ウクライナ戦争もChinaも色んな予想が飛び交っています。今度はロシア崩壊は2033年までに崩壊するという説が出て来たようです。
果たして現実はどうなるのでしょうか。これだけ出てくるとどれかは当たるでしょう。さて、どうなるか。
宮崎さんが取り上げてくれています。きっと当てた所が脚光を浴びるのでしょうが、結局それが物事の解決になりそうもない。
まだまだ、地球から争いはなくなることも無いのでしょう。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)1月21日(土曜日) 通巻第7597号 <前日発行>
「2033年までにロシアは崩壊する」(アトランティック・カウンシル)
米軍関係者は「2027年までに中国が台湾侵攻」を予測するのだが。。。。
1月18日、キエフ近郊でウクライナの内務大臣らが乗ったヘリコプターが墜落し、デニス・モナスティルスキー大臣、副大臣ら多数が死亡した。事故直前、ゼレンスキー大統領顧問で、ロシア侵略を正確に予想したオレクシー・アレストヴィッチが辞任を表明した。
ロシアの『プラウダ』紙(英語版)によれば「ウクライナの上層部で権力闘争が起きている証拠だ」という。
「2033年までにロシアは崩壊する」(アトランティック・カウンシル)との大胆な予測があるが、米国の専門家は「革命、内戦」によりロシアが内部分裂 を引き起こすとし、同時に「向こう十年間にロシアとNATOの軍事衝突はおこらない」と予測している(英紙『フィナンシャル・タイムズ』、22年1月9 日)
ロシアではいかなる報道がなされているのか。
ゼレンスキー大統領については「ウクライナ破壊を達成した」とからかい半分。
またウクライナ軍が米製兵器でクリミアを攻撃した場合は、徹底的に報復レベルをあげるとし、NATOの結束の乱れを衝く。
またロシアはゲラシモフ参謀総長を総司令官と兼務させた上、軍を150万人規模に拡大し全面攻勢に出る構えを示した。プーチンはNATOとの全面対決も辞さない構えだと戦意を煽っている。
ペスコフ大統領報道官は「ウクライナへの戦車供与について、ロシア領内を攻撃できる兵器供与を討議することそのものが極めて危険」と牽制した。「紛争が質的に新たな段階に入ることを意味する。欧州全体の安全保障にとって何のプラスももたらさない」とも警告した。
その上で、ゼレンスキー政権に対し「ロシアもプーチン(大統領)も消えてなくなったりはしないことを早く認めた方がいい」といった。
とくにポーランドのモロウィッキ政権が「レオパルト戦車」をドイツの承諾無しにウクライナへ供与しようとしているが、ドイツが難色を示すのも、ロシアのガス依存態勢を考慮してのことだという。
レオパルト戦車はドイツ陸軍の主力、105ミリ砲を装備し、NATO各国が配備しているほか、トルコ、レバノンなどへも輸出されている。『プラウダ』は、「ロシアのBABY兵器で破壊できる」とするが、大きな脅威になることは明確である。
ポーランドはドイツの許可無く第三国への再移転はできない取り決めとなっており、ドイツは「米国がエイブラハム戦車を供与することを条件」とした。
米国ではバイデンの機密文書持ち出しスキャンダルに火が付き、支持率は史上最低。
下院は共和党が多数派となってウクライナ支援予算減額の声が強まった。バイデンは自宅などから機密文書が発見された事実を「知って驚いた」ととぼけたが、誰も信用しなかった。
▲アメリカも援助余力をうしないつつある
総額520億ドルにもおよぶ米国のウクライナ援助のうちの武器援助は、1月18日までに追加に継ぐ追加をつづけて267億ドルに達した(為替レートの違いがあるので『エルサレムポスト』は264億ドルとしている)。
それでも不足した。
ゼレンスキー大統領はダボス会議にオンラインで出席し「もっと援助を」と吠えた。
なぜかゼレンスキー大統領の顔つきはカネに見えた
バイデン政権で安全保障担当のサリバン大統領補佐官は19日、急遽イスラエルへ飛んでネタニエフ首相と会談した。
直後に、米軍はイスラエルに備蓄している装備品、弾薬から相当量をウクライナへ輸送すると発表した。
翌日米国は31兆4000億ドルの債務上限に達したためイエーレン財務長官は非常手段を講じて期限を引き延ばし、連邦議会の承認を待っている。
金の亡者どもが争っているだけと言えば言い過ぎでしょうが、所詮はウシハク同士が戦っているだけでしょう。
こういう奴等がシラスを知って心を入れ替えるなんてことが起きる可能性はああるのでしょうか。
いずれにしても、太陽系の終わりまでの競争です。さて、それまでに人類は地球外に脱出しているのでしょうか。