの時はまるで機関銃を持ってる人みたいだったし、ハンチングを被ったダンディーさったら。
そしてこれは…まるでモンゴルの人みたいです。雰囲気が完璧。の集落の長ってほどの貫禄。
いいねえ。

もう一人の彼女は貰ったフェルトシートを使ってベレーを作ってみた。
やっぱり羊毛を置いて行くのとは違って均一で早くきれいなのが出来るので感動している。
シートは高いのでここでは買わないから貴重です。下さった方、ありがとうございます!
プレフェルトを置いて模様を付けた後にまた毛糸で線を付けた。きれいな作品。

       

あんなこんなを作りながらいろいろ話す。楽しい話や真剣な話や。
面白いです。

一人はパソコンが調子が悪いと持って来て、もう一人の人に見てもらっている。
話しを聞いててもなかなか専門的。
ここにいたら何でも大抵オーソリティーがいるんだ。
アルコール依存症、この病気は人を選ばない。職業も収入も学歴も選ばないで様々な人が罹る。
だからここに居る人はほんとうにいろいろな業種の人たち。
また凝り性の人が罹りやすいんだ。

その人たちが集まっていろいろ話すので、一つの事に関しても観点や論点もいろいろで知識も豊富で情報も膨大だったりするのでものすごい深い話になったりする。いろいろな展望がぱ~っと開けたりする。
ここにいるだけでかなりの情報通になれます。

一人が言う。「ここに集まってる人が力合わせてなんかやろうと思ったらすごいことになりそうやな。」
ほんとにそう思います。

または、「これってX-MENみたいやな。それぞれの特殊能力でいろいろ解決できるって言う。あ、このテーマで映画作れるんちゃうん!」
作ったら面白そう。
アルコール依存症を克服しながらそれぞれの得意分野を使って世の中の問題を解決して行くと言うストーリー。
良いなあ。

なんか出来たらいいなあ。そしてほんとに行動できたらいいなあと思う。埋もれさせるには惜しい才能ばかり。
ただ、頑張りすぎて息切れしての波があったり、長時間長期間の無理が効かないってのが特徴と思う。
それでも出来る事ってある。飲まないで回復し続けてたら、それは夢じゃないかも!
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カバンの繕い

2013-10-27 18:11:33 | 手仕事 Handicraft
息子に頼まれてた繕いもの。
リュック。上の紐を通すところの布がバリッと取れてしまったらしい。
息子に言う。「これは財布と携帯と水筒くらいをちょこっと入れるものやで。そんなに教科書とかガンガン入れるもんと違う。」扱いも雑。 何よりこれは若者のおしゃれカバンなので一見素敵だけど、実用にするには素材がとても悪いのです。破けた所を見てなるほどと思う。
このカバン、作るのに結構手間がかかっている。これをミシンで縫って仕上げようと思ったら結構大変だ。
同じ手間をかけるのに、値段を下げようと安い素材で作ってるんだろうけど、作る手間が勿体ないと悲しい気持ちになる私。直してもきっとまたすぐに破れるのが目に見えてる。
まあそれでも彼の選択なんだから仕方がないなと、気を取り直して繕うことにした。

       

破けた箇所を中に入れて縫い込んで、それを内側からしっかりと縫い付けて、外側からもきれいにかがると言う3回縫いをした。これでここは解けない。

       

私はカバンフェチなのでカバンにはこだわりがある。
作って上げたり買ってあげたりしたい衝動に駆られるけど、もう大きくなってアルバイトもしているので買わないようにしています。我慢我慢。
大体良いリュック一杯持ってるのに使わないんだから仕方ない。バイトのお給料も欲しいもののために貯めてるんだから仕方ない。
ちゃんとここで線を引かないと。彼には彼の選択。親子でも境界は大事。

良く考えたら私のカバンも使い過ぎて角が減って来てる。この前気付いた。
息子のより自分のを見つけよう。それか作る。楽しみ。
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寒いけど温かい湖西

2013-10-26 21:52:34 | 講習 PrivateClass
湖西のマキノの手前、新旭でフェルト講習の日。
台風27号が大きくゆっくり来ていて、ちょうどかち合った。
もう通り過ぎて大丈夫だろうと思ったら、朝連絡があって「湖西線が止まってる」との事。
それでも雨はやんでるし風も大したことないし、みんな楽しみに待ってると言う事だし、取りあえず向かうことにした。

新大阪で聞いたら「堅田と近江今津の間が運転を見合わせています。」との事、やっぱり。
ここでの選択も「取りあえず向かおう」で山科まで快速で行く。ちょっとでもゆっくり行ったら堅田から先も動いてるかもって思って。
そして山科から普通に乗って行ったけれども結局堅田までしか行けない事が判明。
それも一駅一駅相当止まってる。5分とか。

取りまとめてくれてる方に連絡をする。どうしましょう?と。
そしたら「車で迎えに行きます。」との事なので待ってることにした。

迎えに来るって言ってもそんなに近くない。電車でも30分くらいはかかるところ。車だともっと。
ゆっくり待つ。
小さな待合室にて。

連絡があったので堅田の改札を出て待つ。
あ、これ。これ見たら滋賀県に来たなって思う。(この前尼崎にもあるって気付いたけど)

       

結局8時過ぎに出て、10時には新旭に着いてる予定だったのが12時過ぎた。
着いたら「お疲れでしょう?大変だったでしょう?」と言われる。

それがなぜか全然大変とか焦るとかイライラするとかなかったのです。
私の中にはとりあえず行くと言う選択しかなくて、行けなかったら行けた所まで行って出来る事して楽しんで帰ろうとずっと思ってたし、それを見越して本や食べ物や水筒やウォークマンを用意していたので。
私はそれさえあれば結構大丈夫。時間はやり過ごせる。
心はずっとほかほかのお日和。静かに凪いでいます。
どんな状況でもいつも一番いい方法を選んで進んで行って後悔しないで行動することは出来ると思う。

そして着いてみんなが集まって、まずはお昼を頂く。ホカ弁の天丼ってあんなに美味しいって知らなかった。
新旭限定なのかなあ?とても美味しかった。タレもとろりとしていてご飯との絡み具合が絶妙。
味噌汁と漬物がお庭の菜園で採れた丹精込めて育てられた無農薬野菜いっぱいで、それはそれは味わい深かった。お腹の底から美味しいってこういう事だなあと思う。

みんなポシェットとかハンチングとかいろいろ言っていたんだけど、私のベレーを見て「ベレー帽を作りたい!」ってなった。時間も短いしちょうど良い。良かった。
一人は旦那さんに丸い帽子を作りたいと言うので、それは型紙も作って羊毛も選んで行く。
ベレーは型紙があったのでそれで、羊毛も選んでもらって模様など考えて作って行った。
それぞれが作る模様や色でとても素敵な個性的なそれでいて不自然ではないデザインが出来上がって行く。

丁寧にみんなで作業を進める。おしゃべりもしながら集中もしながら。羊毛を並べてる時「まじめになってる!」って一人が。言われた人は「私かって真面目になるときあるわ~!」って(笑)
そうそう、この並べる作業って無心になります。

間に美味しいみなさんの手作りおやつ(すごいんです)タイムも挟んで、ぐんぐんとガンガンとフェルトにして行く。
結局ベレーの人たちは最終の仕上げまでは行かなくて宿題になってしまって残念。
でも後で「出来ました~!」って画像を送ってくれて安心。丁寧にきれいに出来ていました。

丸い帽子の人は完成した。旦那さんが居たので頭に合わせてちょうどのサイズで好きなデザインに出来た。
これがもうとっても素敵です。

       

これだけ見ても素敵だけど、被ったら本当に良い!とってもかっこいいんです。
彼女がどんなに旦那さんの事を思って大事にしているのかわかる作品。
駅まで迎えに来て下さったのがこの旦那さんでその車中で少し前に大きなご病気をなさったと聞いたのだけど、そんな事もあって今は一緒に居る事がとても大事で大切なんだろうなと思う。

帰りは電車が動いていたので近くの駅までまたご主人が送って下さる。
ちゃんと動いてるかどうか確認してから帰られた。なんて親切な方だろう。
今日集まった人たちは他の所で仕事や生活をしていたんだけれど、静かな素敵な生活を求めてここ湖西地方にやって来て、初めは行ったり来たりだったのがこっちが良くてきちゃったって人が多い。
そう言う人たちって夫婦の仲が良い人が多いなあと今日思った。他に知らない人ばかりの所に移るんだからそうかもなと納得する。
私は仲の良い夫婦を見るのが好き。仲間がいるなと安心する。

帰りの駅での待ち時間、また待合に入る。ここもあった。座布団。堅田の駅にもあった。それはかぎ針編みのモチーフ繋ぎのだった。ここのはパッチワークって言うか布をはいで出来た座布団「新旭赤十字奉仕団」って書いた白い布が縫い付けてある。椅子に着けるための紐も相まって昭和の薫り。
ここは関西と言っても殆ど北陸に近い気候で寒いので、この待合で待つ人たちにこの座布団が持つ意味はとても大きいのだろうと思う。手作りの温かさが駅に。

       

「帰ります」メールをしたら駅まで車で迎えに来ると夫から返事が。私にも優しい夫がいるなあと改めて思う。
いつもよりありがたさが増す。居るって事ってそれだけですごいことだなあと。良かった。
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瞑想のようにフェルトを作る

2013-10-25 20:34:53 | ウールクラフト WoolCraft
今日も雨。さあフェルト作ろう。

頼まれてた、作ってって。それはもう何か月も前の事。
やっと取り掛かる。色も選んで貰ってある。
その人のはもう一回作ってるので大体のサイズとか頭の形とか似合いそうなのとかわかる。
それでハンチングとキャスケットの中間のにしようと考えた。
二つの型紙を照らし合わせながら、彼の頭に合いそうな型紙を作る。ツバの深さも形も考える。

そして羊毛を測って、デザインを考えながら乗せて行きます。
自分一人で静かな部屋で落ち着いて羊毛を少しずつ薄く薄くきれいに乗せて行くのは瞑想のよう。
繊細な羊毛を使っているので気持ちの揺れが羊毛の揺れになる。静かに静かに作業を進めます。
それは自分でも見てて気持ちの良いくらいの丁寧さ。
薄く均一に乗せられた。やっぱり先生だなあ。
こうやって羊毛を触って作業するのが気持ちが良い。好き。
これが仕事なんだから幸せだと思う。どれだけやっても飽きない。

石鹸水をかけて柔らかく撫でる。そしてだんだん力を入れて行って擦って行く。
きれいに整って行くフェルト生地。

       

しばらくしたら娘が帰ってきたのでおやつを作ることにした。休憩も大事。
良いサツマイモがあったので大学イモを作る。これは中華料理屋でアルバイトをしていた時に覚えた。
芋はこんな風にとがらせて切る。この切り方が大事なんだそうだ。野菜炒めとか酢豚とかでも。「豆腐の角で口切るってくらいの切り方せなあかん!」って良くマスターが言ってた。

       

それを素揚げ。少ないからと思って底の平たい小さなフライパンでやったらうまく油に浸からないでちょっと焦げた。油をたくさん使うのは苦手なのでどうしてもこうなってしまう。

       

いったん出して油も取って、飴を作る。水、砂糖、醤油をすこーし。煮詰めて時々箸を付けて持ち上げてその間に糸が張るかどうか見るようにして頃合いを確かめる。うまく出来た。そしたら間髪を入れずに揚げたサツマイモを入れて混ぜる。ゴマを振る。

       

外はカリカリ中はとろ~り。甘い香ばしい大学イモが出来た。熱々も冷めても美味しいです。

フェルトは今日はここまで、続きはまた今度。こうやって分けて作る方が良いのが出来ると思う。
いつも一番の元気をフェルトに入れて行く。

       

台風はどうかな?遠くに行くと良いなあ。明日は北へ行きます。
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涼しい時には涼しい所の食べ物

2013-10-24 21:54:10 | 食べ物 Eat
11月は2回もフェルデンクライスに行けた。
今日は私ともう一人で二人の参加。もっと増えたら良いのになあ。

横に寝ころんで手を上に上げたり少し下げたりするってのをやった。
右と左で全然感覚が違ったり、片方やって立ったら歩きにくかったり。
そうかと思うと今度は反対側を実際に動かないでイメージするってのをやったらちゃんとその後立った時にバランスが取れて歩けて不思議な感じ。
いろいろな発見がある。
体は面白い。

今日もこの前よりはましだったけど結構眠くて、「これかー!」ってのがあんまり味わえず。
それでも体は変わってたので面白いなと思う。

帰りの乗り換えで十三にて手に入れた。たぬき饅頭。(宝塚線のホームに店があって、そこで買えました。)
喜八州でもここ十三だけにあるものらしい。
シンプルな丸い餡ドーナツみたいなの。

       

中は漉し餡で甘い。気取らない味。こういうのがおいしい季節。

       

涼しくなってきたので食事も変わる。今日はオーストリアの料理、パプリカフン。フンはヘンで鶏肉って意味。
ピーマンと鶏肉で作ります。玉ねぎもスパイスのパプリカも入ってる。(向こうではピーマンの事もパプリカ)
これがなかなか、簡単なんだけどすごく美味しいです。

鶏肉はどこの部位でも良い、適当に切って塩コショウして小麦粉をまぶして焼き付ける。表面が色づいたらそれでよい。後で煮込むので。
ピーマンと玉ねぎは大まかにみじんに切って鶏肉を取り出した後に入れて炒める、透き通ってきたら鶏肉を戻してパプリカ(スパイスの赤い粉、辛くない)と少しの酢を入れてひたひたの水とブイヨンを入れて煮る。

       

鶏肉が柔らかくなったら少し小麦粉とクリームを入れる(私は牛乳を入れます)。それだけです。
スリランカ人の友達が毎日何を食べてるか見せて!と言うので写真を撮っています。今日はこれと昨日のおかずの残りとシイタケ昆布(佃煮)。

       

たぶんピーマンが多いと思う。本場ではもっと肉が多いはず。パプリカを使うのはハンガリーが名産だから。ウィーンとハンガリーは近いし仲良しだった時があるので(皇妃エリザベートの時)パプリカを使う料理が多いです。
近くのアイゼンシュタットと言うところまでは行ったことあるけど、ハンガリーは行ったことないなあ。
東欧も興味あります。ロシアも。北欧も。あとイタリアも。けっこういろいろ。いつか行けたら良いな。
いろいろな所の食べ物と文化と人と手仕事を観たい。

涼しい時には涼しい所の食べ物。これからいろいろ美味しくなる。また楽しみ。
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素敵な偶然

2013-10-24 07:56:26 | 暮らし Daily life
昨日、「フェルトのスカーフ出来ました!」ってエナの娘さんにメールしたら、しばらくして(彼女はいつも返信はすぐに帰ってきます)「今日はエナの誕生日なのよ!91歳!」って。
木蓮のスカーフの誕生とエナの誕生日が重なってた。
昨日は一日中エナと娘さんの事を思って作業していたし、メールでこの前の万博での不思議なエナとの出会いの話をしたところだったので、その偶然に感動する。

エナ、91歳のお誕生日おめでとうございます!

彼女との不思議なつながりを感じるなあ。
よっぽど何かあるんだろう。また会いたくなった。
まだ2回しか会った事ないけど、一回一回それが初めてとか久しぶりに会うようではなくて、前々からずっと一緒にいるみたいに話せる。耳が聴こえなくても話せる。それがエナも不思議と言っていた。深い話をしながら「こんな話は普通だれにでもするものじゃないんだけど。不思議だねえ」って。



金木犀、10月の始めにちょっと咲いて、その後台風とか寒さとか暑さとかでしばらくなかったから終わったと思ってたら、ここ数日豊かな薫りが広がっている。花もこぼれんばかりに咲いている。
この台風、どんなふうに来るのかな?大したことないと良いな。
金木犀の花、もうちょっと楽しみたい。いろんな被害も少ない方が良い。
雨が多いらしいから地盤のゆるい所がひどいことになりませんように。
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