有楽町から京橋に移転したラボにプリント2点受け取りに行く。白髪のベテランみたいな顔をした人物が手袋をしてプリントを袋に納めようとするが、要領悪くペナペナさせるから大丈夫か?と思う間もなく厚紙をプリント面に入れようとするから「てめえ素人か!裏面に入れろ」と思った。注意すると「あ、すいません」。ここのラボとどういう関係の人物かは知らないし、白髪になるまで何をしていたか知らないが、移転したフィルムメ一カ一のラボに、ネクタイこそしていなかったがス一ツ着て対応するのだから通りすがりの人物ではないだろう。もうそろそろなのかこの業界? その足で新宿の世界堂へ。例によって苦手な額選び、マットの選択。方向音痴の私が道を聞かれた時と同様、知人から頼まれたよく判らない人、という演技プランで売り場のお姉さんに相談しながら決め、私がやればホコリが入るに決まっているから、画廊への発送までを依頼して帰る。 酒場にク一デタ一が起きて行き場を失った連中が洲崎に集まりブチブチいいながら飲む。平家の落ち武者もこんな感じで飲んだに違いない。
青木画廊サイト。小津安二郎像に写真2点出品だが、小津は出来ていないのでアラン・ポ一を。
開廊55周年記念「眼展2016Part1〜妄想キャバレー〜」銀座青木画廊
2016.11/05(土)~2016.11/18(金)アートスケープ 展評『深川の人形作家 石塚公昭の世界』
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