明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 




材木を見に新木場のもくもくに行く。そのうち松尾芭蕉が納まる芭蕉庵を作らなければならない。 金魚をくれるという人は鯉でも何でも水質管理と酸素の供給であっという間にデカくしたりする。新潟に鯉の池を借りている専門家だが、あくまで趣味に徹し、鯉では絶対商売をしないと決めている。準備が出来たら、早速貰いに行きたいが、3匹の金魚で寒山と拾得に豊干というのはどうだろう。金魚に名前を付けてはいけない、というのは金魚の飼い方に書いてあるが、金魚に限らず、ペットに死なれること考えると判る気もする。夏目漱石は結局飼い猫に名前を着けなかったらしい。話しは違うが昔、スーパーで魚の切り身のパックに”お魚“と書いてあるのを見た。これなどは本名を知らない方が良い、というパターンであろう。熱帯魚のナマズに近い魚にプレコというのがいる。これを水槽に入れておくとガラス面を綺麗にしてくれ、丈夫で金魚との混泳も可能なようである。これに縞模様のタイガープレコというのがいて、豊干が乗る虎に見立てるのはどうか?中国の断崖を模したレイアウトも悪くないかも。個展までの二年間、風にそよぐ洗濯物を眺めているならば、こちらの方が良いような気がするのだが。
 


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