明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



『虎渓三笑図』『寒山拾得』『四睡図』『達磨大師』『慧可断臂図』『臨済義玄』『初烏』(一休宗純)『一休和尚睡臥図』『鉄拐仙人』『蝦蟇仙人』『琴高仙人』希望としては、ここまで持って行きたいところである。中には3人登場する作品もあるし、四睡図に至っては人間3人に虎が一匹である。それでも出来れば寒山拾を増やしたい。そのためには今回は、仙人の全面カットも考えなくてはならないかもしれない。龍虎図などと呑気なことをいっていたのは誰だ? 虎渓三笑図などは虎渓の風景が欠かせないし『慧可断臂図』も積雪に洞穴など不可欠である。しかし逆に、陰影の無い世界では無背景も可能である。例えば竹竿にシャレコウベ、横目でこちらを見ている一休禅師、曽我蛇足作の立体化、臨済義玄は無背景の予定である。いずれにしても、こんなに被写体の数が多いことは初めてなので、こうしてチェックをし、虎渓三笑の教訓を忘れてはならない。


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