明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



完成した頭部がすでにある人物?のうち9人は、それぞれ一カット分の身体が仕上げを残し出来ている。残りは琴高仙人と仙人である。しかし一休宗純を手掛けてみて、そもそも寒山拾得に惹かれた理由はその”風狂”味だ、と改めて判った。それに早く気が付いていたなら、仙人など作らなかったろう。しかし時間をかけて蝦蟇仙人用の三本脚のガマガエルまで作ってしまった。古来より描かれ続けたモチーフだし、寒山と拾得の策がないことにかこつけ場繋ぎで作ったというのが正直なところだろう。今までとは様々勝手が違う。ペース配分が良く判らない。 残り2人の仙人を後回しにして、他の作品の仕上げをするか、寒山と拾得の頭部に再び取り掛かるか。絶対に絶対にしてはならないのは、布袋尊のように、その日の午前中まで考えもしなかった物を作り始めることである。

※豊干禅師、おおよそ出来たが、画像量の問題か只今ブログにアップ出来ない。



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