明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



最近『中央公論Adajio』の表紙を制作しているうちに、そろそろ出来るのではないかと思い始めたシリーズは、先日書いたように普通に発表できるかどうか判らない。しかし私の場合は、では止めようというふうにはならない。作りたければ作るのである。20代の頃は、そんな粘土の無駄がほとんどだったような気がする。身近な友人だけがかろうじて目撃した雑物は、とっくに廃棄処分になっている。あれはあれで、自分の中に在る何物かをとり出す訓練になっていたはずである。  そのシリーズはいつ思いついたのだろうと思ったら、数年前の、この身辺雑記がブログになる前の雑記に、すでに構想が書かれていた。HPを作ったのは、私がやっていることを人に説明するのが面倒で(特にオイルプリント)作ったのだが、当時HPは何かしら更新を続けるべきものだ、といわれて始めたこの雑記も、自身の記録として役に立った。読んでみて、何パターンか考えていた中に、すっかり忘れていた画があることが判った。そんなもの、どうやって作るんだ?という類のものであったが、さすが自分が考えただけあって、実に見てみたい画であった。

01/07~06/10の雑記
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