明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


寒山拾得などの動釈画、禅画の歴史のあるモチーフを、寒山拾得に関心を持って以来、私の中に浮かんだ程度のイメージを作る、ということならば可能だろう。やるやらないはともかく、ブログで書いた記憶がある物、書かなくても頭にあった物を思い出してみる。 寒山拾得の日常図?以外では、江戸時代の英一蝶は、太鼓持ちでもあっただけに、なかなかユーモラスな作品を残している。滝行をする不動明王、背中の火焔を傍に下ろしている。炎が消えては困る、ということだろう。『慧可断臂図』で振り返る達磨大師を制作したが、あまりにも定番過ぎるが達磨大師だけを正面を向かせても見たい。登り龍を2メートルのプリントで、というのも良い。龍虎図も考えないではないがネコ科はどうも気が進まない。子供の頃の怪獣映画の立看板を思い出す。十六羅漢とは言わないが羅漢像も制作してみたい。浄土宗の寺用に法然像も予定している。とりあえずは寒山拾得の日常からだろう。



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