明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ウチの賃貸マンションは下が保育園になっている。屋上でお遊戯などされると、ドタドタやかましい。外出時には時として、園内の子供をかきわけて出て行くことになる。いつだったか、一人の子供が私に向って「ケンちゃんのパパですか?」ときく。否定すると、何日かしてまた聞かれた。次第に色々な子供に聞かれるようになったが、あるとき否定したとたん、みんなでゲラゲラ笑っている。どうやら子供達の間ではやっているらしく、以後私は無視している。園には、20代とおぼしき可愛らしい保母さんが沢山いるのだが、子供の問いかけを無視していく私を大人気ないと思っているんだろうなあ、弁解のための席を一席もうけてくれないだろうかと思いつつ、保母さんの見ていないところで小さく、「うるせェぞクソガキ」と低い調子でいって子供の笑顔を凍りつかせている。それでも、この遊びは依然として流行したままなのである。 子供と犬と酔っ払いとは、目を合わせない方が良いと日ごろ思っている。最近一つ加わったのが、自転車に乗ったオバサンである。見たほうにまっすぐ突っ込んでくる習性があるようだ。

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一日  


朝、木場駅近くのT屋で朝食。天気さえよければ撮影のはずであった。朝っぱらからつい生ビールをやってしまう。 夕方、K本で飲んでいると、昨日、夜中の3時まで飲んでいたという、映画プロデューサーのYさん。一緒に飲んでいたという元バレエダンサーのHさんと、ふたたびT屋へ。Hさんの息子が某相撲部屋に入門していた話を聞く。勝ち越して止めたのがせめてもだと。 それにしても、高砂もだらしないが、理事長の北の湖がだめである。杉山那博の取材証を取り上げるなんて。昔は今と違って入門が早い。ダントツに出世が早い北の湖は、相撲取りの同級生、上級生をアゴで使い、授業サボって屋上で弁当食っていたと、当時同じ中学出身の友人に、ヨタロウ話を随分聞かされたものである。だいたい喋るのが苦手なのだろうが、長いコメントを聞いた覚えがない。理事長としての華がない。 途中Yさんに電話。プロデューサーが俳優に刺されたらしい。Yさんじゃないかと心配した電話。「俺じゃねえよ」刺した方も刺された方もYさんが良く知ってる人物らしい。散々飲んで帰ると多摩美のN先生から電話。江東区のセンターでフェルメールに関する講演があり、その後飲むことになっていて、今日もTさんと場所の相談をしていたのだが、後日の話と勘違いしていた。あわてて自転車で森下へ。

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