昨夜、プロジェクターで『ウッドストック』を観ようとT屋のHさんより電話。FさんとYさんが、昨年亡くなったロック好きのMさんを偲ぼうということで、作業を中断して向かった。 Fさんと以前同じマンションにいたYさん。このかつてのK本の常連二人は、知っている知識を口に出さずにいられないタイプでずっと喋りっぱなし。冗談を無視して観ていると「ここ笑うところ」。やかましくてとても歴史的ロックのドキュメンタリーに集中できない。そこへT千穂より一人流れてきたKさん。正月に飲み会で観たとき同様、若者が裸で川に入るシーンのみ楽しそうで、演奏シーンは無反応。12時過ぎて終了し、調べごとがあるので先に退散した。 結局徹夜になり、本日午前10時頃朝食を済ませ、ヨーカドーで買い物をしているとKさんより電話。ベロベロで何をいっているか判らない。フラフラと現れる。あれからT屋で10時までずっと飲みっぱなし。先ほど椅子から落ち、耳の後ろから出血し、ジャンパーからぶら下げた携帯、ズボンに血を滴らせている。みっともないからトイレで血を拭いて帰れといっても帰らない。通行人に振り向かれる。ここからがKさんの『貝の穴に河童が居る』の河童とそっくりなところで、昨晩なんで俺を連れて帰らなかった。と私に対して。いいがかりにも程がある。飲ませたT屋のかみさんが悪い。その他自分勝手なことばかりいっている。頭から何回血を噴き出せば気が済むのであろう。私はKさんの傷だらけの額をバンパーと呼んでいるが、怪我をしたのはバンパーから外れた危険な部分である。今のところ脳挫傷などという深刻なことにはいたってはいないが、挫傷すべき物が、中に入っていないからだ。とようやく私は気づいた。 帰ろうとしないKさんを残し帰る。 5時頃再び電話。ヨーカドーの喫煙所にいると血が止まらず、たまたま会ったT千穂の常連に病院へ連れて行ってもらったそうである。救急車で何度も世話になってる顔なじみのS病院で+5針。 T千穂に顔を出すと血痕がついたままネットを被ってまだいる。不味そうな果物の如し。さすがにウーロン茶しか飲ませてはもらえない。 体力があるわけでなく、アルコールで神経がバカになっているだけなので、酒が醒めてきて腰まで痛くなってきた、とこたつの角で頭を23針縫ったときの血痕が残った部屋に帰っていった。前回救急車に乗ったのはついこの間である。おかげで救急隊員や警官など顔なじみが増えているそうである。
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