やってみて判ったことだが『寒山拾得展』は古くからの友人らさえ後ずさりさせた大ジャンプで、想定より飛距離が出過ぎたとしか言いようがない。改めて自分の出自、性質を思い返すこととなったし、5年ほど取り掛かって来た私の大リーグボール3号たる、陰影を無くす手法も手の内となり、人生上の最突端となる出来事であったのは間違いがない。しかし、想定を超えた飛距離に対して、どう対処して良いのかが判らず。酒を飲んでもお茶を飲んでるようで、こんな酒量の少ない正月は初めてである。今まで〝考えるな感じろ”で来たが、肩凝りの原因でしかなかった頭も、少しは悩ます必要があるのかもしれない。まぁこの種類の起きたことがない事は、起きないよりはマシではあるだろう。