明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



一昨日のブログに、新春にあたり、熟考の末の個展用ラインナップを書いた。スケジュール的に厳しければ仙人3人は今回は見送りもやむなし、といっていたはずが、本日何を作っているかというとまさかの『布袋様』である。こういうところは自分を全く信用しておらず、タイトルも”予定は未定”としていたが、それにしたって舌の根も乾かぬうち、とはこのことである。 引き出しの中に丸い笑顔の首があった。鯉に乗り水中から現れる琴高仙人を見守る弟子の一人のつもりだったが、琴高仙人だけにしたので、出番はなくなっていたのだが、久しぶりに目が合ったとたん。 布袋の正体は様々な説があり定かではないが、やはり風狂の徒といえるだろう。いつも抱えている頭陀袋に関して、ちょっとしたアイデアが湧いたのも背中を押した。もう一つ。40年の間、無表情な男ばかりで、笑顔の人物はジャズ、ブルースシリーズ時代に5人ほど作ったろうか。それがこの一年ですでに4人作っている。布袋を含めれば5人となる。



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