明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



携帯電話は未だ慣れない。先日、荒川のサイクリングロードで友人と待ち合わせた折、少々場所がずれていて、電話して手を振ってもらって200メートル先の友人を見つけた。こういうときは便利である。初めの1週間は、かかって来るとあわてて操作を間違え切ってしまったりしたが、さすがに電話としては使えるようになったが、カメラやメールなどの機能は使いこなせていない。メールは文字を打つのに手こずるので、母からのメールに2回返信した程度である。 母の携帯とはパソコンでメールのやり取りはしていたが、文面がチンパンジーの電報みたいだ、などと悪口をいった手前、携帯メールの打ち方が難しいとは口が裂けてもいえない。携帯からメールを寄越さない私に対し、携帯からならタダなんだからというのだが、どうせたいした話はないし電話でいいじゃないか、とかつて母と電話してると長くなるから、そんな用件はメールにしてくれ、といった私は、まったく勝手な息子である。 せっかく覚えたメールも相手はせいぜい私か、サンフランシスコの妹ぐらいであろう。ボケ防止もあるが、来月80になる母のメールにはもう少し敬意を払うべきだと、3回目の携帯メールをしてみた。結局たいしたことはいえず、チンパンジーというには少々知的だが、電報の域はでていないのであった。

01/07~06/10の雑記
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