この前、たまたま行ったドラッグストアの雑誌の売り場にあったので買った
暮しの手帖。
記事の一つに「お弁当にも、ふだんのおかずにも」と言うのがあって、
そこに載っているレシピがどれもうまく出来ていてそしてすごく美味しい!
いくつか作ってみて、いつものスーパーで買う食材とうちの調味料でさっといつもと違う上品で沁みるおかずができるのに感心しました。考えた人天才!
特に良かったのは鮭とゆで玉子の黒酢煮;塩鮭と茹で卵をお酢がたっぷりのタレでさっと煮るもの。
美味しそうと思って作ったけれども、こんな味になるなんて、こんなに美味しいなんて。
びっくりです。
安い塩鮭がふっくらと豊かに、あんなにたっぷり入った酢の尖った味もない。
短い時間煮ただけなのに、ゆで玉子にもしっかりと味がついています。
ご飯に合う。お弁当にも入れたい。
私はいつも煮詰まった時、ストレスがある時、危機の時は料理で解決して来た。
材料を買ってきて時間をかけてひたすら料理して食べたら解決することってすごく多いと思う。
今もほぼ引きこもりの毎日だけど、料理ばかりしているので食事が楽しい。
自分で美味しいなあと思う。1番の幸せだなあと思う。
そうすると気分も上がって何も怖くないなと思える。
祖母も母も(そして妹は特に)料理がとても上手だけど、その遺伝子は私もいくらか受け継いでいるようだ。
それは元々のセンスとか几帳面さとかではないのだと思う。結婚した時は私は料理は下手だった。
でも今は美味しく作れると思う。
その原因が何か最近わかってきた。
それは、食いしん坊と好奇心とチャレンジ精神。
その3つで美味しいものの世界を開拓していくからだと思う。
テレビや本を見て、美味しそう!食べたい!って思ったら作ってみる。
そうやって自分の味を広げて深めて行っているのだと。
そして自分が美味しいのと同時に、家族も元気で幸せになるので良いことづくめだ。
今もとにかくとにかく、嵐が過ぎるまではコツコツ美味しいもの料理して食べてしのごう。