明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



作りかけの文豪の仕上げに入る。千葉から帰ったら、文豪の懐中時計の鎖をアクセサリー作りの友人Hの高田馬場の工房へ、分けてもらいに行くつもりであったが、自転車を担いで一休みしていた千葉の千倉駅で丁度良いチェーンを拾っていた。届け出るほどの物でもなかったので使うことにする。たった数センチの鎖で出かけないで済んだ。下は見ながら歩くものである。台風が迫っているらしいが、イメージでは晴天の夏の夕景である。撮影はもう少し待つことにする。 数日ぶりにK本に出かける。常連は知っている。私のポケットが膨らんでいれば首が入っているし、バックを持っていれば完成間近のブツが入っている。有名人の人物像なら、ここでウケなければいけない。造形的にどうかなどという意見は興味がないし、いう人もいないが、単に人間像と見てくれれば、様々な人間を見てきた常連の目を通した意見は、耳をかたむけるに値するのであって、私はまんざら酒の肴に披露しているわけではないのである。 先日、初めて来た客が女将さんのMさんに、婆さんもがんばってるなといって怒られたらしい。70過ぎているのだから間違いではないのだが、怖い物知らずはいるものである。私はとてもいえないが、常連はMちゃんと呼ぶ人が多い。 「ポッピー屋(ホッピービバレッジの社員)が、もしかしたらK本が日本で一番ホッピーが出てるんじゃないかといってた」と誰かがいっていた。HPをみたら「猫とおばさんの店」と紹介されていた。おばさんでセーフ。

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