明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


外出する時、下の保育園の様子をつい見てしまう。園児だけが集まっていると、あいかわらず私を見つけては「ケンちゃんのパパですか」とそこらじゅうから声がかかる。子供達をかき分け、一見大人気である。どれほど私がケンちゃんのパパに似ているのか知らないが、まったく迷惑な話である。保母さんや週一で来る、体操のオジサンがいると比較的大人しいのだが。昔、一瞬目が合っただけで、2ヶ月間犬に付きまとわれたのを思い出した。 歩いていると、先日K本で採り立てのピーマンをいただいたSさん。ウチの近所の橋の下に、ハゼ釣り用の竿や道具をしまっているという人である。「ハゼはまだですか?」「これからだよ」 友人のKが、ハゼ用の中通し竿を買ったので、自転車に乗って深川まで来るという。以前は良くやったものだが、そのたびにウチで天婦羅を揚げているうち、揚げてる私が飽きてしまった。わざわざ川口から自転車に乗ってくるというのだから、私も準備していなくてはならない。

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