明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



朝、早く目が覚めるおかげでNHKの朝ドラを観ている。きっかけは白石美帆が、主人公をおとしいれていたあたりである。私はヒロインが虐められるドラマなどマッピラなのだが、観てしまうと悪役が改心するまでつい観てしまう。 子供の頃、親が観ていたので、花登筺などの浪速商人ドラマを観させられたものである。一家にテレビが複数台ある時代ではないからしかたがない。それは東京の下町の子供に、関西に対する偏見を植え付けるには充分なドラマであった。つねに主人公は虐められ、盗み聞きし悪い噂を流す、がめつい登場人物。子供の私には考えられない世界であったが、その分、悪役が改心するまで観ないではいられないのであった。朝ドラでは、バカ息子役の東幹久も改心し、これでもう気が済んだところで、悪役ズラの石原良純が登場。観るのを止めるなら今であろう。 先日、某TV番組出演の打診を受ける。この番組は今年に入って、メールがきたのが三人目である。おそらく人形とカメラを持って撮影してる私のそばを誰かが通りかかり、何をやってるんですか?散々打ち合わせしたのにかかわらず、初めて会ったような顔をして、こんなバカバカしいことやってます。などといわなければならないのであろう。宣伝してもらいたいこともないし、幼馴染のTやSや、その他もろもろの連中を、笑わせてやるわけにはいかないので遠慮させていただいた。

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