明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



先日書いた、湧きいずる黒雲。判っちゃいるけど止められない、という話だが、昨日、数十年前に、すでに私と同じことを発想した人物がいることが判った。さる事情があり陽の目を見ずに終ったのだが。その人物は伝説的といっていい編集者である。私は嬉しくなり、数十年後に、あなたと同じことを考えました、と是が非でもいってみたくなった。当時の話も聞いてみたい。幸いその人物は未だお元気であることが判り、お住まいまで判明した。私の場合は公に発表できなくてもかまわない。街角に立ち、「旦那いいモンがありますぜ」そんな方法だってある。さっそく手紙を書くことにした。TVでは松本清張生誕100年記念『駅路』をやっている。昨日、世田谷文学館『松本清張展』のレセプションだったのをすっかり忘れていた。慣れない手紙を書いていると、耳だけではストーリーが入ってこない。役所広司がハウチュといいやしないかと。

01/07~06/10の雑記
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