明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

2日  


一休和尚着彩終わる。とりあえずSNSの年賀状用で、合成処理などせず、そのままただ撮影するつもりなので終わった時点で日が陰ってきて止める。明日ベランダで撮影しようと思うが空が狭い。一休じゃあるまいし、人形とはいえ竹竿に骸骨付けて正月の街をウロウロしたくない。昔だって、街中で撮影した頃は、誰かに付き合ってもらうことが多かった。横の人物のためにこんなことをさせられている、という顔をして撮影した。 臨済義玄の顔の仕上げ、久しぶりに見ると直す所が多い。私が変わったせいもあろうが、いつ見たって同じように見えるまでは続けなければならない。忘れていた義玄に関する文章が出てきた。そうだった。中国では、もともと穏やかな義玄像が描き継がれてきたが、ある絵師に激しい表情の義玄像を注文し、それが広まり、日本に伝わり、曽我蛇足もそれを摸写したらしい。ネットで検索する程度では情報は得られない。いずれにしても責任は曽我蛇足に。



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